1-2.早朝の不審者と街への到着
GM:ちゅうことで、ガルドが荷馬を引いていくと、だんだん夜が明けてきた。
ヴロン:うん。
GM:日の光が見えてきた早朝、「街道をこっち側だ」と言って、脇道に入って行こうとする。街道に馬と馬車を置いて、「1人だけここで馬車の護衛についていてくれ」と。
ベラ:誰? 誰行く?
ヴロン:えー。とりあえずシターは行ったほうがいいんじゃない?
シター:そうだね、シーフだから。自分はついていく。ベラもレンジャーだから一緒に行こう。
何かあった場合を考えて、ヴロンがベラに【トランスファーメンタルパワー】の神聖魔法で精神点を分け与えます。
ガルド(GM):「お前、(ヴロン)はここで馬を見張ってろよ!」
ヴロン:(ヴロンは徹夜なので眠いロールプレイ)ムニャムニャムニャ。
ガルド(GM):「じゃあ残りの二人、ちょっとついてこい。」
シター:へい、任せて下せぇ。ガルドの旦那!
GM:森の中、森というか茂みというか、その中の方にカサカサカサッと分け入っていくんだけれども。
(馬車見張り中のヴロン):これ絶対ダークなことしようとしてるだろ、このおっさん。
GM:いろいろな植物が、生い茂ってる。植物判定やってみて。レンジャーかセージ。
シター:あー、大丈夫か? このおっさんホントに。
ベラ:あ、うちも判定するの?
GM:はい、ベラはレンジャー技能があるのでやっていいよ。
シター:シターもセージで判定ができる。
GM:目標値は「8」だよ。どうかな?
ベラ:おりゃー!(ダイスを振る音)5と3。8+1+2=11!
シター:(ころころ)達成値8! 出目ボロボロだー。
GM:シターは薬剤学の知識で、この周りには、薬草になる植物がいっぱい生い茂っている事がわかった。ベラの方は、食べると美味しい山菜がいっぱい生えてるのがわかった。
(馬車見張り中のヴロン):朝早いから、取りに来たのね。朝取り山菜。
シター:あー、なるほど。
ベラ:朝の山菜取り。
GM:山菜取りだね。「ここは俺の『庭』だからよ。好きなもん持ってきな。薬草もいい値段になるし、山菜は、ここのフキノトウがうめえんだぜ!!」
ベラ:え!取っていいんですか!?
ガルド(GM):「当たり前だろ。もってけ!」
(馬車見張り中のヴロン):いや、だから、おっさんが育てているわけじゃないだろ。
GM:ベラは動植物知識で判定したので、山菜の中からこれが一番美味しい! というものをいくつか目星付けられたよ。
ベラ:いっぱい採取する。ついでに食べちゃう。もぐもぐ。美味しい。
GM:みたいなことやってる時、聞き耳判定をしてください。
シター:(ころころ)えーと、達成値11。
ベラ:(ころころ)えーと…(教えてもらいながら計算して)9!
GM:では、二人とも人間の話し声が聞こえてきた。森の奥からだね。
シター:会話の内容は分かりますか?
GM:内容については、わからない。二人が誰かの声に気付いた雰囲気をガルドが感じ取って、「おめーらふざけんな、伏せろ! 隠れろ!」って、君たちの頭を押さえつけて茂みの中に隠すよ。
ベラ:イラッ! っとしながらバサッと隠れる。
(馬車見張り中のヴロン):密猟か、これ! おっさんwww
GM:レンジャーとシーフ技能で潜伏してね。
シター:(ころころ)11。
ベラ:(ころころ)……6。
GM:シターは綺麗な潜伏ができた。でも、ベラは「ん?潜伏?」みたいな隠れ方をしちゃった。
ベラ:ごめんな、ホント。
GM:ガルドは(ころころ)あ、すげえ隠れた。本職のレンジャーよりきれいに隠れた。
(馬車見張り中のヴロン):おっさん、この場に慣れてるな(笑)
シター:さすが庭というだけあるな。
GM:君たちが隠れながら森の奥を見てみると、金属鎧を着た戦士風の男と、魔法使いの若い女性の姿が見えるよ。戦士の方は、おっさんだね。
シター:へー。
GM:この二人は潜伏している君たちには気付かず、「あーだこーだ」会話をしているよ。さっきの聞き耳が良かったので、いくらか情報が出てくる。
シター:うんうん。
GM:「だからここで、こういうふうにして、こっちから、そうだね」みたいな話をして、その中で「そこでエイラさんが……」と、人名が聞き取れたよ。
シター:ふーん。
GM:ガルドは、「あいつらに決してバレるんじゃねえぞ、バレるんじゃねえぞ」って茂みの中でやってる。
ベラ:なぜ?
(馬車見張り中のヴロン):これは山菜の密猟なんだよ。こっちが悪者っぽいぞ。
ベラ:え、うち犯罪しているのバレる可能性ある?
(馬車見張り中のヴロン):バレないほうがいいぞ、たぶん。
GM:ガルドは「まさか巡回の兵を増やすとは…」や、「こんな早朝に冒険者を見回りに送ってくるなんて、神殿の奴らも警戒してやがるな」みたいなことを言ってるね。
(馬車見張り中のヴロン):ああ、ここは神殿が生やしてる薬草園なんだな。
シター:ベラとガルドに、こっそり逃げてもらえるように注意を引き付けるよ。ちょっと大きめのゴブリン語を「ゴブゴブ、ゴブゴブ」言いながらガサガサやるので、今のうちに逃げて!
GM:なるほど(笑)。
シター:「ゴブゴブ、ゴブゴブ」言いながら、姿が見えない程度に茂みをガサガサさせる。
(全員の笑い声)
GM:じゃあ、それがどれくらいうまくできたかシーフ+知力で振ってみて。
シター:(ころころ)10!
GM:(ころころ)「ゴブゴブ」言いながらガサガサガサってなってる茂みに気付いて、戦士と魔法使いは「何だあれ!?」とか「え、やばっ!!」みたいな感じになって、『逃げていく』よ。
シター:(予想外すぎる反応を見て)逃げてく!?
(馬車見張り中のヴロン):どういうこっちゃ。逃げてくね。あの二人。
シター:あ、えーっと……えーっと、いや。(大混乱)
(馬車見張り中のヴロン):街の方に逃げていく? それとも街から離れる方向に?
GM:ここが街道から外れた森の中だから、街の方向とかよくわからない。
シター:あ、わかんないのか。じゃあ……。
(馬車見張り中のヴロン):どうするよ? ここで見失うの、もったいなくないか?
シター:なんか、もったいない気がするから…。
ベラ:後つける?
シター:そ、そう……だね。尾行しよう。尾行で判定して後を追います。
GM:対抗ロール振るから、とりあえず振ってみて。足跡を追跡できるかどうかの判定ね。
シター:(ころころ)14!
GM:(ころころ)足跡を追う事ができた。シターは足跡を追っていくと、街道まで追跡できた。人の足跡はここまでしか追えないけれど、すでに姿が見えないってことは、ここから馬に乗って街道を移動したんじゃないかと思ったよ。
シター:あー、馬か。馬まで用意してわざわざここに来るのか。
(馬車見張り中のヴロン):怪しすぎる……。シターのいる場所から目的地の街は見えますか?
GM:街まではそこそこ離れているよ。馬に乗って10分くらいの場所かな。
シター:とりあえずみんなの場所に戻ります。
GM:オッケー。
シター:「くぅ、びっくりしたぜ。うまく追い払えたなゴブ」と言いながら戻ってきた。
ベラ:あ、まだゴブリン語だ(笑)
ガルド(GM):「お前たち、戦うのはサッパリだったが、隠れるのは得意じゃねえか! 気に入ったぜ!!」
シター:旦那! お褒めに預かり光栄でヤンス!!
GM:へりくだったシターにも満足したようで、ガルドがご機嫌になりながら街の方に向かって馬車を引いていくよ。
(やっと合流できたヴロン):いや、何、何があったんだよお前ら。
ベラ:えー、なんかねーw
シター:いやまだ、まだ情報が確定してないから…ガルドに「あいつら一体何だったんだ」みたいな感じで、聞ける範囲で聞いてみます。
ガルド(GM):「知らねえよ! 見張りの冒険者なんだろ!!」
シター:いや、これ突っ込まないほうがいいな(笑)。
ヴロン:突っ込みたいけど、突っ込まないほうがいいな。
ベラ:うーん。
シター:ベラとヴロンには、追跡後の事を言っておく。
ベラ:なるほど、そういうことがあったのか。
ヴロン:見張りの冒険者だったら、そんな慌てて逃げ帰るようなことあるか?。
シター:逃げ帰るのが、ねえ。謎だよ。
ヴロン:街道に馬まで持ってきていて、逃げ帰るのが、まあ若干……かなり謎だが。いや、何か人に見られてはいけないとか、そういう密かな取引だったのかも。
GM:では、そのまま何事もなく、午前中にグリーンレストの街に到着するよ。街の広場まで移動した所で、ガルドは「うん、ここまでで結構だ、ありがとう」と、報酬を渡してくれるよ。(3人で1600ガメルと経験点1000点)ベラが大量に回収した山菜について、「いい料理を作ってくれる冒険者の店があるから、教えといてやるよ」と言って、地図を書いてくれる。
ベラ:お、センキュー!
シター:じゃあ、そこに行こうか。
ベラ:おし、レッツゴー!
GM:ちゅうことで、君たちは冒険者の店に着いた。「酔いどれ羊亭」という名前だね。
シター:酔いどれ……。
ヴロン:羊。うん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おまけ
ベラのプレイヤーさんに、急遽作るよう言われて作成した画像です。




