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第四十四話 武器作成

すいません!

投稿しようとした作品を誤って消してしまい、一日遅れました!

本当に申し訳ありませんでした!

後日、きっちりアガレスからミスリル鋼とその他の金属を徴収した。これでようやく武器製作に本腰を入れられる。長かった。実に長かった!つっても二日だけど。


ちなみにアガレスに作った剣を見せてもらったら、なんとBランクの剣が出来ていた。しかも、まだまだ不慣れなため、慣れればSランクも夢じゃないとのこと。


武器の等級は魔物の等級と同じらしい。つまり、Sランクは上から三番目の超一級品。上級の冒険者でもSランクの武器を手に入れるのは至難の業だそうだ。


だがしかし、俺には関係ない!なぜなら創れるのだから!まあ、ミスリルだからといっていきなりSランクになるとは限らないが。


今は依頼を受けて近くの森の奥に向かっている。宿屋ですると、発動時の光で結構な騒ぎになったりする。エルガーの宿屋での体験談である。


しばらく歩くと、静かで少し開けた場所に出た。周りに魔物の魔力反応も無いし、ここで創るのが良さそうだ。


というわけで早速実行。まずはミスリル鋼を創る。イメージも固まるし、魔力消費量もなんとなくわかるし、創ってみるに越したことは無い。


イメージの参考にアガレスから貰った拳大ほどのミスリル鋼を取り出し、魔力を集める。光と共に現れたのは大体同じ大きさのミスリル鋼。


どうやら、イメージには問題なさそうだが、魔力消費が半端じゃない。一つ創るのに二百以上のMPを使用している。


訓練の結果、俺には八百くらいのMPはあるが、あまり数は創れそうに無い。MPを回復するポーションも持ってきているが、どれだけ持つか…。


とりあえずMPポーションを飲み、魔力を回復させる。前に地竜(イエロードラゴン)との戦いでポーションは飲んだが、この系統は総じて吐くほどマズイ。


カナタたちは何回も飲んだから慣れたと言っていたが、いくら飲んでも慣れる気はしない。青汁の苦味だけを抽出して飲んでるみたいだ。だが、今は好き嫌いは言ってられない。


まずはイメージの構築。創るのは剣。ゴテゴテした装飾は必要ない。ただ硬く、ただ鋭く。それだけを追い求め、想像力を働かせる。


「【物質創造】」


ひたすらに魔力をかき集め、手に魔力を収束させる。体内の魔力がゴリゴリと削られているが、そんなことはお構いなしに魔力を流し続ける。


「━━━いっけぇ……!」


さっきよりも遥かに眩い光があたりに広がる。光が晴れたあと、俺の手に収まっていたのはシンプルな剣。


俺の想像通り余計な装飾は一切無く、ただ機能だけを追求した武器。しかし、そこも妙に美しく感じる。これが機能美というものだろうか。さて、性能は…?


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

名称:ミスリルの剣

ランク:A

能力:ステータス上昇 魔力純化 破壊耐性

詳細:貴重なミスリルを惜しげも無くつぎ込んだ剣。

   さらなる進化の可能性を秘めている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


なんと、ランクA。能力も三つもついた。今まで俺が使っていた剣を遥かに凌駕する性能だ。これはかなりヤバいのを創り出してしまったか?


まあ、今更知ったことか。ヤバいものを創り出したなら、それよりヤバいのを創り出せばいいだけだ。これは俺のメイン武器に据えるとしよう。


次にレイナとウォルフの武器を創る。前にウォルフには剣を創ったが、レイナには初めてだ。魔晶石を手に入れたし、創ってみるのもありだろう。


とりあえずはMPポーションを飲み、空になったMPを回復させる。うーむ、マズイ。一本では足りないので回復するまで飲む。やはりマズイ。


回復したあとはまずレイナの杖から創る。【創造魔法】を発動させ、その通りの武器が完成する。


いかにも魔法使いという棒がねじ曲がったみたいなミスリルの持ち手に、先端についた宝石のような魔晶石。逆側の先は少し尖っており、これ単体でも戦えるようにしている。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

名称:ミスリルの杖

ランク:A

能力:ステータス上昇 魔力純化 破壊耐性

詳細:貴重なミスリルを惜しげも無くつぎ込んだ剣。

   さらなる進化の可能性を秘めている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


やはりAランク。能力も詳細も全く同じ。レイナが今使っている杖は確か武器屋で買ったDランクの杖だった。これならレイナも満足してくれるだろう。


次はウォルフの双剣。【創造魔法】によって、俺の剣より少し短く、少し軽くした二本の剣が完成した。


さらにウォルフの双剣には試験的に細工を加える。これはアガレスから金属を徴収するときに聞いた二つ目の『付与(エンチャント)』の方法である。


それは剣に魔法陣を刻み込むというもの。正確には魔法陣の一部だが、刻み込み魔力を流すことでその通りの発動させるという外的付与という技法らしい。


ウォルフの双剣に刻むのは『増幅』の魔法陣。その名の通り魔法効果などを増幅させる能力。シンプルながら組み合わせることで真価を発揮する。ウォルフにはピッタリだ。


ポーチからアガレスに借りた加工用の蚤と金槌を取り出す。アガレスもまだミスリルに刻んだことは無いらしいが、どうなることか……。


一応壊れないように魔力で強化し、蚤を双剣の柄につけ金槌を振るう。しかし、ミスリルに弾かれてしまった。蚤すら通らないって加工素材としてどうなんだ。


負けじと何度弾かれても金槌を振るい続ける。すると、少しずつだが蚤が通るようになり、魔法陣が刻まれていく。やがて一時間ほどでようやく魔法陣が完成した。


これは俺の腕が悪いからか、ミスリルが硬すぎるのか…どっちにしろ、もう二度としたくねぇ。まぁ、双剣だからもう一本あるんだけどな!ハッハッハ!泣きたい。


【鑑定】を発動させると、俺とレイナの武器とランク、能力、詳細はすべて同じだった。外的付与は能力には反映されないのか?


ひとまずは外的付与の性能を試すか。双剣を一本ずつ握ってみるが、その時点で違いがはっきりとわかる。明らかに外的付与のあるほうが体が軽いのだ。


ここまで明らかな差が出るとは思わなかった。これは俺の剣やレイナの杖にも外的付与を付けるべきか?だが、はっきり言ってやりたくないが…仕方ないと割りきろう。


しかし、なかなか良い武器が出来たものだ。能力を付与すればランクも変わるし、Sランクももう目前なんじゃないか?やはりこれからも頑張るか。外的付与はもうしたくないけど。

今後の投稿に関するお知らせ

本日投稿した新連載ですが、書いている途中にさらに書きたいものが出来て、書いてしまいました。

しかし、学生業の傍ら、同時に三作品連載は流石に難しいので新連載は十月までの評価などをもとに重点的に連載する作品を決めることにしました。

その作品を書いているせいで、創造魔法の毎日投稿はできなくなってしまいました。

楽しみにしてくださっていた方は申し訳ありません。

身勝手なことなのは承知しておりますが、なにとぞご理解ください。

新連載は五日間は毎日投稿を致します。

下にURLを貼っておくので、読んでいただけると嬉しいです。

『魔神王の暇潰し』

http://ncode.syosetu.com/n2469gm/

『転生暗殺者のゲーム攻略』

http://ncode.syosetu.com/n2476gm/

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