みこさい番外編 別大陸渡航の巻 (前編)
*みこさい番外編 別大陸渡航の巻です☆
*別大陸へ出張のミコ&カイ&オース。
レグリアの飛行機が飛行途中でトラブルに!?
*まさかのあの意外な人物が同行!?!?
*今回新キャラ登場します!
古代中立国、レグリアの親友です♪
どうぞお楽しみください♪
*ギャグ多めです笑笑
*みこさい番外編 別大陸渡航の巻です♪
*レグリアに連れられ別大陸へ出張の、ミコ&カイ&オースの3人。
*なんだか最初から不安…果たしてどうなるのか!?
*今回、新キャラ登場します☆
では、お楽しみください♪
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夜明けの未来都市は、まだ静まりつつある。
風が穏やかに吹き、朝焼けの空が未来都市全体に広がっていく。
ーー早朝6時。未来都市ターミナル エリアB区画 飛行場入り口前ーー
ミコ、カイ、オースは眠さと闘いながら、未来ターミナルに来ていた。
未来ターミナルでは、すでに沢山の未来型飛行機が行き交っていて、多くの人で賑わいをみせている。
ミコ「眠い…でも、別大陸楽しみ!!」
と、ミコは目を輝かせている。
ミコ、オース、カイは、肌色日除けハット、肌色のジャケット、中は半袖Tシャツ、肌色ズボン、茶色ブーツという、〝未来探索スーツ〟(歴史課愛用)をお揃いで着用している。
未来探検スーツは、気温に合わせて温かさが自動調節出来て、ズボンは状況に合わせて短パンにも変化できる優れものである。
カイは、眠い目をこすりながら、
カイ「別大陸に出張とは…。ミコさん、昨日朝方まで荷造りしていましたね…。」
ミコ「レディーは、荷物多いんだもん!!」
と、背中の水色の可愛い未来リュックを指差した。
最新技術により、圧縮装置が入っているので、見た目より容量がはるかに入るのと、軽量化されており重さはあまり感じない仕様になっている。(ミコは色々たくさん入れてますw)
オースは、右目は眼帯を付けているのでわからないのだが、左目が完全に閉じられており、うとうとしていた。
オース「んー…。ふぁ〜…。頑張って起きないとだよね…。」
と言いながら、立って居眠りしている。
カイが、横からオースの背中を優しくさすった。
カイ「オース。みんなの分、おにぎり作ってきましたからね。飛行機で食べましょうね。」
と、カイが、自身の黄色い狐耳付きの、未来リュックを指差す。
オース「カイのおにぎり!!やった。起きる!!」
と、オースはしゃきっと目覚めた。
それからオースは、
オース「僕も、お菓子持って来たよ。あとで配るから♪」
と、自身のウサ耳付きの、ピンクのリュックを指差した。(w)
ミコは、別大陸のガイドブックを、未来端末で一生懸命読んでいる。
3人が立っていると、後ろの飛行場から声がした。
ーー
ーー
3人が振り返ると、そこにはレグリアが笑顔で立っていた。
レグリアは、パイロットの格好をし、仁王立ちでポーズを決めている。
ゴーグルがついた使い込まれた丸いパイロットキャップ、フライトスーツ風のズボン、カーキ色のジャケットを羽織っている。
足元には、ピカピカの黒ブーツが光っている。
首には赤のスカーフを巻き、腰のポーチには操縦用の革手袋が見えている。
レグリア「おっはよー!朝はいいよな♪絶好の飛行日和だぜ!!」
と、レグリアは、3人にガッツポーズする。
ミコ&オース&カイ「「おはようございます!?!?」」
3人の頭の中には、この時同じ考えが浮かんでいた。
ミコ&オース&カイ「「(えっ!?!?レグリアが運転するの!?もしかして!?!?)」」
レグリアは、3人の気持ちを知らずに、無邪気に笑って言った。
レグリア「パイロットのレグリアでーす⭐︎安全に別大陸に連れてくぜ!!」
と、3人に親指を立てウインクし、グッドポーズを決める。(w)
オースは、ミコの肩にぽんと手を優しく置く。
オース「…もし空に投げ出されても、ミコは僕が守るから大丈夫だよ。」
と、オースは、ミコに笑顔で言った。
ミコ「その時は、マジよろしく頼むわ!!」
カイ「よ、よろしくお願いします…レグリア副隊長。あと、これおにぎりです。運転しながらどうぞ。」
と、カイは、おにぎりの巾着と水筒のお茶を、レグリアに手渡した。
レグリア「お!気が利くな〜、カイさんきゅ!!運転中食べるよ♪」
レグリアは、笑顔で受け取りうなずいた。
レグリア「飛行機はこっちだぜ!!朝の整備も済んだからさ♪」
と、3人を案内した。
レグリアの飛行機は、未来都市に似つかわしくない、クラシックな小型飛行機だった。
小型飛行機は、流線型のコンパクトな機体をしていた。
外観は、光沢のある淡いクリーム色で、尾翼には鷹の紋章がある。
赤のプロペラは、静かに周囲の空気を揺らす。
操縦席は、透明キャノピーで覆われ、レグリア専用にアナログ感を残した計器類が並んでいる。
レグリア「飛行機って言ったらコレだよなぁ〜♪」
レグリアは、敢えてレトロなクラシック飛行機を運転することを好んでいる。
後部キャビンは、未来移送機仕様に改造され、未来技術により、広めで荷物も無理なく搭載できる。
キャビンには、丸い小窓もいくつか付いていて、中から景色を眺めることも可能である。
レグリア「さあさあ!〝イーグル号〟へようこそ!!」
と、機体後ろのキャビンの扉を開けた。
中には、、、トマト、とうもろこし、じゃがいもなどの大きな野菜のダンボールがごろごろしていた。
レグリア「実は、昨日配達注文入ってさ。別大陸に荷物も移送したいからさ!椅子がわりにしてくれ♪」
と、3人に笑って言った。
ミコ「へええ。でも中広い。」
未来技術により、飛行機内部のスペースは、ミコとカイ、オースが乗ってもまだ乗れるほど余裕がたっぷりある。
カイ「本当ですね。見た目よりずっと広い。」
オース「僕は、ミコの隣に座るよ!!」
と、オースはミコの隣を取る。(守らなきゃ感w)
カイは、オースの向かいに座り真横の丸型の小窓から外を眺めた。
カイ「…無事に着けますように。」
と、カイは目を閉じ手を合わせ、祈り始めた。(w)
レグリアは、丸ゴーグルを装着してから操縦席へと座り、座席に腰を下ろす。
機体の計器を、ひとつずつ確認後に、操縦桿に手を置く。
レグリア「よし、離陸準備完了…!!」
それから、操縦桿の隣にあるレバーをゆっくり前に押すと、イーグル号の低い推進音が響き、滑走路を滑るように前進し始めた。
ミコ「う、動いた…!!」
と、ミコは何故か立ち上がろうとする。
オース&カイ「「ミコ立たないで!!!!」」
ミコは、慌ててトマトのダンボールに腰を下ろした。
機体は静かに浮き上がり、未来ターミナルを背にし、ゆっくりと空に舞い上がった。
ミコ&オース&カイ「「わ!飛んだーーー!?!?」」
3人は、フワッとした浮遊感に包まれた。
だが、最新未来技術のキャビン内は、揺れはあまり無い。
一同を乗せた小型飛行機は、空へと舞い上がり、ターミナルや未来都市はぐんぐん小さくなって行く。
ミコ「」えっ!す、すごーい!!私、飛行機初めてなんだけど…!!」
と、ミコは緊張しながらも楽しんでいる。
オース「すごいね。僕も空飛ぶのは初めてかなー??」
カイ「初フライトで間違い無いですよ、、オース。私たち、古代で陸路中心でしたから。」
と、カイが片眼鏡を掛け直す。
レグリアから、機内アナウンスが入る。
レグリア「えー、こちら機長のレグリアでーす⭐︎〝イーグル号〟へようこそ〜!快適な空の旅になるようにしてくから、よろしくな!
…えっとー、多分、今から3、4時間くらいでつけるとは思う!なんかあったら、壁の無線で連絡頼む!!」
と、レグリアがアナウンス越しに言った。
カイの横に、レトロ式受話器があり、取ればレグリアにすぐ繋がるようになっている。
カイ「今6時過ぎなので…10時くらいには別大陸に到着出来ているのでしょうかね…。」
ミコ「まあ、風向きとかに左右されそうだし。ゆっくり安全に行けたらいいよね。」
オース「うん。…なんかさ、隅に大きな段ボールない?」
3人が見ると、3人が座る隅に、巨大な段ボールがある。…細長い。
なんだか、人が1人入れそうな大きさである。
ーー表面には、〝こまつな〟と記載されている。
オース「こまつな沢山入ってるんだね♪」
カイ「いや…段ボールの形状が明らかおかしいです。」
ミコは、未来端末で別大陸の情報を、いろいろ検索したり、事前に調べた情報を整理していた。
ミコ「あんまし、未来都市には、〝動物〟っていないんだけど。たくさん野生動物いるらしいし。たのしみだな〜⭐︎」
オース「うさぎもいるかな??」
カイ「はい。…別大陸には、たくさん野生動物もいます。自然豊かな大陸なので…。」
ミコは、顔をあげてカイを見た。
ミコ「ん?カイは別大陸行ったことあるの??」
と、ミコは聞いた。
カイは、一瞬言葉に詰まった顔をした。
カイ「ま、まあ…。」
と、目線を逸らしている。
ミコとオースは、たいして気にせず、未来端末を見て別大陸の遺跡、ご当地グルメ、観光、動物の写真をみて楽しんでいた。
カイ「もう…観光じゃないですよ、、〝中隊長〟を見つけないとならないんですから。」
ミコ「だって、もう1人は見つかってるんでしょ??レグリアさんと一緒に暮らしている、古代〝中立国の中隊長〟って…。」
オース「僕…覚えてなくて…。どんな人なんだろうね!!」
カイは、頭を抱え始めた。
カイ「いや、あのその…あんまし関わんなくていい感じなタイプですよ、、ほんと…。」
と、カイは額に手を当て目を閉じた。
未来技術により、3人が乗る機体は揺れずに別大陸へと順調に飛行していた。
3人は、とりあえずカイが作ったおにぎりを食べたり、窓の外に広がる雲海を眺めたり、未来端末で別大陸について、知識を深めたりと楽しんでした。
別大陸の領空に近づいた際に、レグリアから再びアナウンスが入る。
レグリア「みんなよく聞いてくれ!前方に…〝暴れ雲〟が出た。しっかり掴まっててくれ!揺れるかも!!!」
見ると、雷を纏った真っ黒な雲が辺りにたくさん浮かんでいる。
ミコ「えっ…なになに!?」
カイが、古代端末で分析する。
カイ「…通称〝暴れ雲〟ですね。…雷と爆発的な突風が入り混じった雷雲です。。機体はおそらく多少揺れますが、設計上、イーグル号は突風に耐えられますので。…雷も避雷構造で安全に飛行可能なはずです。」
と、カイは2人に言った。
だが直後、機体が激しく揺れ始めた。
がたんがたんと機体が激しく振動し、野菜が床にコロコロ転がる。
ミコ「ちょっ…ものすごい揺れてる!!」
オース「み、ミコ!僕に掴まってて!!」
と、オースはミコを抱きしめている。
カイ「いや、私の計算上…そして理論上は絶対落ちないはずです…。」
と、カイは高速で古代端末で計算し始める。
だが、次の瞬間、イーグル号に雷鳴がピシャーンと直撃した。
イーグル号は、だんだん高度が下がって降下し始める…。
カイは即座に受話器を取り、レグリアに連絡した。
カイ「レグリア副隊長!?高度下がってますが…!!」
無線越しのレグリアは、…なんとケラケラ笑っていた。
レグリア「…あっはっは!!そろそろ別大陸だから降下するんだが、、ちょっと今の雷で機体一部損傷してさー?まあ、俺の飛行技術でカバーして安全に着地してみせるから!!」
3人は、顔を見合わせ青ざめた。
ミコ「…きゃ、きゃー!!浮遊感やばい!!!」
と、ミコは、ほぼ空中遊泳になっている機内でパニックになった。
オース「み、ミコ大丈夫!!僕が守るから!!」
と、オースはミコを守るように抱きしめた。
カイは、浮かびながら古代端末で計算をしている。
カイ「えっと…生存確率は…今の所40%くらいですかね。」
ミコ&オース「「残り60パーセントはなに!?」」
カイ「まあ、…突発的な空中分解、または機内大爆発による…原因と結果です。」
ミコ「ちょ、、い、いやー!!!!だ、だれか助けてー!!!」
と、ミコは落下する飛行機の中心で叫んだ。
すると、いきなり隅の〝こまつな〟の箱が、バーン!とひとりでに開いた。
3人「「うぎゃーーーー!?!?」」
3人が浮遊する機内で、抱き合いながら見たのは、、、
ーーーノクティスだった。
眠そうに目を擦りながら、上はもこもこの怪獣パジャマを着て、下は短パンに素足である。
ーーー完全なる就寝明けパジャマスタイルだったw
紫の美しい瞳が光り、ゆらゆら揺れている
ノクティス「…浮遊感が気持ち悪い。…状況把握。」
と、3人を見て静かに言った。
ノクティスは、窓から外を確認し、眼下へ広がる森を見た。
ノクティス「…よし。飛び降りるぞ。」
と、3人を見ながら言った。
ミコ「へえ!?飛行機から!?むりむりむり…」
カイ「…落下衝撃が避けられません。ミコさんもいるし…。」
いつの間にか、無線受話器が外れていて、愉快そうなレグリアの大声が響いてくる。
レグリア「…ひゃっほーー!やっぱコレだよこれ!!あー、、いい風を感じるわー!!!」
と、本人は楽しみまくっている。(ww)
ノクティスは、ミコとオースとカイを、影を操り引き寄せる。
ノクティスの操る黒い影が、しっかり3人を掴んだ。
ノクティス「合図したら目を閉じていろ。」
と、ノクティスは3人に淡々と言う。
ノクティスは、空間から右目に眼帯装着した。
黒い機械的眼帯の中心に、淡い紫のライトが点滅している。
だいぶ、真下に森が狭まって来た。
ノクティス「…行くぞ。」
ノクティスが、飛行機のドアを拳で破壊した。
そして、3人を影で抱えて宙にジャンプする。
ーーピョンッ!
地面まで、高さはかなりある。
3人「「ああああああああああ!!!!!」」
と、イーグル号から影に掴まれ、飛びながら大絶叫した。
ノクティス「…〝シャドウリンク〟展開。」
ノクティスが言うや否や、森全体から影が集まり、3人は救助マットのような巨大な影に下から支えられた。
おかげで落下せずに、ゆっくり森の中にふわりと降り立った。
イーグル号の落下音なのか、ズガーン!とすこし離れた先で轟音が鳴り響いた。
ミコ、オース、カイは森の中に降り立ち、放心状態だった。
ノクティスは、いつの間にか紫のビーチサンダルを履いている。
ノクティス「…とんだ目覚めだな。」
と、木々の中で腕組みする。
右眼眼帯が空間へと、溶けるように瞬時に消えた。
ノクティスは、恐竜パーカー、短パン、ビーサンというスタイルでも、神聖容姿がカバーして完璧に着こなしていた。
違和感はなしである。
ミコ「ノクティスさん!?ほんとなぜ…飛行機に乗ってたの…?おかげ様で助かりましたが…。」
オースとカイも、だいぶ困惑している。
オース「ありがとうございました、ノクティス隊長…。」
と、オースもぺこりと頭を下げる
カイ「いや…ノクティス隊長いなかったらやばかったので。ありがたいですが。」
ノクティス「…分からん。ポケットに入ってたメモならある。」
と、ノクティスがメモを見せる。
差出人は、クロノスからだった。
ーーー
別大陸で3人をよろしく頼む。
クロノス
ーーー
ノクティス「…。」
と、ノクティスはメモを眺めている。
あたり一面、鳥やら、何かわからない獣の鳴き声が響いている。
森というより、ジャングルみたいだ。
4人が立ち尽くしていると、上から4人の中心に人影が音もなく降り立った。
ミコ&カイ&オース「「でたあああああ!!!」」
薄い緑の髪を一つに結え、水色の目をした、上下スラックス、つっかけサンダルを履いた青年だった。
目には、ゴーグルを装着している。
手には……棒付きの未来カメラを持っている。
未来カメラを持つ青年「…ってわけでー。またそうそう!例のルームシェアしてる奴が、ウチの裏庭にまた不時着してさーww
ホロチューブ(ホログラム動画配信)で緊急で動画回してまーす!wwえ?後ろにだれかいる…??…ん?レグリアじゃないな?誰だ?お前たち。〝イーグル号〟が見えたと思ったんだが。ちょっと、インタビューしてみた方がいいかな!?ww」
と、青年は辺りを見回し、ノクティスを見た。
ノクティスは、身じろぎ一つせず、青年と未来カメラを腕組みし、じーっと見ている。
未来カメラを持つ青年「ん?…え?…は!?ちょっ……もしかして、、、」
急に青年はあたふたと慌て出した。
ノクティスを写したライブ配信中のコメント欄が大荒れとなる。
《え!?今の人かっこよすぎ!》《は!?美麗すぎる!!》
《格好はともかく誰!?投げ銭します!》
《推します》《どこの誰!?詳細はよwwww》
《イケメンすぎる!!!!》《チャンネル登録しました♡》
と、コメントの嵐が収まらない。(w)
未来カメラを持つ青年「ちょ、、タンマ!一回落ちまーす…。」
青年は、青ざめて未来カメラの配信を切った。
ゴーグルを頭の上に押し上げる。綺麗で整った顔が青ざめていた。
未来カメラを持つ青年「え…あの、、もしかして平和主義国家、〝セレステラ〟のノクティス大隊長ですか…??」
と、恐々聞いた。
ノクティス「…そうだが。」
ノクティスは、オースから貰った、ウサギ型の棒付き飴を食べている。
青年は、未来カメラを地面に投げ捨て土下座した…。
未来カメラを持つ青年「た、大変失礼いたしました…。ど、どうか消さないでください、本当にすいません、、わ、悪気ないんです……。」
ノクティスは、無言で見下ろしている。
カイ「あの…テト中隊長。お久しぶりです。」
カイの声を聞き、テトは顔を上げた。
テト「え…は?…あれ?…か、カイ!?いつからいたんだよ!!…マジ久しぶりすぎなんだけど!?」
カイ「いましたよ…最初から。」
テトはカイに抱きついた。
テト「カイーーー!!!まじかよおおお!!テンションあげあげだわーー!!あ!緊急で動画回してまーす⭐︎昔の〝部下…違う、友達〟に会いました!!すごくね!?やばい!!!」
と、カイに肩組みしながら、テトはホログラム動画配信をする。
その時、森の奥から全身が煤汚れだらけで、ぼろぼろのレグリアがやって来た。
レグリア「…ちょっと墜落しちゃったぜ⭐︎てへ!…配達荷物が若干焦げちゃった!!」
と、茶目っ気を出し、舌を出して笑っている。(w)
ミコ&カイ&オース「「「〝てへ〟じゃなー
い!!」」」
テト「視聴者のみんな、見てる〜!?やばいよな!wwまた墜落してやんの!!!飛行機修理代いくら飛ぶかなー…マジウケるww今月生活費終わったわww」
と、テトは配信しながら爆笑している。
ノクティスは飴を舐めながら、眺めていたが手を止める。
ノクティス「…騒がしいな。」
と、静かにぽつりと言った。
テトは再び配信をブチ切り、カメラを投げ捨て、ノクティスへと跪く。
テト「す、す、すいませんんんん…!ノクティス隊長…、、お許しを…。」
テトは震えている。
ノクティスは、表情を変えずに静かにテトを見下ろしていた。
表情は変わらずに、紫の瞳が淡い光を伴い揺れている。
テト「レグリア!なんで…ノクティス隊長までいるんだよ!!!」
それからテトは、オースとミコを見て首を傾げる。
テト「んん?人間の女の子とー…あと、え?もしかして〝オース〟…か!?」
テトはオースに抱きついた。
テト「…オース!…もう会えないかと思ってたぜ!マジ久しぶりだなぁ〜、オースー!!」
と、テトは嬉しそうにオースに笑いかけた。
オース「えと…。」
オースはテトのことを覚えていない。
だが、深い記憶の底で、…とても懐かしい気がした。
カイ「オース、テト中隊長です。…レグリア副隊長と、いつも組んでいた弓兵部隊の…。」
と、カイはオースへと補足した。
テトは、薄緑の一つに結んだ髪を揺らし、
テト「じゃあ、、まずはお茶でも…。俺とレグリアの拠点がすぐそこなんで…。足元気をつけて下さい、ノクティス隊長。どうぞ。」
ノクティス「…ああ。」
と、ノクティスはもこもこ怪獣パジャマ、サンダル姿で後ろに続く。
レグリア「ミコ、カイ、オース!帰りはさ、事故んないように頑張るから!!リベンジフライトだぜ⭐︎」
と、レグリアは、煤だらけのぼろぼろの姿で、笑顔で親指を立てウインクする。
ミコ&カイ&オース「「「どうか安全運転お願いします!!!!」」」
レグリア「は、はわわ…りょ、了解だぜ…。」
と、レグリアは3人の勢いに押されしょぼんとした。
一同は森の中を歩き、レグリア&テトの拠点(家)に向かうのだった。
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ーー
ーーー物語は未来都市から別大陸へと舞台が動いた。
ーーー過去と未来が交錯しながら新たな出会いを通じて次第に過去の片鱗が姿を表し始める…。
ーーーオースは期待とともに一抹の不安を感じていた。ーーそれは言葉では言い表せない遠い記憶の中からの無意識の〝反響〟だった…。
ーーー物語は再びゆっくりと動き始める。
ーー
ーー
*長文読んでいただきありがとうございました。
諸事情で更新ペースが落ちてしまいすいません…。
ゆっくり続きを書いていますので、
今後とも応援よろしくお願い致します♪




