異能
授業がはじまった。授業の担当は亜門先生ではなく、20代くらいの若い女性の先生だった。
「はーい、皆さんこれから授業を始めます。私は異能の授業担当の榊原です。よろしくお願いします。では、さっそく授業を始めていきます」
先生はすぐに授業を開始した。今日の授業の内容は異能の基礎、ランク、魔力の基礎であった。
「異能というものは、世界の約3割の人が所持をしている特殊な能力のことです。異能を所持しているものは異能統括機関『リベリオン』に登録され魔物倒すために組織の一員となることを学園卒業後ほとんどのものが選びます。異能のランクや魔力量、魔物の討伐記録により個人のランクが決定されます」
もう少し詳しく言うと、E~Aランクは異能のランクと魔力量でほとんどが決定するが、Sランク以上になると討伐した魔物のランクが重要視される。Sランクの魔物を一人で討伐できればSランクになれ、それ以上も同様である。そして、討伐した魔物のランクと量でお金が支払われる。
「異能は操れる規模、強度、能力の有用性によってランクが決まります。異能のランクはE~SSSランクまでありますが、現在SSランクまでしか確認されていません。皆さんがよく知っている例を出すと、六家の異能はすべてSランクとなっています」
異能がSSランクの人は確認されているだけで4人であり、全員がSSSランクの人達である。ちなみにSSSランクは7人いて、3人は能力が不明である。
「それでは、異能の特徴について神薙君、簡単でいいので説明してください」
「わかりました。まず、ほとんどの場合異能は遺伝します。しかし、特殊系統だけは、突発性であり同じものが二つ存在することはありません」
「ありがとうございました。その通りです」
なお、特殊系統の異能はとても珍しく、そのほとんどがSランク以上に指定されている。
「次に魔力についてですが..東雲さん、知っていることでいいので説明してください」
「はい、魔力は異能を発動させるために必要なものであり、魔力が多ければ発動した異能の威力も上がります。私が知っていることはこれくらいです」
「そうですね、一般的にはそれで正解です。しかし、あまり知られてはいませんが、魔力を直接操作し使うこともできます。それには、とてつもない魔力操作性が要求され長い修業が必要となります」
魔力を直接操作することにより、攻撃をすることも、身体能力を強化することも可能であり、とても汎用性があり便利な技術である。しかし、とても難しい技術でもあり、異能の修行をしたほうがはるかに効率がいいのでこの技術はあまり知られていないのだ。
「まあ、できるということを知っておくだけで構いません。異能の修行をしたほうが強くなれますよ。さらに、異能の威力を上げるのは魔力量だけでなく魔力の質にも左右されます。今日はこれで終わりです」
「「「「ありがとうございました」」」」
あっとゆうまに一時間目の授業が終わった。
「あ~、やっと終わった~。午前は二時間で終わりか、次は何だっけ刹那?」
「数学です」
「まじか..」
大我は次の授業が数学だと聞くとあからさまにがっかりした。
「大我、基礎授業もしっかりやらなければ将来痛い目を見ますよ」
「そうですよ小暮さん、何をやるにしても重要なことですよ。華凛も嫌な顔しないの」
「だって~」
美空と華凛も会話に加わってきた。
「おや、美空さんは勉強得意ですか?」
「それなりには、刹那さんは?」
「わたしもそれなりに得意です」
「では、今度一緒にお勉強しませんか?」
「ええ、いいですよ」
「うれしいです。約束ですよ」
大我と華凛のほうを向くとすごくげんなりしていた。
これは、見事に勉強の得意不得意が分かれたようですね
「二人も一緒に勉強しましょう。ちゃんと教えますから」
「そうですよ。全員でやれば勉強も楽しいですよ!」
美空は必死に二人を励ましていた。
「おう!がんばってにるぜ!」
「大我には負けないようにするわ」
二人が元気を取り戻した。
「その前に次の授業寝ない等に頑張りましょうね」
「「うぅ..」」
刹那がそういうと二人はまたげんなりした。それを見た刹那と美空は苦笑し二人のそんな様子を眺めた。
すいません。忙しすぎて遅れました。これからも頑張って投稿していきます




