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両親との戦い(娘はやらんぞ~)

遅く、そして短い更新です。

『皆様、お待たせしました。これより、この扉の先に突入する訳ですが、これまでのダイジェスト版をどうぞ!』


(¬з¬)そんなん、ありまそん!


それにマイク持って小指立てるな!


『前回、主のツンデレが入りました』


いや、前回は氷柱に刺されてただけだろう?お前が。


グラシャが落ち込む。


扉の前で、1人と一体と一匹がかれこれ1時間ほど休憩している。


此処までの道のりでの傷を手当てしていた。(特にグラシャ )


そして、冒頭のスケルトンにいたる。


「それでは、突入前に行っておく事がある」


『バナナはおやつには入りません』


『なぜだ!?』


「………エルを中から連れ出せば、迷宮は消えるだろうと思う。なら、準備不足の中ここまで来た俺達がやるのは――」


『『殲滅戦』』


「なるべく戦いをさけて外まで逃げることだ」


何か文句あるか?恨めしげな視線しやがって!


『ツッコミの無い主なんて』


『辛くない激辛ラーメンと同じ』


そのうち、スケルトンはキムチに漬け込んでやろう。


扉を開けると中はすべてが取り払われた神殿の様相をしていた。


奥の祭壇上には、眠っているようなエル。それを守るように立っている一組の男女。エルの両親の姿があった。


その前に成体と成った炎狐と氷狼が数体こちらを睨んでいる。


『先生~質問です』


なんやねん。スケルトン。


『両親はそれぞれ氷狐と炎狼なのに部下がおかしいと思います』


………………。


『………………』


炎狐と氷狼が互いを見ながら首を傾げ、背中に手を回すと、


《ジジジジジジ……》


互いの毛皮を脱ぎ交換した。チャック付きかよ!



『条理、不条理かずあれど、時の流れ止めるかなわじ』


よーするに、《やっちまったんだからいいじゃん!》てサジ投げてんな作者ァァ!


毛皮を被りなおした狐と狼は臨戦態勢に突入しました。


スケルトンがトリマー御用達の蚤取りシャンプーを片手に構えを取る。そして、期待するようにこちらを見る。


「やるぞ!グラシャ」


『ガ~~~ン』


お前に食わせる《ツッコミ》はねえ!………はっ!危うくスケルトンにのせられる所だった。


『アルヅィー……』


一匹で対処しているグラシャが呆れた声を出した。


炎狼の体当たりをいなし、氷狐の尻尾が変化した鎌を毛で絡め取る。


『なめるな!』


氷狐を絡めたまま振り回し炎狼に叩きつける。


互いに消滅する事なくはじかれた。強くなったのでこの手は無理か。


スケルトンも参戦し剣で叩き切っていく。


互いに引かない攻防が続く中、俺はじれてきた。


氷狐が突っ込んできたのをかわして蹴りつける。―――前が開いた。


エルのもとに走り抜ける―――殺気が突っ込んでくる。


とっさの反応で剣で受け止めると、エルの父親が赤い刀身を持つ剣で切りかかってきていた。


当てられている刀身をずらした時に真上から殺気が落ちてくる。


刀身を滑らせながら前転して振り返ると死神の鎌に似た青い刃を地面に突き刺したエルの母親がいた。


2人ともあまり意識が無いようだか、的確な振り回しで俺をエルから遠ざける。


『2人から残された力の塊がエルの意識と合わさって迷宮になったみたいだな』


『どちらにしても、エルを起こさなければどうにもならんぞ。主』


スケルトンとグラシャがこちらに参戦してきた。殲滅したんだろう。


剣と盾を構えたスケルトンが前に出て、


『む、娘さんを僕にぐださい』


エルの両親の殺気がそちらに向く。


『主、行け!』


スケルトンのそばに駆け寄るグラシャ。頼む!


祭壇に横たわるエルにたどり着くと、


「エル!起きろ!」


体を抱えるようにして揺さぶる。


祭壇にたどり着いた俺に気がついた両親がこちらに来ようとするが、それをスケルトン達が止めている。


「起きろ!起きるんだ!親から残された命なのに迷宮こんな所で終わらせて良い訳ないだろ!」


俺は理不尽に殺され、転生した。今更ながら、抵抗も出来ず、生き足掻けなかったのが悔しい。エルが死んだらどうなるか分からないが、こんな事で死んで欲しくはない!


「起きろ!目を覚ませ!」


《ガクガクガクガク…………グキッ!》


……グキッ?


見るとエルの首が変な方向に曲がっている。


揺さぶり過ぎてやっちまった!?


『主!』


『泡吹いてる!急げ!』


両親が機能停止したのか、突っ立ったまま色が薄くなっている。


急げって言われても。首を戻して、泡を吹いてる口に回復薬を………飲まんぞ!どうすんだ~!


エルを見つめながらどうしたらいいかわからない俺。


『早ようせんか!(バシッ)』


《ブチュッ………ゴクリ》


あの~口元が柔らかい感触なんすけど、それと、エルが至近距離で目を見開いてますが?


スケルトンに叩かれてやっちまったんですね。ブチュッと。


そして俺達は何かに吹き飛ばされる感覚の後、意識を失った。



◆◆◆◆◆




気がつくと宿屋のベッドの上だった。


エルの部屋に入ったままの姿で。


入口付近でスケルトンとグラシャがエルの部屋に突撃する相談をしている。


…………夢?……か?


どこかボ~ッとした頭で呆けていると、扉が開いて誰かが入ってきた。


頬を赤く染めたエルだ。


「せっ、責任取って下さい……ね」


…………え?



(」゜□゜)」獣耳少女が俺の嫁!?

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