第二十二話タイムミリット
※マッカーサーの会話までは英語で話していると解釈してください。
(((なんでこいつが日本軍の元帥なんだ?)))
まあ..戦争に負けてしまったから仕方がないが...。
「諸君...どうしたんだ?早く会議を始めるぞ。」
(((いやお前のせいだよ!)))と陸軍大将、海軍大将、空軍大将は一同心の中で突っ込んだ。
それはさておき....
「元帥閣下、発言をお許し願います。」と海軍大将豊田副武がマッカーサー元帥に言った。
「許可する。」
豊田副武はバサッと報告書を手に取り起立した。
「本日午前六時朝鮮半島沖の海域におきまして第一艦隊がMIG15の編隊4機に低空飛行を受けるなどの挑発行為をされました。」
「そうか...。」
マッカーサーは煙草のパイプに火をつけた。
「よって佐世保港に停泊する第二艦隊を朝鮮半島沖に移動させます。その他にも挑発行為を受けたのですが...それについては空軍大将から。」
「ハッ...元帥閣下、発言をお許し願います。」菅原道大空軍大将がマッカーサー元帥に言った。
「許可する。」
「まず橘花の編隊でMIG15の編隊を妨害したのですが妨害を開始した直後に背後を取られたと報告を受けています。」
「ああ...双発機を改造したアレか...。」
(あんなもの戦闘機と運用している時点でおかしいのだが...)
どうして我らが祖国はあんな双発機の研究を支援したのだろうか?
「橘花では歯が立たないため築城基地にある第6航空軍と一部戦艦に急遽新型機を配備させました。」
「そうか...。」
(あの新型は軍が日本に新型ジェットを渡したものを取り付けたらしいが...)
どうなるか見ものだな。
「元帥閣下、北海道においての陸軍の配置についてですが...。」
「話したまえ...。」
会議は進む...されど元帥変わらず...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーー7月11日午前零時 ウラジオストク軍港ーーー
ウラジオストク軍港は1860年のロシア帝国からある歴史のある軍港である...今ではソ連の物だが。
さて、ウラジオストク軍港には本来ならば大量にいるはずの潜水艦がかなりの数減ってしまっている...理由はそうアメリカへの嫌が...ゴホンゴホン 牽制のためにアラスカ沖に行ってしまったからである。
さて、そんなウラジオストク港には軍の関係者以外立ち入り禁止で人の数も少ないわけだが....
軍港にはチラチラ軍服を着た軍人達が4隻の潜水艦に集まっていた。
潜水艦の甲板には何人かの軍人がいた。
「後は頼んだぞ...イワノフ三等海軍大佐。」
「ハッ了解です。必ずヤポンスキー共の船を沈めてまいります。」
「頼もしいな...武運を祈る。」
「ハッ」
「艦長出港準備完了しました。」
「そうか」
イワノフは潜水艦に乗り艦橋まで行った。
「離岸せよ。」
イワノフがそう命令すると潜水艦たちはゆっくり動き出した...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーー同時刻 佐世保港ーーー
深夜零時なのだから空はまだ暗い....。
そんな佐世保港には戦艦伊勢、榛名 駆逐艦柳、楓。椿、初桜の第二艦隊が寄港していた。
旗艦は戦艦榛名だ
そんな中、戦艦伊勢の中では...
「艦長出港準備が完了しました。」
「そうか...」
後は旗艦である榛名の準備を待つだけだ。
「それにしては...」
戦艦伊勢は戦時中に後部甲板を飛行甲板にしたという黒歴史があるのだが....
(まさかこの航空甲板を使いたいと空軍からの要請があったとはな...)
航空甲板といっても着陸はできない...いわば片道切符だ。
(しかも搭載する機体も見せてもらったが...あれは奇抜なものだったな。)
それはさておき...
「総員配置!」
「ハッ!」
船員が各自の持ち場に着いた。
「前進微速!」
佐世保港に寄港していた艦艇たちが静かに動き出した。
戦闘開始まで残り6時間...
さて...新型機の名前は何でしょうか?ヒントは旧日本軍の...




