第九話 陥落目前
ーーーー1950年6月26日 日本 神奈川県 水野家ーーーー
(あの稲荷~~~ネタバレしようとしやがって)
まあ阻止できたしいいか
(とりあえず朝ご飯を食べるか。)
「トントントン」と一階に降りている最中だった。
「それは、、本当なのか、、?」と勇の声が聞こえてきた。
誰かとお茶の間で話しているようだ。
「はい、、本当です水野中佐、、大韓民国が朝鮮民主義人民共和国とソビエト連邦の宣戦布告を受けました。」
(遂に朝鮮戦争が始まったのか、、史実ではソ連はあくまで参戦せず援助するだけだったはずだが、、核の抑止力がない影響で、参戦したか、、。)
「ということで日本まで飛び火することはないとは思うのですが、、、、、、、、、、非常呼集です、、長門 副長 水野中佐殿。」
ーーーーー大韓民国 東豆川周辺ーーーーー
北朝鮮軍のT34戦車群が韓国の大地を蹂躙していた、、しかし勇敢にも抵抗を試みる者たちがいた。
「後方よし!」
「発射準備完了!」
「目標、T34戦車側面!」
「距離100m、狙う!」
「発射する、伏せろ!」
「ズドォン、、、」
韓国兵の2.36インチバズーカが火を噴き、弾が発射された。
(頼む、、効いてくれ、、。)
「バゴォォォォォォン」
物凄い轟音を立ててT34に命中した。
これでを最低でも損傷は与えたと誰もが思った、、、が。
「目標は健全に見える!」
「目標に効果なし!」
「目標はまだ活動中!」
「射撃を続行する!」
「中隊長!、、敵戦車にバズーカが貫通しません!」
「クソ!旧式のバズーカだからか、、、。」
だめだ、、我々には一切戦車がないしかも相手はT-34、、対戦車火器を一切持たない我々の頼みの綱であるアメリカから供与された2.36インチバズーカも通用しない、、。
こうなったら、、
「撤退だ!師団司令部に連絡を入れろ、、これ以上の戦闘は不可能だ!」
「しかし、、死守しろというのが命令だったのでは、、?」
「馬鹿野郎!そんなこと言っている暇があったら連絡を入れろ!」
「了解!」
兵士が野戦電話で師団司令部に連絡を入れるが、、
「…繋がりません。」
「もう一度つないでみろ!急げ!」
「だめです!砲撃のせいで電話線が吹き飛ばされて通信できません!」
中隊の全員の顔色が真っ青になった。
「中隊長、、残弾がありません!もう持ちません!」
「中隊長!下がらないと全員死にます!」
「分かった…後退する!各自、撤退せよ!」
しかし彼らを待っていたのは更なる地獄だった、、。
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「また戦車が来る!急げ!」
「民間人で道が塞がってます!車両が動けません!」
攻撃が始まって2日目なのだ、、十分に避難できるはずがない、、、。
「糞…砲兵は砲を捨てて走れ!何としてでも撤退しろ!」
(何としてでも生き延びてやる、、、。)
韓国軍は僅か2日でソウルまで撤退することを余儀なくされた。
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