第二十二話:ゴールラインと極彩色の未来(キャノンボール編・完)
アメリカ大陸を横断する五千キロの死闘『キャノンボール』は、いよいよ西海岸のカリフォルニア州へと突入し、最終盤のデッドヒートを迎えていた。
先頭を走るのは、ゼッケン三番のシボレー・カマロ。それを猛追するのが、俺とボブが乗るゼッケン二番のトヨタ・ソアラ。
そして、パンクのタイムロスから驚異的な追い上げを見せているのが、ガーベラとパットが乗るゼッケン一番のHQモナーロ・インターセプターだった。
「ガーベラさん! この先のハイウェイは渋滞しています。降りて、旧道のルートに入ってください!」
「おう! 任せい!」
助手席のパットは、完全に『最強のナビゲーター』へと覚醒していた。
普通なら減速を余儀なくされるような裏道やショートカットのルートを、彼女のSAT一五〇〇点オーバーの頭脳が瞬時に計算し、迷いなくガーベラに指示を飛ばしていく。
「カンカンカンカンッ!」
裏道を爆走するモナーロの前に、突如として踏切の警報音が鳴り響いた。巨大な貨物列車が接近してきている。
「むっ、列車じゃ! パット、止まるぞ!」
「駄目です!」
ブレーキペダルを踏もうとしたガーベラを、パットが鋭い声で制止した。
彼女はダッシュボードに広げたロードマップの上に定規を当て、列車の速度と踏切までの距離を恐るべき速度で暗算していた。
「距離と速度、計算完了しました! 時速二百八十キロ以上で突っ込めば、こっちの方が早いです! 絶対に間に合います! 踏んでくださーーーーいッ!!」
「ヒャハハハハッ! お主、最高にイカレておるな!!」
ガーベラがアクセルを床まで踏み抜く。
七五〇馬力のV8エンジンが咆哮を上げ、モナーロは貨物列車の先頭車両の鼻先を数センチの差でかすめながら、弾丸のように踏切を突破した。
このパットの狂気じみた、しかし完璧なナビゲーションのおかげで、ゴールであるレドンド・ビーチまで残り五キロの地点で、ガーベラのモナーロはトップのカマロに対して五分以上のリードを奪うことに成功していた。
「ふふん、このままいけば我らの勝ちじゃな」
「……はい! 良かったです。私、結局大学には行けなくなっちゃいましたけど……優勝できたなら、最高のいい思い出になります」
パットが、安堵と少しの寂しさを交えた声で笑った。
「ん? なんじゃ、なんで大学に行けないんじゃ?」
「あー……実は、学費の奨学金はもらえるんですけど、手持ちのお金が全くなくて。向こうでの寮費や生活費が払えないんです。だから、LAに着いたらとりあえず住み込みの仕事でも探そうかなって」
「なんじゃ、そんなことか。今回の優勝賞金は百万ドルじゃぞ。山分けで、お主の取り分は五十万ドルもあるんじゃ。それだけあれば十分じゃろ?」
「えっ!? そ、そんな! 私はただ車にタダ乗りさせてもらっただけで……」
「何を言っておる。終盤のお主のナビがなければ、優勝は無理じゃった。黙って貰っておけ。……その代わり、ウチの夫の玉を切るのはやめてやってくれ(笑)」
ガーベラが豪快に笑うと、パットの目からボロボロと大粒の涙がこぼれ落ちた。
もう諦めるしかないと思っていた、南カリフォルニア大学への進学。ハリウッドの近くで、映画の勉強ができる。
(神様、お母さん……私、奇跡みたいな幸運に出会えました……!)
パットが両手を組んで神に感謝を捧げた、その時だった。
「ガーベラさん、止めてください!!」
パットが血相を変えて叫んだ。
道路の路肩に、お腹の大きな妊婦がうずくまっていたのだ。
「どうしたんじゃ!?」
「お、お腹が……」
急ブレーキをかけて飛び降りたパットとガーベラが見たのは、激しい痛みに顔を歪める妊婦と、その足元のアスファルトに広がる生々しい出血の跡だった。
「ガーベラさん、すぐに病院へ!!」
「……送るのは構わんがの。そうなればトップは確実に奪われる。お主の大学の資金はどうなるんじゃ?」
「何年かかっても、ガーベラさんの賞金分は私が働いて必ず返します! だから、病院にお願いします!」
パットは、一切の迷いなく言い切った。
「……大学には行きたかったです。でも、ここでこの人を見捨てたら、仮に大学を出たって、私は一生幸せになんてなれません。天国のお母さんがいたら、今の私を絶対に褒めてくれると思いますから」
その言葉に、ガーベラは深く頷いた。
「よう言った! 任せい!!」
ガーベラが妊婦を抱きかかえようとした、まさにその時。
後方から猛烈なスキール音を上げて、俺のソアラが急停車した。
ただならぬ空気を感じ取った俺は、車を降りるなりガーベラに言った。
「どうした!? 俺に何かできることがあれば、何でも言え」
ガーベラから手短に状況を聞いた俺は、即座に判断を下した。
「俺のソアラのほうが、足回りが柔らかくて揺れが少ない。妊婦を乗せるならこっちで行こう」
俺たちが妊婦をソアラの後部座席に寝かせている横を、ゼッケン三番のカマロが猛スピードで通過していった。
『ヒャーハッハッハ! 何やってんだマヌケども! 優勝は俺たちのモンだぜェッ!』
ふにゃちん野郎どもの下品な暴言が響き渡る。
俺は舌打ちをし、助手席から降りてきたボブにソアラのキーではなく、モナーロの方を指差した。
「ボブ! お前、ガーベラの車を運転してゴールに向かってくれ。キャノンボールの参加登録は『人』じゃなくて『車』だ。一着は無理でも、まだ完走の可能性はある」
「わかったボス。お嬢ちゃん、乗りな!」
「太さん……でも……!」
心配そうに俺を見るパットに、俺はニヤリと笑いかけた。
「パット! こっちのことは気にするな。また後でな」
「……はいっ!」
ボブの運転で、モナーロが猛然とゴールを目指して走り去る。
残された俺とガーベラは、ソアラの後部座席で苦しむ妊婦に寄り添った。
「太、こっそりとやるぞ」
「ああ」
俺たちは医療魔法と治癒魔法をごく微弱な出力で発動させ、妊婦の出血と痛みを密かに抑え込んだ。
そのまま最寄りの救急病院へとソアラを走らせる。病院に到着して処置を任せ、しばらく待合室で待っていると、無事に旦那さんとも連絡がつき、母子ともに命に別状はないとの知らせを受けた。
何度も頭を下げる旦那さんに手を振り、俺たちはようやくゴールへと向かった。
♦
ゴール地点であるレドンド・ビーチの特設駐車場には、すでに多数の参加車両が到着し、狂騒の真っ只中にあった。
俺とガーベラが歩いていくと、モナーロのボンネットに寄りかかり、パットがうつむいていた。
「……負けました」
悔しそうに唇を噛むパット。カマロにトップを譲った時点で、結果は分かりきっていたことだ。
だが、ガーベラは笑ってパットを強く抱きしめた。
「お主はイイ娘じゃのう。負けた? いーや、あの見ず知らずの奥さんと子供の命を救ったんじゃ。お主の大勝利じゃぞ!」
「そうだぜ嬢ちゃん。アンタは本物の英雄だよ」
ボブも親指を立てて、優しい笑顔を向けた。
だが、そんな美しい空気をぶち壊すように、駐車場の中央で大声で騒いでいる連中がいた。ゼッケン三番、カマロに乗っていたあの白人の男二人組だ。
「おーい! 俺らが優勝者様だ! テメェらひれ伏せ! 俺がアメリカで一番イカしたドライバー様だァ!」
ビールの瓶を振り回し、下劣な笑い声を上げる男。
さらに男は、こちらにいるパットを見つけると、ニヤニヤと近づいてきた。
「おっ、そこの女! さっさと約束の百万ドルをよこしな! ああ、もしお前が俺の股間をたっぷりしゃぶってくれるなら、一万ドルくらいは恵んでやらあ!」
あまりのゲスな発言に、俺も、ボブも、そして過酷なレースを共に走り抜いた他の参加者たちも、一斉に殺気を放って男たちを睨みつけた。
俺がオーガの力で男の首の骨をへし折ってやろうと一歩踏み出した時、ガーベラがスッと前に出た。
「待たんか。……約束は約束じゃ」
ガーベラは懐から小さな真鍮の鍵を取り出すと、男の足元へと放り投げた。
「ただしな、賞品の『純金のボール』が入ったケースは、ここにはない。スタート地点であるコネティカット州グランビーの、銀行の貸金庫の中じゃ。ここにあるのは、その金庫を開けるための鍵じゃよ。一年以内に受け取りに行くことじゃな」
鍵を拾い上げた男たちは、顔を見合わせて大爆笑した。
「ヒャーハッハッハ! テメェら、散々調子に乗ってたが、ザマアないな! せいぜい負け犬同士で慰め合ってな!」
「……随分と機嫌が良いようじゃが、そんなにのんびりしていて良いのかの?」
ガーベラが、妖艶な笑みを浮かべて小首を傾げた。
「あ? なんだと?」
「さっき、警察の無線を傍受したんじゃがの。どうやらお主ら……ハイウェイで『機関銃とグレネードランチャーを乱射した凶悪テロリスト』として、FBIから全国指名手配されておるようじゃぞ? ククッ」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
男たちの顔から、一瞬で血の気が引いた。
無理もない。機関銃を撃ったのはボブで、ランチャーを撃ったのは俺だ。
だが、俺はあの時、トラッカーたちに『認識阻害(幻惑)』の魔法を薄くかけ、襲撃者の特徴を『カマロに乗った白人の二人組』だと誤認させていたのだ。目立っていた彼らは、見事に警察へのスケープゴートにされたというわけである。
「そ、そんなわけあるかァ! お前らも、俺たちがそんなことしてないって知ってただろうが!」
男たちが周囲のレーサーたちに助けを求める。
だが、俺はニヤリと極悪人ヅラを作って、肩をすくめてみせた。
「えー? 俺は、お前らがあのバカデカい銃を撃ってたと思うなあ。……なぁ、みんな?」
俺が周囲にウインクを飛ばすと、キャノンボールの連帯感というやつだろう。荒くれ者の参加者たちが、一斉にニヤニヤと笑って乗っかってきた。
「おう、俺も見たぜ。アイツらが狂ったように機関銃を撃ってたよなァ」
「アー、たしかアイツらがグレネードぶっ放してゲラゲラ笑ってた気がするわwww」
「警察に証言してやらないとなぁ!」
その時、遠くからパトカーのけたたましいサイレンが、こちらに向かって急速に近づいてくるのが聞こえた。
「チ、チクショーッ!! 覚えとけよテメェら!!」
男たちは百万ドルの鍵を握りしめたままカマロに飛び乗り、猛スピードで逃走していった。
彼らが東海岸まで戻って百万ドルを手にするには、全米の警察の包囲網をくぐり抜けるという、キャノンボール本編よりも過酷な逃亡劇を強いられることになるだろう。
「来年のスタートの日までに取りに来ないと、賞品はナシじゃぞー!」
ガーベラが笑いながら手を振ると、駐車場はドッと大きな爆笑に包まれた。
そして、ガーベラは俺のソアラから拡声器を取り出し、参加者全員に向けて叫んだ。
『お主ら、全員最高にイカしたドライバーじゃ! 来年も同じ日に、同じ場所で会おうぞ! じゃあ、みんなまたの!』
かくして、第一回キャノンボール・ランは閉幕した。
参加者たちは互いの健闘を称え合い、サムズアップを交わしながら、それぞれの帰路へと散っていった。
♦
誰もいなくなったレドンド・ビーチの駐車場。
夕日に照らされる海を見つめながら、パットがポツリと口を開いた。
「……ガーベラさん、太さん。本当に、ありがとうございました。私、一度は諦めようと思ったけど……これから一生懸命働いて、いつか絶対に、大学に行く夢を叶えてみせます!」
その横で、ボブも静かに空を見上げていた。
「ボス。俺は……ナムから帰ってきて、魂が死んだまま生きてた。でも、この最高にクレイジーなレースに参加して、俺の白黒だった世界に色がついて、自分がまだ『生きてる』ってことを思い出せたんだ」
ボブは、俺に向かって深く頭を下げた。
「世間や他人のせいにして、ウジウジと死んだように生きてた自分はもういない。俺も、人生をやり直すよ。本当に、ありがとう」
二人の心からの感謝の言葉。
だが、俺はニヤリと笑って、ソアラのドアを開けた。
「何言ってんだよ。まだ俺たちゃ『バディ』だぜ? ……パットも、ボブも、そのまま車に乗ってついて来な」
「「……え?」」
きょとんとする二人を車に押し込み、俺たちは夕暮れのロサンゼルスを走り出した。
向かった先は、映画の都・ハリウッドである。
俺たちは、パットやボブに気付かれないように『認識阻害』の魔法を展開し、セキュリティを素通りして、とある巨大な映画スタジオの撮影現場へと足を踏み入れた。
そこでは、現在ハリウッドで売り出し中の若手トップ女優が、大掛かりなセットの中で演技をしている最中だった。
「あ、いたいた」
「おーい、レベッカ!」
「――太!? ガーベラ!!」
カットの声がかかった瞬間、こちらに気付いた美しい女優――かつて俺たちがファン一号・二号を名乗った少女、レベッカが、ドレス姿のまま全速力で駆け寄ってきて、俺たち二人に思いきり抱きついた。
「どうしたんですか二人とも! ずっと会いたかったです!」
「ハハハ、俺たちもいつも応援してたよ、レベッカ」
俺たち三人がワチャワチャと再会を喜んでいると、奥から恰幅の良い中年の男が怪訝な顔をして歩いてきた。
「すまんが、今は撮影中でね。……知り合いかね、レベッカ?」
その男は、かつてレベッカの体を狙っていた下劣なプロデューサーだった。だが、俺たちの『物理的な説得』を受けた後は改心し、今では彼女を守る強力な後ろ盾として立派に立ち回っている男だ。
「お、久しぶり」
「……ん? どこかでお会いしたかな?」
「忘れるなんて嫌だなぁ(笑)」
俺は空間収納から、かつてこの男を脅す時に被っていた『SSマシーンの覆面』を取り出し、スッとかぶってみせた。
「ヒッ!?」
その瞬間、プロデューサーの男は顔面を蒼白にさせ、ガタガタと震えながら直立不動になった。
「お、お、お久しぶりでございます……平田さッ」
「だから平田じゃないから!!」
俺はマスクを脱ぎ捨て、本題に入った。
「実はね、プロデューサー。アンタに一人、預けたい女の子がいてさ」
俺は、後ろでオドオドしているパットの肩を前に押し出した。
「この子、南カリフォルニア大学(USC)の特待生の奨学金をもらうくらい優秀なんだけど、生活費が厳しくてね。週末とかに、モデルや女優の端くれみたいな仕事、アンタのところで回せないか?」
「!? な、何言ってるんですか太さん! 無理無理無理です! 私なんか、倉庫係の裏方とかで十分ですから!」
パットが顔を真っ赤にして両手を振る。
だが、そのやり取りを見ていたレベッカが、パットの姿を真剣な目で見つめ始めた。
最初は「太に無理やり面倒を押し付けられるのか」と警戒していたプロデューサーだったが、レベッカの真剣な視線につられるようにして、プロの目でパットの容姿を査定し始めた。
背は高い。足も長い。猫背で自信がなさそうだが、プロポーションの基礎は極めて高い。そばかすは化粧でいくらでも隠せるし、むしろ健康的なイメージの役柄にはぴったりだ。おまけに『USCのフルスカラシップ』という、知的で強烈なブランド力を持っている。
正統派の美女であるレベッカとは全く違う系統の魅力。これは、手元に持っていて絶対に損はない手札だ。
スケベだが敏腕であるプロデューサーの頭の中で、瞬時に計算が弾き出された。
彼はレベッカと目を合わせて小さく頷くと、パットに向かって最高に紳士的な笑顔を向けた。
「お嬢さん。良ければ、少し奥でお話をさせていただけないかな?」
「えっ……あ、あの……」
「すごくいい子なんだ。プロデューサー、よろしく頼むな」
ガーベラが、戸惑うパットの頬を両手で優しく包み込んだ。
「パット。わしらにしてやれるのは、ここまでじゃ。あとは、お主自身で人生を掴み取るんじゃぞ? ……なあに、お主のあのナビゲーション能力があれば、何だってできるわい」
「……ガーベラさぁん……っ」
パットは堪えきれず、ガーベラの胸に顔を埋めて声を上げて泣いた。
一段落したところで、俺はプロデューサーに尋ねた。
「さて、ところでさ。レベッカや、これから売れるパットの『ボディガード』はどうなってるんだ?」
「ええっと、今のところ専属はいなくて、送迎のドライバーを使い回している状況ですね。ただ、レベッカの人気も全国区になってきましたし、セキュリティとして専属をつけないといけないとは思っていたんです。パット嬢も大学に通うなら、そっちの護衛も必要になりますね」
「ちょうどいい奴がいる」
俺は、少し離れたところで所在なさげに立っていた大男、ボブを呼んだ。
「気は優しくて力持ち。そしてな、今のハリウッドじゃあ何故か馬鹿にされがちだが……元海兵隊で、祖国のために自分の青春と命を懸けてきた、本物の男だ」
プロデューサーは、ボブの屈強な体格と、その瞳の奥にある静かな光をじっと見つめた。
そして、ぽつりとこぼした。
「……俺の甥っ子が、ナム(ベトナム)で死んでな」
「……」
「祖国のために死んだっていうのに、今の世間の風潮じゃあ、俺はそれを大声で称えてやることもできねえんだ。……なあアンタ。たまに、酒を飲みながら俺の愚痴に付き合ってくれるかい?」
その言葉の裏にある深い意味を理解し、ボブの目に再び涙が滲んだ。
「ほらボブ、新しいボスに挨拶だ」
「……イエス、ボス。私のような者で良ければ、命に代えても」
ボブは、深く、深く頭を下げた。
パット、ボブ、レベッカ、そしてプロデューサーの四人が、これからの明るい未来に向けて話し込んでいる隙をついて。
俺とガーベラは、足音を立てずに静かにスタジオの出口へと向かった。
それに気付いたレベッカが、ハッとして振り返る。
「太! ガーベラ! ……また、絶対に会えますよね!?」
「当たり前だ!」
俺は振り返り、親指を立てて笑った。
「俺たちは、いつだって二人の『ファン一号・二号』だからな!」
ガーベラも大きく手を振り、俺たちはハリウッドの夜空の下へと歩き出した。
モノトーンだった若者たちの未来を極彩色に塗り替え、最強の夫婦のバカンスは、最高にハッピーな結末と共に幕を閉じるのだった。
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キャノンボール編 どうでしたか?
書いてて楽しかったのですが、楽しすぎて5日で3万字超え
AI本文利用なのにプロットで2万字以上(笑)
申し訳ないのですが、明日はお休みしますね
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