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私たちの班は4人!

「さて。お昼にしましょう〜」

リキさんが私達に声をかける。


第三は、かなりの人数がいて、いくつかの班に分かれて仕事しているの。

日用品はたくさんあるからねぇ。

付与士はたくさん必要なわけ。


ひと班だいたい⋯⋯4人前後。

私とカズは主任のリキさんの班。

他にもう1人いるんだけど⋯⋯


「あー寝坊しちゃった〜サーセンっ!」

もうお昼だって言うのに⋯⋯

だらしがなさそうにあくびをして入ってきたのが⋯⋯


「こらっ!ジン!あんた!何時だと思ってるの!」

リキさんが扉の方を向いて文句を付ける。


そこにいたのはジンさん。

私とカズより少し年上の先輩。

黒縁眼鏡をかけた。真面目そうな顔の青年って感じなのに。

遅刻魔!

もうね!毎日遅刻!!

だらだらしてるんだよねぇ。

とにかくだらしがなくて⋯⋯

で、『サーセンっ』ってかるぅ〜く入ってくるのよ。


見た目は超!真面目メガネくん!なのにだよ?!


「ジンさん⋯⋯もう昼っすよ⋯⋯」

カズが呆れたように言うと。ジンさんはニッコリ微笑み

「じゃーみんなで食堂へ行こう〜!俺パスタ食べたい〜!」

そう言って食堂へ向かって行った⋯⋯

ジンさん⋯⋯さすがっていうかなんていうか⋯⋯


私達も食堂へ向かうことにした。


「混んでるねぇ」

私が食堂を見回すと。

「ユーリちゃん〜こっちこっち〜」

見ると窓際の4人がけの席にのんびり座ったジンさんがいた。 

わぉ。素早いなぁ。相変わらず。

ジンさんはなんでか、だらしがないくせにそういうとこだけは用意周到なんだよね。

でもね⋯⋯

「しゅに〜ん。本日のパスタ一緒によろしくです〜」

椅子に座ってダランとして⋯⋯

片手を上げて⋯⋯そう言った。

「ジンのヤロウ⋯⋯」

リキさんは一瞬怖い顔をして。

その後ニッコリ微笑む。

「まぁ、席取りしてくれたから、買ってきましょう〜ジン!後でお金もらうわよ!」

リキさんはそう言って売り場へ向かう。


いくつかお店があって、自由に好きなところの食べ物を買えるんだ。

しかも国立魔道具協会⋯⋯国立だけあって?かな?

安いの!

何でも安い!


私は、美味しそうなサンドイッチと具沢山スープを買うと

席に向かった。


「いつも思うけど、ユーリちゃんは少食だよね。もっと食いな?」

ジンさんはそう言って私を見る。

そう言うとには穏やかで優しいメガネくんなんだよねぇ。


と⋯⋯

「えー?やだ、第三がいる〜お気に入りの席だったのにい〜」

そんな声がして振り向くと

そこには何人かの女子。

んー

だれ?

私が首を傾げてると。

「第一の事務員だよ。自分達は大した力ないのに第一だけってことで勘違いしてるイタイ女」

だるそーうに机に頬杖付いて、ジンさんがポソっと言った。

へぇ〜そうなんだ。

つか、第一って事務員いるの?!

へぇ知らなかった。


彼女達はこっちを見てコソコソ⋯⋯


私は興味なさそうに椅子に座るとサンドイッチの袋を手に取る。

さーて

卵たっぷりサンドイッチ食べよう〜。


「おまたせ〜ほら、ジン!パスタよ!」

リキさんがジンさんの前にパスタを置く。

そして何事もないように席につく。

「あら?何かあったかしら?」

リキさんが聞くと。

「しゅにーん!サラダは?サラダないっすよお?俺、バランスよく食いたいんすよ〜」

ジンさん⋯⋯

「あ?」

目で人が凍りそうな冷たくキツイ目でジンさんを見下ろすリキさん。

ひっ!

辺りが涼しくなった気がしちゃう⋯⋯


「サーセン!いただきまーす!」

ジンさんは慌ててパスタを食べたした。

ふふふふ

まぁいつものことね。


「えーもう食ってるの?はやっ」

遅れてカズがやってきて、4人で昼食をとる。


こっちを見てコソコソやってた第一の女子は

カズを見ると今度はキャーキャー言い出した。


カズってさぁ

ほんとモテるよね


「カズさぁ女の子なら誰でも拒まずだよね」

私が卵サンドを頬張りながら言うと

「ん?そうでもないぞ?意地悪な女は嫌いだぞ?ああ言うのは微妙かな?」

第一女子をチラッと見る。


「へえ〜女なら誰でもいいわけじゃないんだねぇ」

感心してしまう私。

でも、カズは毎日違う女の子の家に泊まり歩いてるって話だけど⋯⋯

私の視線に気がついたのかカズが私を見ると。

「でも来てって言えば行くかも。基本、同じ女のとこには泊まりに行かないからなあ」

どんだけあんたを泊めてくれる女の子がいるのよ!

とんでもないことを言ってるカズを呆れて見てしまった。


「ユーリ先輩!」

と、声をかけられて振り返ると。

「おぉルークくんかぁ〜」

リキさんが顔を上げてルークを見る


「ルークどうしたの?今お昼かな?」

私が聞くと、ルークは私の耳元に顔を寄せると。

「先輩、あとでお願いしたいことがあるので。うかがいますね」

?

そんなコソコソ言わなくていいのに?

「うん。あ、でも、さっきの第一行く話はいつ来ても無理だよ?」

私が言うと

「その話は今は諦めました。今はね」

ルークはそう言ったの。

今はってのは気になるけど。

諦めてもらえて良かった。


「では!先輩!また後で!」

ルークはそう言うと行ってしまった。


「ルークちゃんなんだって?」

リキさんが私に尋ねた。


「あ。何か頼みたいことって言ってましたよ?」

私が言うと


「頼みたいことねぇ⋯⋯」

リキさんはそう呟いて

「さあ。なんか慌ただしいランチね!早く食べてすこしのんびりしたいわねぇ」


確かに〜デザートのアイスクリームでも食べながらのんびりしたいよ〜

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