皇帝の承認 その二
皇帝は笑みを浮かべ、遠くの試練場に横たわる戦車を指さした。
「ほう、これがお前の用意した失敗というわけか?」
秉核は言った。「これは、これは、その、単独でグループ分けされた私は、帝国にとってもはや単なる指導対象ではなく、懲罰の対象となっておりました。私は、この懲罰に直面し、私は、私は、誠に恐れ多いことで、いや、私は」(どもりながら)ここまで来て、秉核はもう何を言えばいいのか分からなくなっていた。
「ほう、では君は帝国の意図をよく推し量れるようだな。今の銃焰家はそう教えているのか?」
皇帝はこれを聞き、少し笑みを浮かべて言った。
秉核の吃音は消え、驚きのあまり口調が少し滑らかになった。「いいえ、銃焰家が担っているのは、帝国から与えられた重大な使命です。帝国の利益に関わることですから、少しの手抜かりも許されません。推し量る必要などなく、推し量れるものなどありません。帝国の指令を受けられることこそが、銃焰の栄誉の根本です」
「ただ、私は、今の、今の私はまだ資格がないと思いまして、それで……」
皇帝は、言葉のまとめ方が矛盾している秉核を見て、笑いながら言った。
「もし私が、今回の試練に合格しなかったと宣言したら、君はどう思う?」
秉核はこれを聞き、周りを見回して、とりわけ自分を前線に配属しようとしている六皇子に注意を向けた。そして素早く言う。「私は、この試練の結果が学業の過程で輝かしい一区切りとなることを望んでいます」秉核は心の中でぶつぶつとつぶやいた。「今回は一生懸命勉強したんだ、配属しないでくれ」
皇帝は心の底から笑い声を上げた。
笑い終わると、秉核を指差して言った。「帰ったらお前の父親に、もっとうまく話す方法を教えてもらえ。思芬の方がずっと弁が立つぞ」
そして傍らの軍の将校に向き直った。
「彼の言いたいことが分かったか?彼は軍隊に行きたくないんだ」
それから燦鴻を見つめて言った。
「それに、彼は誰かに狙われるのを恐れているようだ」
皇帝の判断を前に、側にいた者たちはこぞって頭を垂れた。
声もなく、それに賛同した。
ただ一人、スハ元帥だけが石像のように反対も認可も表明しない。
皇帝の言葉に、唐突な不協和音が生じていた。
皇帝はその石には触れず、
流れに乗った決定口調で、秉核に向かって言った。
「私は君が早く学業を終えることを望む。ここに宣言する。この試練において、第三試練組は合格とする」
側にいたスハ元帥は口元を引きつらせた。
この試練選抜に勝者が現れた。
皇帝陛下は、早くから帝都に人を留め置く口実を得ていたのだ。
何も理解していない秉核は、この結果を聞いた。
軽く安堵の息をつき、片膝をついて、陛下の英明な裁定に感謝した。
秉核は表情を緩めた。
周囲の人々が視線を交わしていることに、気づきはしなかった。
皇帝陛下は箱を取り出した。院長のエイボーーがそれを受け取り、秉核の前に差し出す。水晶の蓋を通して、秉核はブレスレットのようなものを見た。そのブレスレットには、明らかに法脈を誘導する効果があった。何なのかは分からないが、秉核は両手でその箱を受け取った。
エイボーーは微笑みながら言った。
「頑張ってください。陛下の期待を裏切らないように」
秉核は手を挙げた。
神聖で真剣な口調で、朗々と答えた。
「はい、帝国の栄光のために」
数分後。
秉核は逃げるように、この要塞を退出した。
もちろん、要塞を出てからは、秉核の足取りは軽かった。
秉核は今、試験に合格した結果を自分のグループに報告しようと考えていた。第三グループにとって、これは共有すべき良い知らせである。グループに戻ると、秉核は遠回しな言い方をせず、すぐに手にした試験評価表を掲げた。これを見た、秉核に付き従っていた二十数人の学生たちは歓声を上げた。
その歓声は非常に大きく、数百メートル離れた他の二つの訓練グループにも届いた。
彼らは、酸っぱいレモンを食べさせられたような、羨ましさで泡立つような気分だった。
試練の通過は、帝国の学生にとって間違いなく最も重要な結果である。
それは帝国学院の承認を得たことを意味する。
もし数年の間に一度も試練を通過する結果を得られなければ、帝国学院を卒業する証明は与えられない。
ほとんどの貴族の子弟は、たいてい最初の学年で通過してみせる。
一方、裕福な商人や小貴族の子弟は、往々にして二、三学年もがき苦しむことになる。
機械学院の普通の学生にとって、法脈の基準を満たすことと試験に合格することは、学生時代に直面しなければならない二つの大きな課題だった。そして今、秉核がそのうちの一つを取り除いた。
負担は半分になった。
皆は軽やかな足取りで車に乗り込み、飛行艇タワーへと向かう。




