↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/37

✒ 家族設定


タフィ

「 ふぅん?

  影大精霊のアストン,氷大精霊のディアス,精霊皇(こう)のシェスが、血の繋がった兄弟(きょうだい)って設定で──、エルフ族のリンゼ(エリナンティゼ)がアストン(影大精霊)の奥さんって設定で──、セキチェ(御主人様)がディアス(氷大精霊)の奥さんか。

  超皇神(さま)様がセキチェ(御主人様)に召喚された “ テムモン ” のキノコンを演じている── 」


潟庄智惠

「 はい。

  そんな感じです 」


タフィ

「 家族で冒険者パーティを組んでるって事だね。

  ──で、ボク(精霊神)とシェス(精霊皇)のパーティ登録をする為に、今から《 冒険者ギルド 》へ向かうと── 」


潟庄智惠

「 はい。

  そんな感じです 」


タフィ

「 《 冒険者ギルド 》へ向かう前(まえ)にボクの設定を決めたい訳か。

  お父さんは却(きゃっ)下(か)させてもらいたいな。

  子持ちの親なんて演じたくないからね!

  3兄弟(きょうだい)じゃなくて、4兄弟(きょうだい)で良(い)いんじゃないかな?

  そうだな……異(い)母(ぼ)兄弟(きょうだい)にしようか。

  ボクは亜(あ)人(じん)類(るい)の人(じん)獣(じゅう)族(ぞく)──白(はっ)狐(こ)族(ぞく)なんて、どうかな? 」


潟庄智惠

「 はっこぞく?? 」


ディアス

「 稀(き)少(しょう)で珍しい白(しろ)い狐(きつね)の種族だ 」


アストン

「 獣(じゅう)族(ぞく)の白(はっ)狐(こ)族(ぞく)は絶滅寸(すん)前(ぜん)なんだ。

  毛皮を目当てに人(じん)族(ぞく)に乱獲されたからな 」


潟庄智惠

「 乱獲…………。

  あの、それだとタフィさん(精霊神)の身が危なくなるんじゃないですか? 」


タフィ

「 ははは、確(たし)かにね!

  でもアストン(影大精霊)とディアス(氷大精霊)はSランク冒険者なんだよね。

  そんなパーティメンバーを襲うような無謀なオタコさんが居(い)るかな? 」


潟庄智惠

「 確(たし)かに…… 」


シェス

「 僕は大人の姿でパーティ登録をするんだ!

  年齢は18歳,Aランク冒険者って事にする! 」


タフィ

「 ふぅん?

  じゃあボクはSランク冒険者にしようかな。

  次男(アストン)と三男(ディアス)がSランク冒険者なのに、長男のBR(冒険者ランク)が低いと示しが付かないからね!

  そんな訳で冒険者証の偽造、宜しく 」


キノコン

「 任せるエリ。

  リンゼ(エリナンティゼ)の冒険者証も偽造エリ★ 」


潟庄智惠

「 えっ!?

  そ…そうなの? 」


キノコン

「 はいですエリ。

  リンゼ(エリナンティゼ)はBランク冒険者ですエリ 」


潟庄智惠

「 そうなんだね 」


キノコン

「 そろそろ《 冒険者ギルド 》へ向いますエリ 」


潟庄智惠

「 うん 」


タフィ

「 まさか歩いて行く気じゃないよね?

  何(なん)なら転移魔法を使うけど 」


潟庄智惠

「 タフィさん(精霊神)は転移魔法が使えるんですか? 」


タフィ

「 あれ、シェス(精霊皇)も転移魔法を使える筈だけど? 」


シェス

「 子供の姿では使える魔法が制限されるんだ。

  だから、今の僕には使えないのさ 」


タフィ

「 魔法が制限されるなんて不自由だね。

  ボクが眷属になって良(よ)かったね 」


──*──*──*── ギルド街


 タフィさん(精霊神)が転移魔法を使ってくれたお(・)蔭(・)で( 冒険者ギルド )の近くに在る人(ひと)気(け)の無い路(ろ)地(し)に一瞬で到着した。


──*──*──*── 冒険者ギルド


──*──*──*── 受付カウンター


 [ 受付カウンター ]で18歳のシェス君(精霊皇)とタフィさん(精霊神)のパーティ登録を申し込んだ。


 受付(スタッフ)さんから「 パーティの名前は決めないのですか? 」と聞かれた。


 私(あたし)が悩んでいるとキノコンが「 〔 タフィシフォン 〕にしてくださいエリ 」って受付(スタッフ)さんに進言したもんだから、パーティの名前は〔 タフィシフォン 〕に決定した。


 “ タフィシフォン ” って、タフィさん(精霊神)の名前だけど、パーティ名(めい)に使っちゃって良(い)いのかな??


潟庄智惠

「 あの…明日(あした)から《 ダンジョン 》の攻略に参加したいんですけど……出来ますか? 」


受付

「 《 ダンジョン 》ですね。

  冒険者パーティ〔 タフィシフォン 〕はパーティメンバーが6名(めい)ですし、Cランクからの条件も満たしていますから大丈夫ですよ。

  《 ダンジョン 》の許可証を発行させて頂きますね。

  許可証は《 ダンジョン 》の前(まえ)に在る《 ファルカナ商会 》に提出してください 」


潟庄智惠

「 分かりました 」


 《 ダンジョン 》に入(はい)る為に必要な許可証を発行してもらえた。


 用事が済んだから《 冒険者ギルド 》を出(で)る。


 人(ひと)気(け)の無い路地に入(はい)るとタフィさん(精霊神)が転移魔法を使ってくれた。


──*──*──*── 施設街


──*──*──*── 宿泊施設


 [ 宿泊施設 ]の前(まえ)で、キノコンと私(あたし)は、一(いっ)旦(たん)皆(みんな)と別れる事になった。


 皆(みんな)は《 いけずき亭(食堂兼酒場) 》に戻って、朝までコースを楽しむみたい。


 明日(あした)はキノコンと一緒に《 いけずき亭(食堂兼酒場) 》へ向かって、皆(みんな)と合流する事になった。


ディアス

「 また明(あ)日(す)、会おう 」


潟庄智惠

「 うん(////)

  おやすみなさい 」


ディアス

「 夜更かしせずに確(しっか)り休むんだぞ 」


 ディアス(氷大精霊)さんは私(あたし)の額(ひたい)(オデコ)に軽い口(くち)付(づ)けをしてくれる。


 リンゼ(エリナンティゼ)さんに夫婦仲が良(い)い事を見せ付ける為とは言え、慣れないなぁ……。


 チラッとリンゼ(エリナンティゼ)さんの方(ほう)に視線を向けたら、めちゃくちゃ恐(こわ)い視線でディアス(氷大精霊)さんを睨み付けている。


 今にも目からビームが出(で)て来(き)そうな目(め)力(ぢから)をしている。


 ディアス(氷大精霊)さん、大丈夫かな??


 リンゼ(エリナンティゼ)さんからグサッと刺されたりしないよね!?


 大(だい)精霊だし、強いし、大丈夫……だよね??


キノコン

「( リンゼ(エリナンティゼ)の奴、めちゃんこ物騒な目で御主人様(マスター)を睨んでるエリ。

   御主人様(マスター)は鈍(にぶ)いのか全然気(き)付(づ)いてねぇエリ。

   御主人様(マスター)に危害を加えたらず八つ裂(ざ)きにするエリ )」


シェス

「( ………………おぃおぃおぃおぃ、リンゼ(エリナンティゼ)がセキチェ(御主人様)に熱烈な視線を向けてるんだけどぉ?!

   リンゼ(エリナンティゼ)はセキチェ(御主人様)に特別な感情を抱(いだ)いてるってのか?

   エルフ族って先祖代(だい)々(だい)貞(てい)操(そう)概(がい)念(ねん)が崩壊してるから、性には奔放な種族なんだ。

   気に入(い)った相手なら同性だろうと御構い無しなヤバい種族だ。

   セキチェ(御主人様)は狩人(リンゼ)に目を付けられた獲物だ!

   セキチェ(御主人様)の操(みさお)が危ないぞ!!

   リンゼ(エリナンティゼ)をセキチェ(御主人様)に近(ちか)付(づ)けたら危険だぁぁぁぁぁぁ!! )」


アストン

「( あはははは(////)

   リンゼ(エリナンティゼ)の奴、殺(さっ)気(き)立(だ)っちゃってるよ。

   何(なん)でそ(・)ん(・)な(・)に(・)ディアス(氷大精霊)が良(い)いかねぇ?

   ブッふふふ──。

   流(さす)石(が)のディアス(氷大精霊)もセキチェ(御主人様)に向けられる悪(あく)意(い)と殺(さつ)意(い)には気(き)付(つ)けないみたいだな~~。

   いやぁ~~毎日、退屈しないねぇ♥️ )」


タフィ

「( あぁ……リンゼ(エリナンティゼ)は同性愛者なのか。

   エルフ族って性に対して奔放だな種族だったっけ。

   ボクもし(・)つ(・)こ(・)く(・)つきまとわれた時(とき)が有ったっけ。

   ディアス(氷大精霊)は気(き)付(づ)いてないっぽいかもね。

   異(あ)兄(に)として親切に教え──なくても良(い)いかな?

   面(おも)白(しろ)そうだし★

   セキチェ(御主人様)はリンゼ(エリナンティゼ)に寝取られちゃうのかな?? )」


ディアス

「 セキチェ(御主人様)…どうした? 」


潟庄智惠

「 あ…えと──な…名(な)残(ごり)惜(お)しいな…って思っちゃって?(////)」


ディアス

「 そうか…(////)

  俺もだ 」


キノコン

「 らぶらぶで火傷(やけど)しちゃいますエリ~~ 」


潟庄智惠

「 キノコンったら(////)」


 ………………リンゼ(エリナンティゼ)さんの事、キノコンに相談した方(ほう)が良(い)いのかな?


アストン

「 おぉ~~い、何(い)時(つ)までイチャイチャしてるんだよ、ディアス(氷大精霊)!

  置いてくぞぉ~~ 」


シェス

「 さっさと僕のセキチェ(御主人様)から離れるのだ! 」


ディアス

「 何(なん)だと、シェス(精霊皇)!

  斬られたいのか 」


シェス

「 剣を抜くなぁ!! 」


アストン

「 シェス(精霊皇)は余計な一言を言わないと気が済まないのか?

  死にはしないんだ、1回くらい斬られといたらどうだ? 」


シェス

「 御免被(こうむ)るに決まってるだろ! 」


タフィ

「 君(きみ)達、賑(にぎ)やかだね 」


潟庄智惠

「 皆(みんな)、また明日(あした)ね!

  おやすみ 」


 私(あたし)が手を振っている間(あいだ)に、皆(みんな)の姿が消えた。


キノコン

「 御主人様(マスター)、《 宿泊施設 》へ入(はい)りましょうエリ 」


潟庄智惠

「 うん、そうだね 」


 私(あたし)はキノコンと一緒に《 宿泊施設 》へ入(はい)った。


 [ 宿泊室 ]に向かう前(まえ)に[ フロント ]でユタス(テイマー),クェナロ(テムモン)の事を聞いてみたけど、3ヵ月前(まえ)から戻って来(き)てないみたい。


 受付(スタッフ)さんの話(はなし)では、《 ダンジョン 》に入(はい)ると半年経(た)って戻って来(く)る冒険者は珍しい事じゃなくて普通の事みたい。


 心配のし過ぎなのかな?


キノコン

「 大丈夫ですエリ。

  ユタス(テイマー)もクェナロ(テムモン)もLV(レベル)の高い冒険者ですエリ。

  仮に《 ダンジョン 》で遭難してもテムモンが居(い)れば大丈夫ですエリ 」


潟庄智惠

「 そういうもんなの? 」


キノコン

「 余(よ)程(ほど)のイレギュラーが発生しない限り、ユタス(テイマー)は生(い)き延(の)びれると思いますエリ 」


潟庄智惠

「 だったら良(い)いんだけどな…… 」


 受付(スタッフ)さんに御礼と「 おやすみなさい 」を伝えたら、キノコンと一緒に[ 宿泊室 ]に向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。