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泣いてる子を連れて(なぐさめ?それ旨いの?)

(」゜□゜)」短かっ!



迷宮を抜け、町に戻ってきた。


泣いているエルを手をつないで連れているので周りからの目線が痛い。


『私より視線を集めるなんて……』


ハンカチを噛むスケルトンは無視する。


ちなみにハンカチはキムチ味だ。


辛さでか分からないがスケルトンの涙が止まらない。


それも視線を集める要因になってるんだかな!


宿屋に入るとエルを座らせ落ち着くのを待つ。


今更だか、背が縮み獣耳を付けている。


前はスカートはかせれば、ロリコンが寄ってくるといったが、今は、ケモナーも寄ってくるだろう。


『キャラを狙い過ぎじゃないのか?』


獣耳がかぶってるからって、イラつかない。


スケルトンもつけない。


KMNケモナー48をけっせ――』


すーるーな!


エルは呆けた表情で一連の漫才を見ている。反応がうすい。


まだ、両親を失ったショックから立ち直れてないようだ。


『ここは、癒やしの代表である我に任せよ』


1番手、グラジャがまいります。


エルに近づくと尻尾を振り、足元にすり寄る。


本性を知ってるだけに引くわ~。


エルは抱えるようにして膝の上に乗せ、


《ブチッ、ブチッ、ブチッ、ブチッ……》


サ~~~(血の気が引く音)


『あ~る~じ(泣)』


毛をむしられたグラジャが泣きながら帰ってきた。


よしよし。よく頑張ったな。



全身くまなく抜かれています!大丈夫一晩立てば生えます。


2番手、スケルトン。


『エルちゃん。両親が亡くなってしまったのは悲しく思う。今はこの胸の中で泣きなさい!』


両手を広げ、受け入れOKのスケルトンに、


「冷波」


凍りつき、


「熱波」


で、溶け崩れた。


『イヤ~、死ぬとこだった』


スライム化してますよ!ドロドロの液状ですよ!



『3番手、主』


『逝ってこい』


スケルトン、首かっ切って親指を下にするジェスチャーは止めろ!


「……エル」


「ん?」


上目遣いで見てくる。目は真っ赤だ。


頭を撫でる。


「今日は、もう寝て明日話そうか」


「…………ん」


部屋を出て行く。


『ヘタレ~!』


スケルトン!ちょっと来いや!




◆◆◆◆◆




「ところで、彼女に行く当てがあるとおもうか?」


『……さあ?無いんとちゃう?』


壁に張り付けられているスケルトンが首を傾げる。


「だよな」


『この状況に慣れてきている我はなんなのだ?』


グラジャ、仲間じゃないか。


『お前の明日もこっちやで~』


『スケルトンのようにはならん!』


……十分なってると思うんだが?



そのまま、スケルトンとグラジャの取っ組み合いのケンカを見ながら眠った。




◆◆◆◆◆




『『ア~~ッサ~~!』』



「……朝っぱらから仲がいいなお前ら」


スケルトンが俺を起こすと、隣の部屋――エルが泊まっている――に連れて行く。


なんだ?


『主、聞いてくれ。朝一番でスケルトンが寝起きドッキリに行くとナイフを持って部屋に飛び込んだんだが………』


スケルトン!何してんの?ナイフは殺害目的か!


『内部が迷宮化している』



驚きの余り声が出ない。何でだ?スケルトン何かしたか?


『昨夜は流れ星に「ヒロイン殲滅」のお願いをしたくらいです』


それだ!!


『主。現実逃避を止めてどうにかしないといけないぞ』


ギルドに行って探索者をよぼう。


『主が探索者だろうが!』


スケルトン。宿のオヤジ呼んできて。


宿屋のオヤジは首にナイフを突きつけられて震えている。


え~と、スケルトンを正座させ説教をした後、宿屋のオヤジに自分達の部屋には近づかない事を約束させた。


青い顔して震えながら約束してくれました。


オヤジに何したんだ?



次は迷宮内!

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