第31話 母の強さ
「じゃあ二人とも、またっす!」
もう日はすっかり傾き始め、村の広場を赤に染め上げている。
ヘンリーはシーデとメディに大きく手を振りながら、馬車で王国へと戻って行った。二人もそれに答えて、何度も大きく手を振り返す。
「あ~あ、楽しい時間はあっという間だったね~」
「そうだね・・・」
やがて、彼の馬車が見えなくなると、二人は踵返して、自宅へと歩き出す。時間的に狩りに出ている母も、そろそろ戻って来る頃だろう。
「それにしても・・・相変わらず、シーデは消極的だよね~。ずっと、横に居るだけで、何にもアピールしないんだもん」
「えっ・・・そんな事、言われても・・・。」
「いつまでも、そんな事してると、あたしが取っちゃうからね~。後で、後悔してもしらないよ~」
煮えきらないシーデに対して、メディは意地悪そうな顔で笑って見せた。
「もう、お姉ちゃんの意地悪・・・」
そんなメディにシーデは少し膨れながら、そっぽを向く。メディは、妹のその期待通りのリアクションに満足して、謝りながら大きく笑った。
幼い二人にはまだ、男女の事はよくわかってはいない。しかし、ヘンリーという人物が二人にとって、大切な人である事だけは間違いはなかった。
暫くの間、何もない平和な日々が続いた。だが、そんな日々は突然と一変する事となる。
それは、王国兵士の訪問して来た日の事だった・・・。
「オラッ!! さっさと積み込めッ!!」
部隊長リークはいつもの様に、作業にあたっている村人達に怒号を飛ばしている。村人達も、それはいつも事と、何も言わずに黙々と作業を進めていた。
「よしッ! 終わったな。」
そして、収穫の積み込みが完了する。後は、村を去る衛兵達を見送れば、この時間も終わると、村人達は畏まってその時を待つ。
しかし、今日はそうは為らなかった。
「メディという女ッ! こっちへ来いッ!!」
リークは、突然、シーデの姉を名指しで呼んだのである。
いきなり呼ばれたメディは身体をビクッと震わせ、身を強ばらせた。
「えっ・・・。あ、あたしですか?」
「そうだッ! さっさとしろッ!!」
困惑するメディは、おずおずと聞き返すが、リークは詳細などは一切告げずに、更に急かした。すると、横に立っていた母ペルーサが割って入る。
「私の娘が、何かしたのでしょうかッ!?」
「うるさいッ!! とっとと言われた通りにしろッ!!」
リークはそのやり取りに更に苛立ちを見せ始める。しかし、ペルーサはそのまま娘のメディを庇う様に立ち塞がる。
「貴様ぁ・・・。」
そんなただ為らぬ雰囲気に、思わずヘンリーも割って入る。
「隊長! どうしたんっすかッ!? 王国から何の指令も受けてはいない筈っすよ!?」
「お前は引っ込んでいろッ!! これは、貴様などは知らなくてもいい、極秘の指令なんだ!! 今日、その娘を回収する!」
「えっ・・・。」
リークの口から飛び出した単語に、メディは絶句した。横にいた母ペルーサとシーデも驚きの表情を隠すことが出来ない。
お姉ちゃんが、連れていかれるって・・・どういう事なの・・・。
まだ幼いシーデには、それが何を意味するのか、具体的にはわからなかった。しかし、それは決して良い事では無い。それだけはわかった。
「待って下さいッ!! 私の娘はこの通りまだ、子供です! 何故なんですかッ!?」
「黙れッ!! 詳細を貴様らに説明する気などはない!! いい加減にしないと、強行手段に出るぞ!」
事の顛末にメディとシーデは手を繋いだまま、ガタガタと震えていた。しかし、ペルーサはそれでもその場から動こうとはしなかった。
そして、痺れを切らしたリークは自ら、その場から動こうとした。すると・・・。
「おい・・・。何のつもりだ・・・。ヘンリー」
その進路を塞ぐ様に、ヘンリーが立ち塞がったのだ。そして、リークに右手を差し出した。
「隊長。それならば、その指令書を確認させて下さいっす・・・。」
「お前・・・。俺に、歯向かう気か・・・。」
リークはヘンリーのその行動に、目を細め、怒りを露にする。
シーデはその異様な雰囲気に、周囲にいる村人達に、助けを求める様に視線を送る。だが、村人の誰もが下を向き、只、黙っているだけだった。
「ヘンリー、そこを退け・・・。これが、最終警告だ・・・。」
リークは未だ、右手を差し出したまま動こうとしないヘンリーに対して、呟いた。しかし・・・。
「いえ・・・。その前に、指令書を提示して下さいっす・・・。」
すると、リークは肩を落とし、小さく溜め息を漏らした。
「ふぅ・・・。そうか。わかったよ・・・。」
ヘンリーはそのリークの様子に、わかってくれたと、安堵の息を漏らした。だが・・・。
「が、がはぁッッ!!」
次の瞬間、ヘンリーの悲痛の声が広場中に響き渡った。リークが手にしていた剣が、ヘンリーの腹部を貫き、血に濡れた刃が背中から突き出していたのだ。
その光景を目にしたシーデとメディは大きく悲鳴を上げた。
「きゃぁぁぁッッ!!」
リークは突き刺した刃を抜くと、ヘンリーをその場に蹴り倒した。彼はそのまま、力無く崩れ落ちる。
その時、メディはシーデの右手を振りきって、走り出した。
「お、お姉ちゃんッ!」
あたしもお姉ちゃんと同じ様に走り出そうとしたが、恐怖から足に力が全く入らず、前のめりにその場へ倒れ込んでしまう。
「ヘンリーッ!! ねぇッ!! 起きてよッ!!」
ヘンリーの傍らに駆け寄ったメディは、彼の肩を乱暴に揺すったが、彼は声一つ上げる事は無い。
「隊長・・・。これは、ちいとばっかし、不味いんじゃ無いっすか・・・。」
「うるさいッ! こ、この程度ならどうとでもなる! それより、お前らも手伝えッ!! さっさとこの娘を回収して、撤退するぞッ!!」
そう言って、リークはヘンリーの傍らで泣きじゃくるメディに手を伸ばした。
「待てッ!! ペルーサッッ!!」
その時、村長の声が響き渡ったのと同時に。
ガンッッ!!!!
野獣の如く襲いかかったペルーサが拳が、リークの顔面に叩きこまれた。
「ぐあァァッッ!!」
リークはその衝撃に吹き飛び、砂ぼこりを巻き上げながら地面に滑り込んだ。だが、すぐに顔を押さえたまま、立ち上がる。
「貴様ァ!! ついにやってくれたなッ!! これは、反乱だッ!! 全員、武器を取れッッ!!」
リークのいきなりの号令に、衛兵達は一瞬、戸惑いを見せる。しかし、リークがその何人かを睨み付けると、すぐに全員が剣を抜いた。
「構わんッ! この女を殺せッッ!!」
「は、はいッ!!」
自らも剣を抜きながら、目の前に立つペルーサに指を突きつける。そして、ペルーサもジワジワと近づいてくる衛兵達に腰を落とし、応戦の意思を見せた。
「お母さんッッ!!」
シーデはそんな母を取り巻く光景に、悲鳴にも似た声を上げた。だが、その声に母が応じることはなかった。
やがて、衛兵達とペルーサの激しい攻防が始まった。
それを見たシーデは、すがる思いで周りにいる村人達に瞳を巡らせる。しかし、誰もシーデとは目を合わせようとしない。
皆、地面に視線を落とし、この現状への介入を拒んでいる様子だった。
「誰か・・・。お母さんを、お姉ちゃんを助けてぇ・・・。」
シーデの何度も漏らした悲痛の声は、誰にも届くことは無く、風にかき消されていく。
このままじゃ・・・。お母さんもお姉ちゃんも、殺されちゃうよぉ・・・。ヘンリーは、ヘンリーはもう・・・死んじゃったの・・・?
「う、ううぅぅ・・・。」
あたしの目からは次々と涙が溢れていく。あまりの出来事に腰が抜けてしまって、立ち上がる事も出来ない。
あたしは・・・あたしは・・・。どうすればいいの・・・。
「すまない、シーデ・・・。」
すると、すぐ横から村長さんの声が聞こえた。あたしは、涙でグニャグニャになっている視界をそちらに向けた。
「私達には、どうする事も出来ないんだ・・・。もし、村全体での反乱となってしまったら、どうなるか・・・。幼いお前でも、わかるだろう?」
それは、村長の言う通り、シーデにも理解出来た。
村全体がヒト種に反乱を起こす、その先に待っているいるのは・・・王国をあげても報復。
もし、そうなってしまえば、こんな小さな村など数時間で、火の海に化してしまうのは、想像に難しくない。
しかし、それがわかっていても、シーデには受け入れる事は出来なかった。
「じゃあ・・・どうすればいいの・・・。お母さんとお姉ちゃんはどうなるの・・・。」
「それは・・・。」
村長さんは何も言ってはくれなかった。それが、答えなのだろうか・・・。
お姉ちゃんが連れていかれて、お母さんが殺される事は、もう変える事は出来ないというのうだろうか・・・。
嫌だ・・・。嫌だッッ!!
シーデは、そんな思いから、歯を食い縛り、地面を蹴り、ペルーサ達の元へ駆け出そうとした。
しかし・・・。
「シーデッ!!」
力の入らない足は縺れ、情けなく地面に身体を打ち付けるだけだった。そんなシーデの様子を見やると、村長はすぐにシーデの身体を支える様に手を伸ばした。
「う・・・ううぅ・・・うぅ・・・。」
シーデは地面に横たわったまま、嗚咽を漏らし続けた。涙でボヤける視界の先には、母が何人もの衛兵を相手に舞い続けている。そして、その傍らには、ピクリとも動かないヘンリーの身体と泣き続ける姉の姿があった。
誰か・・・助けてよ・・・。ヘンリー・・・いつもみたいに助けてよ・・・。
そんな誰にも届く事の無い、祈りだけがシーデの中に浮かんでいた。
すると、村長の小さな呟きが、シーデの耳に届いた。
「シーデ・・・。もしかしたら、何とかなるかもしれないぞ・・・。」
「えっ?」
あたしは、その発言に、思わず村長さんの顔を見る。そして、村長さんは前を見たまま更に続けた。
「ペルーサはとても強い娘だ。現に今も、あれだけの兵を相手に、押し始めている・・・。もしかしたら、メディを連れ、この場から逃げ出せるやもしれない。」
現にペルーサの猛攻は凄まじいものだった。
武装した衛兵達に素手で応戦しているにも関わらず、明らかな優勢状態だ。まるで、ダンスでも踊っているかの如く、華麗に舞い、的確に攻撃を繰り出していく。
最初は5人はいた衛兵の内3人は、既に地面に転がっている。これが、獣人のヒトとの戦闘能力の差なのである。
「くッ! おのれ・・・。」
戦闘の場から一歩引いた所にいるリークは、現在の戦況を見て苦渋の表情を浮かべる。その細めた瞳には明らかな焦りの色があった。
「お母さんッッ! 頑張れッッ!!」
シーデは拳を強く握りしめたまま、母に叫ぶように声援を送る。そして、その声援が届いたかの様に、ペルーサの突き出した拳が、また一人の衛兵の顔面を捉える。拳を振り抜いたのと、同時に衛兵は地面に転がる。
後・・・一人ッッ!!
ペルーサは激しく肩で息をしながらも、悲鳴を上げる全身の筋肉を奮い立たせる。
私の娘には指一本、触れさせはしないッッ!! メディもシーデも、私とあのヒトの大事な宝物なんだからッ!!
ペルーサの脳裏には、娘達が幼い頃、病でこの世を去った夫の姿が浮かぶ。あの優しかった彼の優しい笑顔が。
彼との間に授かった、二つの命は絶対に汚させはしないッ!! 絶対に失わせはしないッ!! 私の身がどうなろうともッッ!!
その思いが呼応し、ペルーサは猛獣の如く、最後の衛兵に襲いかかる。
だが、最後に残っている男はなかなかの手練れ。ペルーサの鬼神の様なオーラに怯む事も無く、冷静に手にしている盾で攻撃を捌いていく。
徐々に、ペルーサにも焦りの色が浮かび上がってくる。
獣人は、猫化の動物の特性に似ている所がある。しなやかな筋肉と、それが織り成す俊敏な動き。それは、とても常人がついていけるものでは無い。
しかし、そんな獣人にも弱点はある。それは、持久力だ。
猫化の動物もそうなのだが、決定的に持久力、スタミナがないのだ。
例えば、ヒトが長距離ランナーならば、獣人は短距離ランナーといったところ。闘いが長引けば長引く程、不利になっていく。
勿論、ペルーサ自身、その事は熟知している。そして、その限界の兆しは徐々に顔を出し始めていた。
彼女の攻撃の合間を縫って、突き出される刃が彼女の皮膚の薄皮を切り裂き始めたのである。
目に見えてわかる程に、ペルーサの動きにキレが無くなり始めていた。
「お、お母さんッッ!!」
その異変にシーデは気が付いていた。先程の優勢だった戦況は、徐々に変わりつつあった。そんな母の状況を見て、シーデは喉が張り裂けんばかりに声を上げた。
「ッッ!!」
その時、シーデはもう一つの異変に気が付く。
「お姉ちゃんッッ!?」
その叫びと同時に、広場に野太い声が響き渡った。
「女ッッ!! そこまでだッッ!!」
その声にペルーサも衛兵も一旦、攻撃の手を止めた。そして、ペルーサは何が起きたのか理解した。
「メディッッ!!」
リークの持つ剣の切っ先が、ヘンリーの亡骸の横でへたり込んでいるメディの向けられていたのだ。
「この意味が理解出来るだろ? 獣人・・・。すぐに、抵抗をやめ、その命を差し出せ。さも無くば・・・。」
その言葉と共に、怪しく光るその刃は、更にメディに突き出される。
「くっ・・・。なんて汚い奴なの・・・。」
ペルーサは苦渋の表情を浮かべ、その場に立ち尽くす。
「オイッッ!! お前らもいつまでのびているんだッ! さっさと起きろッ!!」
リークがそこら辺に横たわっている衛兵達に渇を飛ばす。すると、皆ノロノロと起き上がり始めた。
誰もが足取りがおぼついてはいないが、先程やられた報復の好機と見て、誰もが嬉々とした表情を浮かべていた。
「お母さんッ!! 逃げてッッ!!」
メディは刃を向けられながらも、囲まれている母に叫んだ。
「何を言ってるのッ! そんな事、出来るわけ無いでしょッッ!!」
ペルーサはジリジリと自分ににじり寄って来る男達を見ながら返す。しかし、この状況・・・。どうする事も出来ないのが現状でもあった。
「わかった・・・。なら、あたし・・・。」
メディがそう呟いたのと同時に。
ガンッッ!!
メディは風の様な速度で、刃を潜り抜け、リークの腹部に拳をめり込ませた。
「ぐはぁッッ!!」
強い衝撃に腹部に受けたリークは、苦痛の声を上げつつ、腹を押さえ後退する。
「メディッ!! やめなさいッッ!!」
ペルーサはメディの行動を見て叫んだ。しかし、その言葉を受けたメディは首を横に振る。
「大丈夫、お母さん。あたしだって闘える・・・。ヘンリーの仇、それにお母さんを護る為にッッ!!」
そう言うとメディは、腰を落とし臨戦態勢を取った。
「メディ・・・。あなた・・・。」
ペルーサはメディの逞しい姿を見つめていた。いつもは、ワガママでどこまでも子供だった娘の姿を重ねて。
子供は知らない内に、成長していくものなのね・・・。
そんな想いに涙が込み上げて来そうになるのを、グッと堪える。今は涙を流している時では無いのだから。
「お姉ちゃん・・・。」
シーデもまた、姉の見せた勇敢な姿に見惚れていた。
やっぱり、お姉ちゃんはスゴいや・・・。
「このガキィ・・・。上等じゃねぇか。もう、許さねーぞ・・・。」
激しくむせながらも、リークは剣を構え直した。
そして、再び闘いの火花が飛び始めた。
群がってくる男達を、次々となぎ倒していくペルーサ。距離を取りながら、攻撃を避け、細かく殴打を放つメディ。
「このクソガキがぁ・・・。」
リークはまだ小さい身体から放たれる乱打に打ち据えられて、苦痛の声を漏らす。そして、その目は更に、怒りに血走っていく。
「お母さんッ! お姉ちゃんッ!」
シーデは今の戦況を見て、歓喜の声を上げた。
勝てるッ!! 頑張れッ! お姉ちゃんッ!お母さんッ!
「このガキがァッッ!! もう容赦しねーぞォッッ!!」
リークは大きく吠えたその瞬間。手している剣が眩しく光を放った。
「ッッ!? 何ッ!? あれはッ!?」
ペルーサは衛兵から飛び退き、すぐにその異変を察知する。
だが、リークは間髪入れずにその発光する刃で、メディの前の空間を斬り裂いた。それは、大きく空振りした様に見えた。しかし、そうでは無かった。
「きゃあァッッ!!」
メディの悲鳴と同時に鮮血を飛び散った。
空振りをした刃からは、微量の水の刃が放たれ、その水流の刃がメディの肩から脇腹までを切り裂いていたのだ。
その威力こそは大したものでは無かったが、メディの幼い身体には十分すぎる威力であった。
「メディッッ!!」
「お姉ちゃんッッ!!」
ペルーサとシーデの叫びが重なる。そして、メディはそのまま仰向けに倒れ込んだ。
「痛い・・・。痛いよぉぉ・・・お母さん・・・。」
メディは倒れたまま、傷を両手で押さえて、涙を溢し続ける。
「このクソガキが・・・。今、もっと痛い目に合わせてやるから、覚悟しろよ・・・。」
そう言ってリークは、剣を握りしめながら、踞るメディに一歩を踏み出した。その目は完全に狂気に染まっており、当初の目的など忘れてしまっている。
「メディッッ!!!」
ペルーサは娘の窮地を見て取り、立ちふさがる男をなぎ倒し、メディの元へ駆け出す。
「お姉ちゃんッ!! お母さんッッ!!」
シーデは姉の窮地に涙を流し、悲痛の声を上げた。
お姉ちゃんッ!! ダメだッッ!! 間に合わないッッ!!
シーデの視界にはリークがメディに向かって刃を振り下ろそうとしているのが見えた。
しかし、刃が振り下ろされる寸前に、母ペルーサがメディの身体に覆い被さった。
グシャッッ!!
そして、躊躇無く振り下ろされた刃はペルーサの背中に深々と突き刺さった・・・。
「お母さんッッッ!!!!」
あたしは、姉を抱き締めたまま、鮮血は撒き上げる母の姿を見て、声が枯れる程、叫んでいた。
そして、あたしの脳裏には、三人で楽しく過ごした食卓の風景が浮かんで、消えていった・・・。




