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とりあえず神様を殴るためにはどうすればいいですか?  作者: タコガマ
第3章 人間の研究者編
33/64

光を目指して(上)

翔太たちは脱出の手段を確保。ハルトは突然のアクシデントで大剣を失った。

 脱出用の魔法陣に入った翔太たちだったが、それ以降は何も起こらなかった。疑問に思った翔太は催促するように再度スイッチを押すと、今度は魔法陣に沿うように光が放出された。

 突然の光に驚くアリスたちは疑うことなく翔太の方を見た。しかし仕掛けを作動させた当の本人は彼女たち以上に驚いていた。しかもその表情には「やってしまったか?」というような焦りの色が見える。当然、その動揺がアリスたちにも伝わり、彼女たちの表情も暗いものへと変わっていく。


 しかしそれは杞憂に終わる。


 光の放出はものの数秒で治まると、そこから現れたのは半透明のガラスだった。それは厚いガラスというわけではないが、少なくとも崩れ落ちてくる瓦礫を難なく跳ね返すほどの強度はあるように見える。

 翔太としては瞬間移動のように魔法陣の中にあるものをどこか別の場所に転送するという、如何にもファンタジーな展開を期待していたため、内心少しだけがっかりしていた。


 ガラスに覆われた円柱体ということでアリスたちは敵を捕らえる檻を想像していたが、翔太は既に察しがついていた。

 それは今もまだ天井の一部を明るく照らしている部分が地上までの道を示しているのだ。この光に沿ってこの円柱体は地上に移送されるのだ。さしずめ、これはタオが用意した脱出ポッド兼最終防御壁だといったところだろう。


 今もまだ不安の色が見えるアリスたちを安心させるためにそのことについて翔太が説明しようとした時、円柱体が突然上に向かって動き出した。


「わっ!? 今度は何ですか!?」

「ようやく動き出したみたいですね」

「えっ? これがそうなんですか?」

「おそらくですが、これはこのまま地上に向かうと思います」

「良かった、それなら安心です」


 翔太の説明でエミルたちは安心を取り戻した。それに翔太も同意する。


「はい、これまで故障していたらどうしようかと思っていましたよ。……それにしてもやけに起動に時間がかかる仕掛けだったな」

「あれあれ~? それはフラグですか、翔太様?」


 翔太の言葉に不安の芽を植えた、もとい感じ取ったテイルは嘲笑気味に反応した。

もちろん、翔太にその気はなく、すぐに否定した。しかし彼の心の中にそんな一抹の不安があるのも確かだった。


 その時、謎の衝撃と共に何の前触れもなく暗闇が訪れる。


「何!?」

「どうしたんですか!?」


 突然の出来事で慌てていた翔太たちだったが、アリスが光石でその場を明るく照らした。その灯りで冷静さを取り戻した翔太たちは真っ先に状況を把握しようとした。


「今何が起こったんですか?」

「いきなり全部の照明が消えたみたいですね……」


 エミルの言葉に反応した翔太はアリスから灯りを拝借し、その灯りを脱出ポッドに設置されていた照明の方に向けた。すると翔太の言葉通り、全ての照明の灯りが消えていた。

 ここで当然の疑問が生まれてくる。それはなぜ照明の灯りが消えたかということである。しかし翔太はそれよりも先に確認しなければいけないことがあった。


「あの……これ、今止まっていませんか?」


 翔太は指で下を指し示しながら苦笑いでアリスたちに尋ねた。すると、アリスたちも困った表情を見せる。


「……あぁ、気のせいじゃなかったのね……」

「翔太さんたちもやっぱりそう思いますか?」


 翔太たちが言っているのは、脱出ポッドの動きが完全に停止していることである。脱出ポッドが揺れた時点で、翔太は脱出ポッドが止まったのだと薄々感じていた。しかしそれが自分の勘違いという可能性も十分ある。だからこそ自分の早とちりを解消するためにアリスたちに聞いてみたのだが、結果は最悪だった。

 そしてその場合、ある当たり前の事象が起こる。


「……ということは、まさか……」


 翔太がパニック映画の定番みたいな反応をすると、その直後再び脱出ポッドが大きく揺れた。しかし今度は先ほどとは異なり、その振動が止むことはなく続いている。

 それは考えてみれば必然ともいえる事態。物体を空中に留めているものを除去した場合、その物体はどうなるか。


 答えは簡単、重力に従って下に落ちる。あえて付け加えるのならば、高さによってはその物体は砕け散ることになる。


 そんな当たり前な法則に従って、脱出ポッドは周りの土砂を押しのけ、ゆっくりと下へ落ちていく。しかしアリスたちが驚嘆の声を上げる前に、再び脱出ポッドは再び静止状態になった。

その原因はもちろん、運よく頑丈な岩盤に止まったというわけではない。


「“反射壁(リフレクション)”!」


 落下していく脱出ポッドを受け止めたのは、翔太が発動させた“反射壁(リフレクション)”だった。そしてその状態を維持すると、安堵の息を漏らす前に次の指示を出した。


「アリス、机の下にあるスイッチをもう一度押してみてくれ!」


 その言葉を聞いたアリスは翔太に聞き返すことなくすぐにタオの机に向かい、そこにあるスイッチを押した。しかし何度押しても脱出ポッドが再び動きだす気配はない。


「駄目、全然反応がないわ!」

「そうか。じゃあやっぱりあの手しかないか……」

「翔太さん、その前に私と代わってください! あなたにはかなりの疲労が残って……」


 アリスの言葉に翔太は残念そうな表情を浮かべると、今考えたことを実行するしかないと腹をくくった。しかしそれを全員に伝える前にエミルが翔太に声を掛けた。

 エミルは先ほど、翔太にはかなりの疲労が蓄積していることに気づいていた。だからこそこれ以上翔太に負担をかけさせるわけにはいかなかったのだ。


 しかし翔太はその言葉を遮った。


「いえ、まだ大丈夫です。それよりもエミルさんには協力してやってもらいたいことがあります」


 エミルは限界以上に能力を使用したときの倦怠感を知っている。そして翔太からはそれと同じ反応が見て取れる。しかしそんな弱っていると言っても過言ではない翔太から力強い言葉を聞いては、エミルはそれ以上何も言うことができなかった。

 そう思ったエミルは何も言わずに翔太の話に耳を傾けた。


    ◇◆◇


「じゃあ、行きますよ……エミルさん!」

「はい!」


 今、アリスとハルトはそれぞれ翔太とエミルにしがみついている。念のために、これは翔太が今さっき思いついたことに副った意味のある行動であり、決して下心といったやましい行動ではない。

 もちろん、翔太が一番そのことを理解しているため、今現在アリスに抱き着かれていてもそれに浮かれている余裕はない。


 翔太とエミルは真剣な表情でゆっくりと深呼吸をし、呼吸を整える。

 翔太の考えはたった一つでも状況が悪化するだけで、この場で生き埋めになってしまうような考えである。しかしそれでもアリスたちはそこに希望があるのならば、それに賭けるしかなかった。

 それでもアリスたちは信じていた、翔太の考えがこの窮地を乗り越える最良の策だということを。


 そして呼吸を安定させた翔太とエミルは、ついに作戦を実行した。


「せーの……」

「“反射壁”!」


 翔太は自分の掛け声とともに“反射壁(リフレクション)”を解除した。すると必然、再び落下が始まる。しかし落下するよりも先に今度は別の衝撃が脱出ポッドを押し上げた。

 その衝撃の正体こそ、真下から脱出ポッドを突き上げるように展開されたエミルの“反射壁(リフレクション)”である。


 翔太の思いついたのは、“反射壁(リフレクション)”で脱出ポッドの底を何度も突くことでそのまま地上まで押し上げるという、とてもシンプルな考えである。

 しかし、この完全にゴリ押しと言わんばかりの考えには大きな穴がいくつもある。


 まず、中にいる者たちの心配である。脱出ポッドの底を突くということは翔太たちの足場となっているところにその衝撃がダイレクトで伝わるということである。

 その衝撃により、ほんの一瞬だけ翔太たちは浮遊感を味わい、彼らの足の裏には多少の痺れが残っている。その衝撃に弱った身体でいつまで耐えられるか。


 次に、脱出ポッドの強度である。体格が大きい相手をぐらつかせるほどの衝撃がある“反射壁(リフレクション)”をぶつければ、いくら頑丈とはいえ無傷とはいかないだろう。しかもそれを何度も行うとなれば、いつ壊れてもおかしくはない。

 だからこそ、アリスとハルトは翔太たちにしがみついている。そうすることで脱出ポッドが壊れた場合でも、少なくとも誰かが孤立する心配はなくなる。

 しかしそうなってしまっては地上に戻れる可能性が大幅に下がるため、翔太たちは脱出ポッドが壊れないことをただただ祈っていた。


 そして最後に、地上までの距離である。テイルならば風の流れを読み、それから翔太たちがいる場所から地上まで距離を推測することができるのだが、そうするためにはその風を直絶肌で感じる必要がある。そしてテイルは今、完全な密室である脱出ポッドの中にいるため、地上までどれぐらいかを測ることができない。

 この事の最大の問題点は、距離を把握していないまま進み続けるため精神的にかかる負担が大きいということである。周囲はアリスの灯りがなければ1m先も見えないというほどの暗闇。それは翔太たちの距離感覚を狂わせると共に、どれだけ進もうとも変わらない景色に虚無感を感じさせる。


 ましてや、暗闇に手を伸ばすというのは何があるのかわからないということ、言わば「未知」が翔太たちの動きを阻害し、結果的に躊躇いを生む。それが言いようのない気持ち悪さとなって翔太たちに伝わっている。


 これらの要素が翔太たちの精神を大きく削っていた。


「せーの……」

「「“反射壁(リフレクション)”!」」


 突き上げられた脱出ポッドに追い打ちをかけるように、今度は翔太とエミルは息を合わして同時に押し上げる。脱出ポッドに伝わる威力は単純計算2倍。

 当然、足裏に伝わる衝撃も先ほどよりも大きくなる。しかし翔太たちは“反射壁(リフレクション)”が脱出ポッドにぶつかる直前、正確には翔太の掛け声に合わせて、その場にジャンプすることで足裏に生じる衝撃を軽減していた。


「脱出ポッドが壊れた時、鼻や口を塞いで土が入らないようにしてくれ!」


 さらに翔太は体内に侵入した土による窒息死を避けるためにアリスたちに呼び掛けた。

 各々が工夫を施しながら、着実に上へ上がっていた。


 しかしそれでも翔太たちの顔に喜びの色は一切感じられなかった。


 翔太には既に体力がほとんど残っていない。今動けているのは搾り滓程度の体力を必死で振り絞っているだけにすぎない。

 この作戦を実行した時点で、翔太に引き返すという道は残っていなかった。この作戦が失敗すれば翔太には思いついた考えを実行するための力や、立ち上がるための気力さえも残らないからである。そうなってしまっては、彼にはもうどうすることもできず、ただ静かに死を待つだけとなる。


 そしてそれはエミルたちも似たようなものである。彼女たちは翔太よりも体力があるとはいえ、疲弊しているのに変わりはない。だから彼女たちも余力を残さないつもりで事に当たっていた。

しかしそんな彼らにも付き纏うものがあった。


 それこそが恐怖。


 後何回すれば地上に出られると理解していることと、結果的に距離を知るのとでは何もかもが異なる。それは自分たちの努力が必ず報われるという希望と、いつか報われるかもしれないという絶望を含んだ希望とでは、同じ希望でありながらその意味が異なることと非常に似ている。

 そして今の翔太たちにあるのは後者の希望。


 報われるかもしれないが、報われないかもしれない。そんな拭いきれない絶望が常に付き纏っている状態で人はいつまで現実という名の理性を保っていられるだろうか。

 今の翔太もそんな状態だった。


 ひどい眩暈に加え、立て続けに生じる衝撃で意識も曖昧になっていき、倒れないために必死で支えている心にも次々と亀裂が走って行く。

 彼はもはや、いつ倒れてもおかしくはなかった。


 そしてその時はすぐに訪れた。


 足元から伝わる衝撃で翔太の身体が大きく揺れた。すると先ほどまでと比べ、かなり強い眩暈が翔太に起こった。翔太はすぐに振動で脳が揺さぶられたからだと気づいたが、それが分かったところで既に生じた結果を覆すことはできない。


 ひどく歪曲し、音さえも遠ざかっていくような世界を見た翔太はもう何秒もしないうちに必死につないでいた意識を手離すことになるだろう。

 しかしそんな世界で意識を失う直前に翔太が目にしたのは、些細な変化も見逃さないために目を開き、上を見続けていたアリスの姿だった。


 人は恐怖を認識した時、最後の抵抗と言わんばかりに必死に目をつぶる。それは生物の本能とも言える行動、だからそれに抵抗することは非常に難しい。

 しかしアリスの目には強い光を感じた。もちろん、彼女の心にも恐怖はある。しかしそれでも彼女には信じるものがあった。だから彼女は恐怖に耐え、今もなお自分の役割を全うしようとしていた。


 その時、翔太はかつて自分がアリスに伝えた言葉を思い出した。そして今の自分にまだ力が残っているならば、それを放棄したくない、アリスたちを見捨てるような真似をしたくないと心から強く思った。

 それともう一つ、そんな翔太を後押しするようにアリスが呟いていた言葉。耳から入ってくる言葉を脳が認識できないといった状態の翔太だが、彼女の口の動きからなんとなく「頑張れ」と言われた気がしたのだ。


 ならば、やるしかないだろう。

 どれだけ身体が悲鳴を上げていても、それが今でも自分を信じてくれている彼女との約束なのだから。


 翔太は血が出るくらい強く下唇を噛みしめ、寝そうになっていた身体を無理やり叩き起こすと、盛大に叫んだ。


「くそーーー!!」


 いつまでも付き纏う恐怖を振り払おうという怒気を感じさせる言葉だが、そう叫んだ本人は笑みを浮かべていた。ただし、その笑みは誰がどう見てもやけくそになっていると思うだろう。事実、翔太はやけになっている。

 だからこそ今の翔太に絶望を感じていなかった、正確には感じる余裕がなかった。


 自分を奮い立たせるように叫んだ翔太は意識が続く限り、力を振るい続けた。そしてそんな翔太に引っ張られるようにエミルも能力を発動し続けた。

 翔太には、もはや誰かと連携できるような余裕がない。だからエミルは翔太に合わせて展開している。ただ、そんな彼女もどれだけ上に昇ってきたかなんて考えていなかった。


 翔太たちはいつか見えてくるはずの光を目指して、ただそれだけのために全力を尽くした。


 そしてその時は何の前触れもなく訪れる。


 突然差し込んだ茜色の光に翔太たちは目が眩んだ。先ほどまでほとんど光がない空間にいたのだから無理もないだろう。

 しかし次に彼らが目を開けた瞬間、翔太たちの目の前には長閑な夕焼け空と豊かな森林が広がっていた。翔太たちが飛び出してきたのは他の景色と並べても違いがほとんどない大森林の中、当然翔太たちには何の手掛かりもないこの状況で自分たちが今いる場所がフギリ大森林のどの辺りなのか分かるはずがない。


 それでもただ一つだけ分かることがあった。それはここが待ち望んでいた地上であるということ。


「「……“反射壁(リフレクション)”!」」


 ただ、地上に出たことは喜ばしい事だが、それが突然のことだったため翔太とエミルは“反射壁(リフレクション)”を止めることができなかった。その結果、喜びの声を上げる前に翔太たちは余計に一回上に昇ることになった。

 そして翔太よりもエミルの方が力が強かったのだろう、翔太たちの脱出ポッドは真上ではなく斜め上に打ち上げられたため、翔太たちは飛び出してきた穴とは違う地点に着地した。


 幸いにもそこは崩壊に巻き込まれていない固い地面だったため、着地の衝撃で脱出ポッドは砕け散り、翔太たちも外に放り出された。何気にテイルは地面に叩きつけられる前に飛行し、難を逃れている。


 一方、雑に地面に叩きつけられたアリスたちは当然痛そうにしている。それでも第一声は不満を告げるものではなかった。


「……やった~! やりましたよ、ハルト! 外に出られたんですよ!」

「ちょっ……エミル……」


 なんとか脱出できたことに感極まったエミルはハルトに思いっきり抱き着き、喜びの声を上げた。アリスたちがいることをまったく気にしていないエミルの行動にハルトは夕焼けに負けないくらい赤面し、どうするべきか考える素振りを見せる。しかしそれでも最後にはエミルに抱き着き、喜びを分かち合った。

 そんな平和的なエミルたちを見てアリスは笑みを浮かべた。アリスは彼女たちの関係性がもどかしくも感じるが微笑ましく、ちょっぴり羨ましくもあった。そんな気持ちで彼女たちを眺めていた。


 しかし次の瞬間、アリスはそんな落ち着きを失うことになる。


「えっ……ちょっ!?」


 突然翔太がアリスの胸に飛び込み、そのままアリスを押し倒したのだ。正確には疲弊していたアリスが翔太の勢いに耐えきれずに倒れたわけであるが。

 この状況では第三者ならば喜びと驚嘆の声を上げる所だが、当の本人のアリスにとっては喜びよりも驚きが遥かに勝っていた。その結果、パニック状態に陥った。


「えっ、なんで……胸、じゃなくて、そんないきなり……」


 ハルトに負けないくらい顔を真っ赤にしているアリスは盛大に慌てふためいた。しかし数秒もしないうちに落ち着きを取り戻すことになる。なぜなら……


「……寝てる?」


 耳を澄まして聞いてみると、翔太が幼子のように寝息を立てて眠っていることに気づいたのだ。その瞬間、アリスの頭の中には「このタイミングで紛らわしいことをするな」という怒りを覚えたが、すぐに冷静さを取り戻す。

 眠っていてもまだ寝言で“反射壁(リフレクション)”と呟いているのを聞いてしまっては、彼女も怒る気にはなれなかったのだ。


 アリスは翔太を起こさないようにそのままの体勢を維持した。

彼女は翔太の意識が途中から曖昧になっているのに気づいていた。しかしそれでも翔太は皆のために限界以上の力を使って、今まで以上に知恵を振り絞って、この危機を乗り越えたのだ。


「お疲れ様……今日は特別だからね」


 アリスはそう言うと、すやすやと眠っている翔太の頭を優しく撫でながら、満更でもないといった表情で翔太の寝顔を見つめた。


読んでいただきありがとうございます。

以前、後書きで「あと3~4話ぐらいでこの章が終わる」みたいなことを言いましたが、書いていて思いました。

絶対に終わんねえな、これ。まだ書きたいことも残ってるし……

こんな自分ですが、これからもよろしくお願いします。

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