⭕️ 続・新しい家族
──*──*──*── キャンプ地
潟庄智惠
「 ──そんな訳で、キノコンが精霊皇を召喚してね、私が名前を付けて眷属契約をしたの。
シェス君はね、アストン義兄ちゃんとディアスの実弟って事にするみたいだよ 」
キノコン
「 クラスはシェスの方が上でも、家族では新座者エリ。
実弟として接するエリ 」
アストン
「 マジかよぉぉぉぉ!!
精霊皇を召喚したのかよ!
然も、実弟として接しろだ?
無理にも程が有るだろ! 」
ディアス
「 精霊皇は≪ ヂェロニング大陸 ≫に1体しか居ないだろう。
良く召喚、出来たな 」
キノコン
「 相応の対価は支払ったエリ 」
アストン
「 対価に何を使ったのか知りたくねぇ~~~~ 」
ディアス
「( ≪ 町 ≫が1つ、犠牲になったかも知れないな── )」
潟庄智惠
「 私は義弟が出来て嬉しいよ 」
キノコン
「 シェス、出て来るエリ!
家族に挨拶するエリ 」
[ テント ]からシェスが出て来た。
シェス
「 フン!
精霊皇の僕が味方になってやるんだ。
感謝して敬え! 」
アストン
「 ……………………。
えぇ~~~~ガキじゃんかよ。
拍子抜けしたぁ 」
ディアス
「 それでも格上の精霊皇だ。
敬意を払い、頭を撫ででやろう 」
シェス
「 お前ぇ~~!
セキチェと夫婦なんだってな!
僕と代われぇ! 」
ディアス
「 ほう?
斬り捨てられたいようだな 」
シェス
「 剣を抜くなぁ!! 」
潟庄智惠
「 ディアス、剣を収めてほしいの。
シェス君、ディアスに『 ごめんなさい 』して── 」
シェス
「 な゛…何で精霊皇の僕が格下の大精霊に『 ごめんなさい 』しないといけないんだ! 」
潟庄智惠
「 シェス君……ディアスに謝って!
{ ディアスは怒ると恐いの。
穏便に事を済ます為にはね、謝った方が良いんだよ }」
シェス
「 ……………………ぐぅぅぅ…………。
ご…ごめんなさい……なのだっ!!
ゆ…許してほしいのだ!! 」
潟庄智惠
「{ シェス君、もう一息だよ! }」
シェス
「 デ…ディアス実兄たん!! 」
アストン
「 お…お兄たん──。
精霊皇が “ お兄たん ” って言った!? 」
ディアス
「 ……………………。
次は無いと思え 」
おぉっ、ディアスさんが剣を鞘に収めてくれた!
良かったぁ~~(////)
潟庄智惠
「 シェス君、ちゃんと『 ごめんなさい 』が出来て偉いね 」
シェス
「 セキチェ義姉たん。
僕、頑張れたよ。
撫で撫でしてぇ~~ 」
アストン
「 お…お姉たん!?
“ お兄たん ” の次は “ お姉たん ” かよ。
精霊皇としての威厳とプライドを捨てやがった── 」
キノコン
「 それで良いエリ 」
ディアス
「 馴れ馴れしいぞ 」
ディアスさんはシェス君の襟首を掴むと私から引き離した。
シェス
「 僕は精霊皇だぞ!
子犬を掴むような持ち方するなぁ!! 」
ディアス
「 俺の妻に擦り寄るからだ。
精霊皇なら立場を弁えろ 」
シェス
「 お前達は大精霊になって何千年だ!
僕は2000年で精霊王にクラスチェンジした出世頭だぞ!! 」
アストン
「 2000年でクラスチェンジだって!?
そりゃスゲェな~~。
スピード出世だな!
俺は大精霊歴9000年ちょいだ 」
ディアス
「 俺は7000年だ。
後数百年経てば8000年になる 」
アストン
「 おぉ~~。
80歳か~~ 」
潟庄智惠
「 えと……8000年なのに80歳??
8000歳じゃないの?? 」
シェス
「 精霊は100年で1歳を迎えるんだ。
1000年で10歳になるんだぞ。
コイツ等は90代と70代なんだ。
大精霊で満足して遊び倒してる怠け者だぞ!
精霊王になってから30代で精霊皇にクラスチェンジしたから優秀なんだ! 」
潟庄智惠
「 そ…そうなんだ…… 」
アストン
「 大精霊を10万年も謳歌してる強者が居るんだから、俺達なんて未々ヒヨッコなんだ 」
潟庄智惠
「 精霊って長生きなんだ…… 」
キノコン
「 打ち解けれたようで安心したエリ。
早速、素材採取を始めるエリ 」
シェス
「 素材採取だと?
それに僕を参加させるのか? 」
キノコン
「 当然エリ。
おめぇは1人で、この依頼書に書かれてる素材を回収するエリ。
おめぇなら朝飯前エリ 」
シェス
「 はぁ?
僕1人で10枚だと!?
鬼畜過ぎるだろ! 」
キノコン
「 ドロップアイテムの回収は分身体に任せるエリ。
おめぇは、ひたすら怪物を倒すエリ。
とっとと行って来いエリ 」
シェス
「 僕に対して扱いが雑過ぎる! 」
潟庄智惠
「 シェス君、大変だろうけど頑張って。
お願いね 」
シェス
「 …………しょうがないな(////)
セキチェ義姉たんの為に集めてやるよ(////)」
潟庄智惠
「 有り難う、シェス君 」
シェス君は分身体を連れて《 キャンプ地 》から出て行った。
キノコン
「 アストンはリンゼと組んで、この依頼書に書いてある素材を集めて来るエリ。
ドロップアイテムの回収は分身体に任せるエリ 」
アストン
「 俺達にも容赦しなくなって来たな。
任せてくれ。
リンゼ、行くぞ 」
エリナンティゼ
「 はい… 」
潟庄智惠
「 行ってらっしゃい、アストン義兄ちゃん,リンゼ義姉ちゃん 」
アストンさん,リンゼさんも分身体を連れて《 キャンプ地 》を出て行った。
キノコン
「 御主人様、ボク達も行きますエリ 」
潟庄智惠
「 うん 」
ディアス
「 俺達は昨日の続きだな 」
キノコン
「 その通りエリ。
今回はボクも戦闘に参加するエリ 」
潟庄智惠
「 魔法でサポートしてくれるの? 」
キノコン
「 仕込み鉄扇でブッ叩きますエリ★ 」
潟庄智惠
「 仕込み鉄扇?
何が仕込まれてるの?
針とか? 」
キノコン
「 ボクの胞子ですエリ 」
潟庄智惠
「 胞子?
へぇ……鉄扇に仕込めるんだ? 」
ディアス
「 普通に胞子をバラ撒いた方が早いだろう。
ワンパンで倒せるのに態々武器を使う意味が分からんな 」
キノコン
「 今日のボクは鉄扇を使いたい気分エリ。
それだけの事エリ 」
潟庄智惠
「 そうなんだ?
気分って大事だもんね。
キノコンが参加してくれるなら心強いよ 」
キノコン
「 御主人様の安全はボクが衛るエリ★
ドロップアイテムの回収は分身体に任せるエリ 」
そんな訳で、ディアスさん,キノコン,私も分身体と一緒に《 キャンプ地 》を出た。
◎ 訂正しました。
リンゼ行くぞ 」―→ リンゼ、行くぞ 」




