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教会のシスターですが何か?  作者: おきゆむ
第四章 勇者殺しの犯人されたシスターですが何か?
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シスターアンネの日記

◯月△日 晴れ


タオカモイは今日も何事もなく、とても穏やかな一日でした。


強いて言うなら、アイルとモーメットが喧嘩して、互いに顔にアザができたくらいです。


まあ、子供同士の喧嘩なので、すぐに仲直りして事は収まりました。


ほんと、男の子はやんちゃなので困ります。


それから、エイムのお爺さんからたくさんの林檎を頂いたので、教会の皆さんと昼食のあとに美味しく頂きました。


林檎を食べながら、エメさんが林檎を好きだとおしゃっていたことを思い出したので、頂いた残りの林檎が傷む前にエメさんが帰ってくることを願うばかりです。


エメさんがタオカモイを出発してから、もう一カ月が経ちました。


帰ってくるという知らせは、まだありません。


エメさんは元気にしているでしょうか?


ちゃんとご飯は食べられているでしょうか?


怪我はしていないでしょうか?


考えただけで胸が張り裂けそうです。


エメさんと離れてから、私は四六時中エメさんの心配をしています。


仕事に集中しているつもりでも、心のどこかでエメさんのことを思い出してしまう。


きっと、こんな私をエメさんが見たら、いけないよアンネと窘められてしまうことでしょう。


エメさんも遠い場所で頑張っているのですから、私も頑張らないといけません。


とはいえ、一日も早くエメさんには戻ってきて欲しいのです。


あの日、偽物の勇者だったアイリーンさんから私を守って下さったエメさんは本当に格好良かった。


その日から私はエメさんのことを考えると胸がキュッと締め付けられるのです。


勿論、私は女性でエメさんも女性なのは理解しています。


ですが、そういう同性の垣根を越えて、私はエメさんに恋をしているのだと思うのです。


今はどんな素敵な殿方が目の前に現れても、ときめくことはないでしょう。


ああ、一日も早くエメさんに会いたい。


もう二度とこんな思いはしたくはありません。


ですので、次にエメさんがどこかへ行かれる時は、どんな手段を使ってもついて行くつもりです。


少々、話が逸脱しましたが、今日はもう寝ることにします。


せめて、夢でエメさんに会えたらと願っています。


どうか神様、明日もタオカモイが平和でありますように


そして、エメさんが一日も早く無事に帰ってきますように



アーメン

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