封建的抵抗 その一
蒸気暦千年。科学交流が封建制度によって阻まれたこの世界では、技術は小さなコミュニティごとに独立して発展した。
世界の工業技術を掌握するのは機械制御者の一族だった。
それぞれの一族は、独自の特徴を持つ科学技術を有していた。
銃焰一族の特徴的な技術系統とは何か?もちろん、誘導ロケット弾に代表される遠隔操作の技術系統である。今回の遊学交流で、秉核は自らの狭いコミュニティを飛び出し、積極的に学び理解しようとした。銃焰秉核は、ルーツを忘れない良い子だったのだ。
機械工場で、秉核は弾体と弾殻を鋳造し、エンジン部品を作り、擬態触媒術を用いてロケットの化学燃料を調合した。
制御システムに至っては、粗削りながらジャイロスコープの仕組みさえ作り上げた。
秉核は再びミニマリズムを体現した。
ダイオードは作らず、シリコン半導体技術も用いず、電解積分計の技術を採用した。
原理は単純で、可逆電池構造を用いて電位を記録し、一定のデータ計算処理能力を備えていた。
(注)dfミサイルシリーズ初期の制御技術は、二十一世紀の人々にとっては非常に古く、多くの人が聞いたこともないブラックテクノロジーだった。
後に電子工業が発展し、チップや集積回路が生産できるようになると、当時のミサイル開発者たちはすぐにこのブラックテクノロジーを置き換えた。
機械制御者にとって、析金術でチップを製造するのは非常に面倒なことだった。
その面倒さたるや、冬休みの宿題を十部書き写す程度の手間だった。
機械技師はせいぜい自分の機械鳥にチップを一枚載せる程度だった。
その機械鳥一羽の価格は、数千銀貨にもなった。
そして、シンプルな技術は工数の無駄を省くことを意味する。
星が煌めく夜、瀾濤・城透が宴席で貴族たちと談じているとき、秉核は自作の二段式ロケットの試験を始めていた。
尾部から炎を噴き出すロケットが空へ舞い上がり、その弾道はおおむね安定していた。
無線機器の前に座った秉核は自身の領域を展開し、束状の領域で無線信号を発信した。
弾頭内部の制御システムと外部遠隔操作の二重の作用により、これらの弾頭はブラウン運動のような不規則な軌道を取らなかった。
(注)この種の大型ミサイルは、外部制御システムがあっても良好な内部制御が必須である。
さもなければ、外部からの制御など到底不可能だ。
秉核の領域は、大型電波信号塔と地上観測基地を兼ねたものだった。
魔訊術でも電磁波信号を発信できるが、ほとんどの職業者の魔訊術は数百メートルしか届かない。
WiFiや無線トランシーバーのように、数十メートル離れると信号がなくなるのだ。
無線制御によって、このミサイルは尾翼の動きで姿勢を整え、空に完璧な弧を描いた。
弧の高度は非常に高いが、水平距離はそれほど遠くない。
弾頭のガラス容器内にあるマグネシウム光システムは、発射の過程で定常的に燃焼した。宴会の出席者には意味不明に映ったこの閃光が、秉核の弾道データ記録における重要な根拠となった。
工場の屋根の上で、秉核は小さなノートに記録を取っていた。
その傍らでは領域の光線が屈折し、周囲六十キロメートル範囲の地図の輪郭が、横軸と縦軸を備え、水平に広げられた白紙の上に投影されていた。
秉核の周りの光学地図は平面で、その上には幾何学的な光の測量尺や、地図に対して垂直に浮かぶ高い放物線状の光の帯が浮かんでいた。
まるで二十二世紀の先進的な光投影技術を思わせる画風だった。
数分後、浮冰の比索が屋根に上がってきたとき、秉核は素早く手を払い、周りの投影を消し去った。
詰問するような態度の比索に、秉核は顔を上げて尋ねた。
「どうした?」
比索は秉核がふざけていると思っていたが、屋上に上がると、秉核の静かで真剣な顔を見て一瞬気が抜け、急いで登ってきた理由を忘れそうになった。
しかし数秒後、彼は深く息を吸い込んで尋ねた。
「今、何をしていたの?」
秉核はにっこり笑い、手帳を軽く振りながら「花火を見ていたよ」と答えた。秉核は、自分がどんな間違いを犯したのかまったく気づいていないようだった。
翌日。
工場の外に一隊の騎士が到着した。群騰・カルは馬から降りると、礼儀正しく訪問の名刺を差し出した。
彼に従う騎士たちは不要だと考え、そのまま入ってもよいと勧めた。
しかし、このオークリーの王選者は貴族としての礼節を完璧に示した。
やがて工場の大きな鉄の門がゆっくりと開き、薄い青い帆布の服をまとった秉核がカルを迎えた。
秉核は言った。「群騰世子、あなたのご訪問は意外であり、また嬉しい驚きです」
群騰・カルは秉核をじっくりと見つめ、非常に驚きながらも、少し探るような口調で尋ねた。
「あなたはオーカの機械制御者ですか?」
秉核は言った。「私は蘇塔殿下に従ってきた機械制御者です」
カルははっと気づいた。「ビックス人か、なるほど」そして笑いながら秉核を見て言った。
「以前から聞いていたが、そこの風土が人を育てるというのは、噂どおりだ」
秉核は笑って、それ以上訂正せずに尋ねた。
「あなたは私の工場を見学に来られたのですか?」
カルは笑いながら言った。
「はい、お願いします」
ここまで話すと、カルは秉核をじっくり見つめ、何かを確かめあぐねているようだった。
それから言葉を変えて言った。
「閣下、中を見せていただけませんか」
銃焰秉核は笑って頷いた。
「もちろんです」
その後、銃焰秉核はカルを招き入れ、カルに付き従っていた騎士たちも、互いに顔を見合わせながら後についていった。
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