サイズを測るの?
シオウが服の置いてある棚に蹴躓いてスノーホワイトに突撃した。スノーホワイトは足を開いて倒れてしまい、シオウは開いた足の純白のパンツに顔を突っ込んだ。
「おやおや。私は女の子限定なんだけどね。でもなんか……ありね」
「ごごご、ごめんなさい。わざとじゃないんです」
「でも、こんな小さな男の子にも元気になってもらえておばさん嬉しいわ」
シオウは慌てて股を押さえた。
「ごめんなさい……」
「なになに? 元気になったの? じゃあ私もやっていいよ?」
ラズが座って足を開こうとしたのをシオウは止めようとして、そのまま水色のパンツの中に顔を突っ込んだ。
「ごごごご、ごめんなさい! やめさせようと思って!」
「いいよー? どう? 元気になった?」
「相変わらずラズは無知で鈍感でえろえろね。ていうかシオウ……。いいわね」
「んー? 何が?」
「いや。楽しいから何も教えないわ」
「もー! 教えてよー!」
巨乳と貧乳がもみくちゃになる。
シオウは顔を手で多いつつも、指の隙間からしっかり見ていた。
シオウも十六歳。いじめられていたとは言え思春期だ。エッチなことにはもちろん興味がある。だからこそ、ラック最大の効果でエッチなトラブルが起こるのだ。これはシオウの意思とは関係なく発動する。ラズの魅了と同じように。
「ふう。スノちゃんは力が強いなー」
「ラズは相変わらず乳圧がすごいわね」
「なにそれー」
二人は地面に座ったまま笑った。
パンツは二人とも丸見えだった。
シオウは顔を覆いながらしっかりと目に焼き付けていた。二人ともパンツも足も美しかった。とても刺激的だ。
「よいしょっと。じゃ寸法測るね。こっちきて」
仕立て屋の奥に入ると中は作業部屋になっていた。
「じゃあそこで服脱いでくれる?」
「え、服脱ぐんですか?」
「うん。もし時間が余ったら服も作ってあげようと思って」
「い、いいですよ。大丈夫です」
「いいのいいの。それともなあに? 私も脱ごうか?」
スノーホワイトがワンピースのチャックを下ろした。
「あわわわ! 大丈夫です! 僕だけで大丈夫です!」
シオウはスノーホワイトの脱衣を防ぐために、慌てて服を脱いだ。スノーホワイトはにやにやしながらチャックをゆっくりあげた。
「はい。ありがとう。じゃあちょっと見てくね」
スノーホワイトはシオウの体をじーっと見ながら周囲をぐるりと回った。
「うん、おっけー。服着ていいよ」
「え。測ったりしないんですか?」
「うん。私は見ただけでわかるの。ほんとは服着てても分かるんだけどね。ちょっとイタズラしちゃった」
イタズラって……。
恥ずかしい思いしたのに意味なかったんだ。なんだかスノーホワイトさんのことは掴めない。
いい体でした。とスノーホワイトはうんうんと頷く。
「じゃあまた一週間後取りにきてね。服も作っとくから」
「はーい」
「おねがいします」
「ラズ。また泊まりに来てね?」
「うん!」
「じゃあ私はリュックを作ります」
スノーホワイトは棚から生地を取り出し始めた。
ラズとシオウは「またね」と声をかけて外に出た。
「これでリュックはオッケーだね。じゃあ、次どうしよっか?」
ラズはううんと唸りながら考え込んだ。
「うーん。リュックは一週間後なんだもんね。時間できちゃった。一週間どうしようかなあ」
「うーん……。そうだ! ヴェルのとこ行く?」
「ゔぇる?」
「うん、ヴェル。ヴェルミヨン・フェルグソンのところ。魔法使いなんだよ! 炎の魔法使い。私とは歳も結構近いし仲も良いんだよ。もしかしたら頼んだら魔法教えてくれるかも。魔法は先天的な才能がないとダメなんだけど、シオウくんもしかしたら魔法の素質あるかもしれないし」
「魔法かあ。女神様は魔法のことは何も言ってなかったなあ。スキルを与えないことと、ラックのことは言ってたけど。でももしかしたら魔法使えるようになるかも。僕魔法使いになれるかな?」
「わかんないけど、魔法が使えたらこの先すごく楽になると思う! 行ってみよっか!」
「うん!」




