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第21話 H8〜H15 刺傷後!鬼畜弁護士、元ヤクザにハッキング依頼。ギャル探偵冤罪で土下座直訴!「俺は父親失格だ…」

「ぐあああ、傷が嫌なとこに当たりやがった」

H8 刺傷後。デニスさんが唸った。

「もしもし、シンジか」

「アニキ……テレビで刺されたって見た。意識戻ってよかった。俺ら弟分で話し合ってたんだ。アニキの借金、多くはねえがチャラにしてやろうって。最後の餞別だよ、もしあの世に行きやがったら、ヘヘ。それで、調子はどうだ?名護本の残党の仕業か?必要なら俺らがケリつけようか?」

「クソ!今度会ったら覚えてろ」

「違う、名護本は関係ねえ」

「いいか、キモチ・スガって女を調べろ。携帯のログ、会話履歴、全部ハックしろ」

「そいつがアニキを刺したのか?」

「その綺麗な瞳、二度とテレビが見れないようにしてやろうか?」

「おい、俺の命令なしに勝手な真似はするな」

「お前は俺が言った事だけやれ。分かったな?」

「了解、アニキ!お大事に!」


H10 刺傷後。

「エンハンスド・チリパワー!」

「スパイシー・ロケット!」

ヒュゴオオオ!


ミコがロケットのように基地の上空を飛んでいく。「あ、あれってデニスさんの車じゃない?」ミコは新しく会得したプープエナジーの派生技、チリパワーで空を飛びながら呟いた。

ミコはスズカに報告するため降下する。「プケプケプケ!」ドスン!まだ技に慣れておらず、着地に失敗した。

「ミコちゃん、大丈夫?」

スズカがボインボインと揺らしながら駆け寄る。その光景に、アキオはミコの訓練に付き添うフリをしながらガン見していた。

ロジャリ先生の基地、前庭のベンチ。毛沢山が皮肉を言う。「鷹のような鋭い目だな。スズカがヒヨコに見えるのか、アキオさん?」

「やめて、アキオさん……やめて……ヒヨコみたいなスズカの声、萌えるだろ?なあ、アキオさん?ハハハハハ」毛沢山のコンボ攻撃がアキオに炸裂する。

「チッ!くそネズミが。俺の眼福を邪魔しやがって」アキオは毒づき、ゲラゲラ笑う毛沢山を置いて立ち去った。


「スズカさん、デニスさん帰ってきたみたい。上から見えたよ、ロジャリ先生が運転するデニスさんの車で」

「スズカさん、いつものお願いしていい?まだエンハンスド・チリパワーの副作用に耐えられないの」

「大丈夫だよミコちゃん。困った時はお互い様。それが友達でしょ?」スズカは可愛い顔でミコに言った。


ブルルルルン!デニスさんの車の特徴的な古いマフラー音が基地に響く。

「よう!新入りのガキ……ブ……ブハハハハハ!」

ミコに新入りと声をかけようとしたデニスは、車から出るなり爆笑した。

「ハリウッド女優のセクシーな唇を、違う場所で見てるみてえだ。クソ、傷が痛ぇよ、ハハハハハ」スズカに氷で冷やされているミコの炎症を見て、デニスは笑いながら言った。

「おい、新入り。お前に感謝してるぜ。お前がいなけりゃ、俺は異世界に転生してハーレム王国でも作ってたかもな、ハハハ」デニスはプープスキル訓練後に休むミコとスズカの隣のベンチに座った。

「だがまさか俺のウンコを食うとは思わなかったぜ、ハハハハ。いてて、笑いすぎて傷が痛む」

「デニスさん、ミコに謝って。スズカ、ミコがからかわれてばっかりで怒ってる」スズカはフグみたいに頬を膨らませ、デニスを睨んだ。

「悪かったよ。本当に感謝してる。お礼にカブトムシの幼虫でも探してきてやるよ」

「ほんと?」

ミコはコオロギばっかりで飽きてきたのか、目をキラキラさせた。

「ああ、約束だ」

リンリン!デニスの携帯が鳴る。「おう、シンジか?わかった、部屋に戻る。データをメールに送っとけ」デニスは電話を受け、ベンチのミコとスズカを残して歩き去った。


ドクン!シンジから送られたデータを見て、デニスは少し衝撃を受けた。「やはりな……あの目は、人を殺す人間の目じゃなかった」


H15 刺傷後。

「デニスさん、どこ行くの?」

基地の前で、険しい顔で書類を抱えたデニスを見てスズカが声をかけた。デニスは何も言わず、古い車で出て行った。

「チッ!馬鹿なガキが。もし俺が子供と簡単に仲良くなれる人間だったらな……芽衣ちゃん……俺は父親失格だ」デニスは自分の弱さを呟いた。だから彼は、自分より年下の人間を茶化し、からかう事しかできない。社交性がないのだ。

「もしもし、山戸部長。会いたい。話がある」

「ああ、来いデニスさん。また何か無茶をしでかすつもりだろう?」受話器の向こうで山戸部長が聞いた。


ガチャ。デニスが山戸部長の部屋に入る音。

「座れ、デニスさん」山戸部長が迎えた。

「減刑を頼みたい。証拠書類を持ってきた。部長、これを読んでくれ。あなたが承諾するまで、俺はこの土下座を解かない」デニスは懇願した。

「すまない、デニスさん。君がこの国の大事件にどれだけ貢献したかは知っている。だが、ここは日本だ。私はこの国を愛している。法を愛している。法廷で裁こう」山戸部長は、土下座するデニスの肩を叩いた。法を弄んだ時の代償を、目を覚まして理解しろと。

デニスさんは立ち上がり、山戸部長の部屋を後にした。

バタン!デニスが少し苛立ちながら山戸部長の部屋のドアを閉める音が響いた。


山戸部長は閉まったドアを見つめた。「デニス……お前、変わったな」

【あとがき 第21話】


今日はたっぷり寝ました。

睡眠時間を増やしたら、腰痛がだいぶマシに…。

やっぱり寝るのは大事ですね。


もしスズカちゃんがいたら、

この痛む腰をグイグイ揉んでほしいなぁ…なんて。wkwk


さて、物語もいよいよ佳境です。

デニス、土下座しましたね。クソ親父、変わり始めてます。


えー、それでは毎度のお願いです!

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よろしくお願いします…!


あなたの応援が「日給250円の刑務所」から

僕を救い出してくれます。wkwk


【お知らせ】

プープターボ Vol.1 は【第30話】で完結予定です!

Vol.2を書き始めるエネルギーをください…!

目標【50ブックマーク】お願いします!


マジで50ブックマーク集まったら、

デニスが皆さんのためにカブトムシ探しに行きます。多分。


Threads & Twitter : @trowysan

感想待ってます!


それでは、第22話でまた会いましょう。

trowysan

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