みこさい番外編 別大陸渡航の巻 (中編)
*みこさい番外編別大陸渡航の巻 中編となります。
*テトレグリアの家でわちゃわちゃしてます♪
*ノクティスも配信活動手伝います笑
*テトレグリアが暴れてます笑笑
*お楽しみください♪
*みこさい番外編別大陸渡航の巻 中編となります。
*テトとレグリア暴れまくります⭐︎
*別大陸の全貌がだんだん明らかとなってきます♪
*オース、ミコ、カイで軍事国家軍中隊長を訪ねに行く途中です。
*一応ノクティスは、3人に同行してます笑笑
*それでは、どうぞお楽しみください。
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ーー
別大陸亜熱帯エリア内。
どこまでも鬱蒼と木々が生い茂り、さまざまな鳥の声が響き渡る。
数多くの野生生物が、自由に暮らすエリアである。
ミコ、カイ、オース、ノクティスは、テトとレグリアに連れられて2人の家へと招かれた。
レグリアとテトの家は、巨大な木を改築したツリーハウスとなっていた。
中はおしゃれで、木の自然感を残したまま、生活環境を整えていた。
1階のリビングは片付いていて、しっかりと整頓されていた。
壁から出ている木の枝や、天井の蔦などがおしゃれ感と、面白みを同時に出していて、見ていて飽きない造りだった。
1階は共有リビング、キッチンなどがあり、2階はそれぞれの部屋が、2人の私室となっている。
3階はテトのゲーム配信のための専用部屋となっていた。
そして、さらに上階には空き部屋がたくさんあるようだ。
ツリーハウス裏手には、広い飛行場を2人が完備していて、先ほど破損した〝イーグル号〟が止まっていた。
割と損傷は酷いのかもしれない。
レグリア「…直せる?テト」
レグリアは不安げにテトを見た。
テトは爆笑しながら言った。
右耳の黒の羽飾りのピアスが揺れた。
テト「安心しろよ、俺に直せない飛行機はない!!!」
一同「テト頼もしい!!!!」
テト「…飛行機はな、直してやらないと。かわいそうだからな。家族みたいなもんだし。」
そう言いながら、テトは壊れた飛行機を窓から眺めた。
レグリア「…!」
テト「まぁ、安心しろよ。俺が必ず直す。…なぜかドア丸ごと破壊されてるのが気になるけど。」
テトの言葉を聞いて、レグリアは考えながら答えた。
レグリア「落下衝撃かな?…でも、ミコたちに怪我なくて良かったな、ノクティスのおかげだよ!!」
それを聞いて、ノクティスはそっと目を閉じた。(破壊した事黙秘w)
ミコ&カイ&オース
「「(あっ…誤魔化した!!)」」
テトが、リビングのソファに腰掛けた一同に、お盆でお茶を運んできた。
テト「粗茶ですが…。ダージリンです、ノクティス様。」
ノクティスは、テトにカップを目の前に置かれ、静かに頷いた。
ノクティス「…。」
ノクティスは、ソファに足を組み座り、カップを持ち、目を閉じて口を付けた。
ミコ、オース、カイはツリーハウスが珍しすぎてきょろきょろ見ていた。
窓には、白のカーテンがあり、窓辺には綺麗な赤い花が飾られていた。
今朝、テトがその辺から摘んできたようだ。
レグリアは、パイナップル柄のエプロン姿で、チェック柄のオーブン用ミトンをはめている。
オーブンからほかほかのパウンドケーキを取り出した。
レグリア「焼けたぞー♪」
笑顔でお皿に盛り付け運んできた。
ミコ&オース&カイ「「大丈夫なやつ!?それ!?!?」」
即座にノクティスは反応した。
ノクティス「ほぅ?」
フォークを構え、小皿で配られたケーキをひとかけ口に入れた。
ノクティス「…。」
ノクティスの表情は変わらない。
レグリア「味見したら平気だったけどなぁ〜。」
レグリアは、腕組みしエプロン姿で笑った。
テトは、レグリアの両肩を掴んで揺さぶった。
テト「レグリアあぁっ!?!?!?おま…なにして…!?!?」
もはや、テトは涙目で半狂乱になっていた。
テト「下手かましたら…消されんだぞ!?ノクティス隊長の怖さを知らねーのか!?馬鹿野郎がっっっ!!!!」
レグリアはぶんぶん高速で肩を揺さぶられている。
レグリア「ほ、ほわわわわ…??」
レグリアは、テトを見て首を傾げていた。
オースが、そんな2人を他所にもぐもぐ食べていた。
ノクティスも普通にもぐもぐ食べている。
オース「生地にすりおろしたにんじんと小松菜とか入ってて美味しい!!」
カイ「優しい味わいです。美味しいですよ、レグリア副隊長。」
ミコは、パウンドケーキ片手に、別大陸のガイドマップを見ていた。
ミコ「ここって…〝亜熱帯エリア〟内部なのね。」
レグリアは、オーブンからミトンを付けて、追加のパウンドケーキを取出し、皿に盛り付けた。
それからニコニコしながら、机に運びながら言った。
レグリア「そう。家賃そこまでかからないし。」
テト「ほぼジャングルだから、猛獣出るし、安全性ゼロだからな。家賃あるけど、他はオール無料だよ。電気とかは自家発電してるし、水道は地下水汲み上げてる。」
ノクティスが、スッと空のお皿を出した。
ノクティス「…おかわり頼む。」
テト「良かった!レグリアのパウンドケーキが…ノクティス様のお口に合ったぞ!!」
オース「美味しいね、焼き立てのやつ、こっちはりんごのケーキだ♡」
レグリア「へへっ、売れなくなった商品の野菜と果物を使ってまーす⭐︎食べれるんだけど、傷ついちゃって。先方から『もういらない』って言われちゃった…。激おこだった…orz」
見ると、キッチンには野菜や果物の段ボールの山が、大量に重なっている。
テトは、レグリアに飛びつき、両頬をぐいぐい摘んだ。
テト「もうガチで赤字じゃねえかああぁああっ!!!どうすんだよ、これ!!野菜しか食えねーぞ、しばらく!!!」
テトは、自撮り棒付き未来カメラを回し始めた。
テト「緊急で動画回してまーす…視聴者のみんな〜、いつもありがとうね!!見てコレ〜…野菜と果物の山やばくね!?うち八百屋開けるんだがwww」
《ウケるww》
《小松菜多すぎて草》
《トマト食べたくなってきた…》
《即パウンドケーキに転用はレグリア賢すぎww》
《そんなことより、さっきのあの美麗な人を映して欲しい。》
《神聖イケメンはよ!》
テトのちゃんねるへのコメントが止まない。
テト「やばい…まず飛行機修理代すらないぞこれじゃ…。」
《恐竜パーカーのイケメンお兄さん映してくれたら〝投げ銭します〟》
テトは、そのコメントを見て決意した。
テト「ノクティス様!ご協力お願いしますううぅうう!!!!!船の修理費ないんです…。」
そう言いながら、ノクティスの前に土下座した。
ノクティス「?」
ノクティスは、ソファに座り首を傾げた。
紫の瞳が淡く光り、テトを見据えていた。
その光景を見て、ミコ&カイ&オースは空気を読んだ。
ミコ「ノクティスさん!お願い、帰りの飛行機のためなの!!」
カイ「私からもお願いします!!」
オース「よ、よろしくお願いします!!」
テトが、スケッチブックをノクティスに手渡した。
テト「これ持って頂いて、そのまま座ってるだけでいいです
!!!」
そしてノクティスは、無表情でスケッチブックを膝の上で持った。
白銀の耳までの髪が揺れ、紫の瞳がテトのカメラをじっと見据えた。
服装はルームウェアの恐竜パーカー、短パンのままだった。
しかしながら、ソファに腰掛けてカメラを見る姿は、まるで美しい絵画の一枚のようである。
そして、ノクティスが手にしてるスケッチブックには…
ーー〝同情するなら金をくれ〟
と、記載がある。(ww)
その瞬間、テトちゃんねるは爆発的に視聴者数が上がり、閲覧数過去最多、コメント&投げ銭の嵐となっていた。
テト「す、すごすごすご…!!!ありがとうございます…!!!!」
レグリア「さすがノクティスだな〜。」
レグリアは、隅で腕組みしながら笑顔で見守っていた。
ぐんぐんと資料率は伸び続け、投げ銭がバンバンとされていく…。
ミコ「さすが新メンバーね。」
オース「…強いよね、ノクティス隊長。」
カイは、ソーサー片手に紅茶を飲みながら言った。
カイ「〝顔面国宝〟ですからね。古代、平和主義国家でも…崇められてましたよ。…国の一部宗教化してましたよね。」
それを聞いて、レグリアは爆笑した。
レグリア「それな!ほぼ宗教化してた!!!」
ノクティスは、静かにカメラを見続けている。
片手でティーカップを持ち、目を閉じて紅茶を嗜みながら、余裕の表情をしていた。
左手に持つスケッチブックの、〝同情するなら金をくれ〟の文字がでかでか掲げられている。
テトは、未来カメラを回しながら驚愕した。
テト「飛行機修理代どころか…今月の家賃払っても余裕に生活できるくらい投げ銭貰えたぜ!!さ、さすがノクティス様…!!!」
カイも確認した。
カイ「金額すごいですね…でも…〝赤い死神〟さんと…〝氷結の騎士〟さんが、投げ銭の金額が桁違いますが…?ていうかこれ…」
オースは、りんごのパウンドケーキを食べながら笑顔で言った。
オース「それ、クロノス隊長とアルヴィス隊長だね♪」
ミコも覗いてみた。
ミコ「ちょっ…金額やば!!!コメントもある!!〝ノクティス何してる〟〝真面目に別大陸案内しろ〟だって。」
ミコに言われて、ノクティスは小さく息を吐き、少し肩をすくめた。
ノクティス「俺は、働いてる。」
ノクティスは、目を閉じて紅茶を飲んだ。
テト「視聴者のみんな、ありがとうね〜!!さっそく飛行機修理のパーツ買いに行くよ!!またよろしく〜⭐︎」
テトは配信を切った。
テト「さてと、修理パーツ買いに街に行かなきゃだな。」
レグリア「中隊長探してるんだよ。〝軍事国家〟と〝平和主義国家〟の。」
テトは、紅茶を飲みながら咽せた。
テト「んぐっ!?」
ノクティスはテトを見た。
ノクティス「まず〝軍事国家中隊長〟の居場所を知りたい。」
テト「え、ええ…?し、知ってるけど。」
ミコ「展開早い、サクサク進むわ!!」
カイ「ちょっとペース速めて行かないとですね。もうお昼過ぎですし…。」
カイは、りんごのパウンドケーキをもぐもぐしながら言った。
オース「で…〝軍事国家中隊長〟さんは…どこに居るの?」
オースは、紅茶の入ったカップを両手で持ち首を傾げた。
レグリア「あー、そういえば、前に何回か会った。」
一同「「!?!?!?!?!?」」
レグリア「でもさ、本人は見てないんだよな。」
一同「「は!?!?!?!?!?」」
ミコは混乱した。
ミコ「会ったのに会ってないってどういうこと!?」
オース「だいぶ意味が分からない。」
カイ「説明不足過ぎます!」
ノクティス「…。」
ノクティスは、腕組みし天井を見た。
普段のアルヴィスの心労が、ダイレクトに理解出来たノクティスだった…。
テト「おいおいおい、レグリアのせいで、ノクティス様がお疲れモードじゃないか!ちゃんと分かりやすく説明しろっ!!!」
テトが、レグリアの両頬をつまんで、ぐいぐい引っ張った。
レグリアは、涙目で説明し始めた。
レグリア「いだだだだだっ!!!説明するからっ!ちょっと…待って待って…!!!」
レグリアは、両頬を抑えながら、涙目で説明した。
レグリア「だって熊だもん。」
一同「「はあ!?!?!?!?」」
レグリアは続けた。
レグリア「…でっかくて…熊の着ぐるみ着て森の中歩いてたから。場所なら分かるよ。…森林エリアの森の奥深くで…1人でお店やってるって言ってた。」
ミコ「え、お店?」
オース「つまり、リアル森の熊さんなんだね♪」
カイ「…ホラーなんですけど。実際そんなの出てきたら…。」
レグリア「古代で会ったけど…どんな奴だったっけな〜…忘れちゃった⭐︎」
ノクティスは、静かに紅茶カップを置いた。
ノクティス「…ミコ、どうする?」
ミコはガッツポーズした。
ミコ「行くよ!!!行くしかないっしょ!!!」
ミコの言葉に、レグリアは笑顔でうなずいた。
レグリア「おっけー、全力で案内するぜ⭐︎」
テトは投げ銭を確認し、自身のカードへとお金を移した。
テト「よし!飛行機の修理パーツ買える!!前よりアップグレード出来るかもな。」
テト「先に街に行ってもいいか?今日徹夜で修理するからさ。」
レグリア「俺も手伝う!!」
テトは笑顔で、全力で首を振った。
テト「いらんいらんいらん!!壊されるから!絶対手出すな!!!頼むよ!!」
レグリア「おっけー!!!」
一同「(さすがテトはレグリアの扱い手慣れてる…)」
カイは考えながら言った。
カイ「街中心部までは、かなり距離がありますが…。」
テト「大丈夫だよ。」
唐突に、レグリアが荒い運転で、巨大な軍用ジープを運転してきた。
オープンタイプだが、屋根も展開可能の近未来式仕様となっている。
キキイイイイイイッ!!!!!
ツリーハウスの前に、地面を抉りドリフトしながら止まった。
いつの間にか、レグリアは着替えていて、半袖の派手なオレンジアロハシャツ、緑の短パン、サンダルである。
そして黒サングラスをしていた。
レグリア「俺たち、車も持ってるから⭐︎」
テトは、荒すぎる運転を見て慌てた。
テト「あのさ!?まだ車ローン支払い終わってないからな!?!?」
一同へと、レグリアは敬礼した。
レグリア「安全運転しまーす⭐︎」
ノクティスは、すでに後部座席に座っていた。
着替えており、水色のアロハシャツ、青の短パン、紫のビーサンスタイルである。
扉を開け、黒のサングラスを上にあげながら、ミコ達に言った。
ノクティス「…乗れ。」
ミコ&カイ&オース&テト
「「色々いつの間に!?!?!?」」
ノクティスに促され、一同は車に乗り込んだ。
テトはシートベルトしながら助手席に乗った。
上下スラックス、足元はサンダルスタイルのままである。
黒サングラスをした。
テト「行けるか、レグリア?」
レグリア「余裕だぜ!!出発しまーす♪」
レグリアはアクセルを踏み、ジャングルの中を爆走し始めた。
一同はジャングルを見ながら、車に揺られていく。
ミコは、屋根なし軍用車両から、周りを見た。
辺りには、様々な図鑑で見た動物が生息していた。
ミコ「すご…〝ワーニー〟とか、〝サーイー〟もいる!!あとで写真撮影しようかな!!」
カイは、メガネを直しながら言った。
カイ「ミコさん、発音すこしおかしいですね。」
ミコ「あー、未来都市訛りでめんご!!」
オース「うさぎいるかな!?!?」
テト「ここらにはいないなー、その、軍事国家中隊長がいるとかいう、〝森林エリア〟にたくさんいるんじゃないか??」
オースは目をキラキラ輝かせた。
オース「楽しみだな、本物見たことない〜♪」
ふとオースは、レグリアが車を運転する後ろ姿を見た。
テトが、助手席でわーわー喚きながらも、レグリアをアシストしている。
ーー何処か、遠い過去でも同じ光景を見た気がする…。
ノクティスは、そんなオースの光景を隣でじっと見ていた。
黒サングラス越しに、紫の瞳がゆらりと揺れ煌めいた。
ーー
ーー
一同は、別大陸市場エリアに出た。さまざまな屋台やら店が密集している買い物エリアである。
大勢の人や観光客で賑わっていた。
レグリアが荒い運転で駐車スペースになんとか停めた。
テトが車を降りた。
テト「パーツ屋に注文行ってくる。すぐ戻るから〜」
テトは、路地裏の航空機専門パーツショップへと行った。
レグリア「ちょっと配達の仕事の確認に運送屋顔出すから待っててくれ〜!」
レグリアは、別大陸配送店へと入って行った。
ノクティス「…!」
軍用車両から見て、ノクティスは屋台のマンゴーかき氷をロックオンした。
ノクティス「…かき氷買ってくる。」
ひょいっと車から音もなく飛び降りて歩いていく。
カイは、端末でこれから行く森林エリアについて調べていた。
カイ「みんないなくなりましたね。」
ふと、カイは端末から顔を上げて気づいた。
ーーミコとオースもいない。
カイ「は!?え、ちょ…ミコさん!?オース!?」
カイは車に手をかけ、さっと車を飛び降りた。
狭い路地裏へと走り、2人を追いかけていった。
数分後、ノクティスは、マンゴーかき氷を人数分買って戻って来た。
ーー誰もいない。
ノクティス「…いないな。」
ふとノクティスは、ミコとカイ、オースが行ったであろう路地裏に目を向けた。
ノクティス「…。」
ノクティスは表情変わらず首を傾げた。
紫の目の光がゆらゆら揺れながら、路地裏方面をじっと見つめていた。
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*長文読んでいただきありがとうございました。
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