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雑文よっぱらい「空飛ぶおちゃけ。神様はウイスキーがお好き?~巫女というお仕事~」  作者: ぽっち先生/監修俺
雑文ラノベ「転生したら天空が仕事場でした~だからと言っても別に雲になった訳ではありません~」
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時のゆき過ぎるままに

「ねぇ、ポチ。今思いついたんだけど、戦艦デトックスが宮川泰 (みやがわひろし)氏作曲『白色彗星』をバックミュージックにするなら、私たちも何か欲しいわよね?」

「あーっ、恋菜様。音楽関係は権利等が面倒なのであまり使いたくないんですよね。」


「そうなの?でも歌詞は駄目だけど歌のタイトルを出すのは大丈夫なんじゃないの?」

「そうですね、歌詞の引用とは異なり歌のタイトルは原則として著作権で保護されないため、物語の中で記載しても著作権法上の問題はないらしいです。ただ、商標登録されている場合や、特定の歌手を侮辱するような使い方はご法度です。」


「パロティは大丈夫なの?」

「むーっ、びみぉ~。」


「微妙と判っていながらやっちゃうんだ?」

「だってパロティって一々説明しなくていいから楽なんですもの。」


「なら権利等が発生しない楽曲ってないの?」

「あーっ、古典のクラッシックなんかはパブリック・ドメイン化していますけど、それを演奏した音源なんかは演奏者の権利が付随しますから、自分で弾くなりした音源でないと駄目ですね。」


「そうなんだ、なら私のオリジナル曲でロボット兵たちを鼓舞してあげるわっ!」

「やめんかいっ!前回それで世界が崩壊したのを忘れたんかいっ!」


「や~ねぇ、ポチったら大げさなんだから。よしっ!それでは恋菜、歌いま~すっ!曲名は『3万3千3百3十3歩のマーチ』っ!」


ぼえ~。ぼえぼえぼえ~。


その歌声は世界を震撼させた。いや、これは比喩ではなく本当に世界が激震した。なのでその歌を聴いたロボット兵たちは悶え苦しみながら海上へと落下してゆく。

それどころか戦艦デトックスの前面装甲すらもその衝撃に耐え切れず各所にひびが入り、内部の暖房用蒸気配管が破裂したのか亀裂部分から水蒸気を噴出してゆく。


更にはランチャーに装填してあったミサイルの弾頭までもが暴発し各所で爆炎が上がった。

しかしそれでも恋菜の歌は続いた。


ぼえ~。ぼえぼえぼえ~。


そして数分後。全てのロボット兵が落下しても恋菜の単独リサイタルは止まらない。それどころかソーン入ってしまったのか、更に歌に熱が入った。


ぼえ~。ぼえぼえぼえ~。ぼぼぼぼ、ぼぇ~。


恋菜の歌声は超重低周波となって世界中を何度も伝播する。なので世界中のそこかしこで生き物たちは耳を押さえながら悶絶しのたうち回った。

それでも恋菜は歌うのを止めようとしない。


ぼえ~。ぼえぼえぼえ~。ぼーぼぼ、ぼぇ~。


そしてとうとう、戦艦デトックスも巨体を空中に留めて置けなくなり最後の断末魔を轟かせながら崩壊する。

そして戦艦デトックスを構成していた幾重もの構造体の塊が海へと落下していった。


いや、それどころか、世界各地で地殻が崩壊しだし大地震が発生していた。海洋に至っては、海面が沸騰したかのように波打ちだし、それらが共鳴しあって大きなうねりを作り上げていた。


その高低差足るや333mにも達している。その大波が恋菜から逃げるように周囲へ円状の壁を幾つも作り出す。

そしてそれは世界中の海岸へと向かった。それでも尚、恋菜の歌は終わらない。


ぼえ~。ぼえぼえぼえ~。


こうして世界は終わりを告げた。その惨状足るや『ノアの方舟』や『火の七日間』の比ではない。

なんせ恋菜の歌声は、本来音声が伝達しないはずの宇宙空間すら越えて天空の『月』をも瓦解させてその破片を地上に落下させたのだから。


いや、恋菜の歌声の影響は月に留まらなかった。なんと太陽が恋菜の歌声に共鳴波動してしまい、異常振動が起こって内部の核融合が促進され膨脹を始めてしまったのだ。

だが、全世界のヲタクたちの願いが天に届いたのか、拡大する太陽が地球すら飲み込まんとしていた直前で膨張は止まった。だがこれで安心してはいけない。この膨張の停止は更なる悲劇の序幕でしかないのだから。


そう、膨張した太陽はその反力により今度は収縮し始めたのである。その収縮速度は時間と共に加速して、あっという間に太陽は地球サイズにまで縮退してしまった。

これにより本来太陽の質量では起こり得ないと言われていたとある現象が発生する条件が整った。

その現象とは『超新星爆発』である。


そして太陽はとうとう爆発した。だがその爆発に乗って恋菜の歌声までもが宇宙に拡散する事となった。


ぼえ~。ぼえぼえぼえ~。ぼぼぼぼ、ぼぇ~。


その伝達速度は何故か光速をも越えていた。なので本来、光の速さでも伝わるまでに4.3年はかかるはずの隣の恒星『プロキシマ・ケンタウリ』は、太陽系崩壊後、たった33日で恋菜の歌声の犠牲となった。


しかし恋菜の歌声は更に生贄を求めて宇宙を旅する。なので結局直径が10万光年あると推測されている天の川銀河もたった333年で恋菜の歌声に蹂躙され崩壊した。

だが、悲劇はそれでも終わらない。なんと恋菜の歌声は次に隣の銀河であるアンドロメダ銀河へ向けて伝播しようとしていたのであるっ!


何たることかっ!このままでは恋菜の歌声は全宇宙をも崩壊させてしまうっ!

果たしてその後に残るのは永遠の『無』か、はたまた新たな『生』の誕生なのかっ!


ぱかんっ!


「あっ、いたっ!なによ、ポチっ!人が気持ちよく寝ていたのに叩くなんて酷いじゃないっ!」

「酷いのはあなたの方ですよっ!なんで歌声で世界を滅ぼそうとするんですかっ!対応が追いつかなくて結局『夢オチ』にするしかなかったじゃないですかっ!」


「えっ、今のって夢だったの?あーっ、良かったっ!もうおちゃけが飲めなくなるかも知れないと思ってしょんぼりしていたのよね。うん、夢でよかったっ!」

「夢じゃねぇよっ!リアルだよっ!ただそれだとあまりにも救いがないから『夢』という事にしておきましょうと阿弥陀如来様がご尽力して下さったんだよっ!私はあちこち関係各神へ謝罪に回る羽目になって大変だったんだからなっ!お前の歌声はジャイアン級かっ!と言うか、これ言うの2回目だぞっ!」


ぼえ~。


「歌うなっ!」

かくして宇宙は救われた。

コピペは決して文字数稼ぎの為ではありません。あくまで効率化の為です。なので一応部分部分は表現が違っていたでしょ?

でもまだ応募規定の7万文字には達していない・・。いや~、7万文字って結構大変なんだね。

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