私達は双子を仲間にしたいけど勇気が足りない
(前回のおさらい!)
楓くんのミスで変なところに来ちゃった!カエルはでかいし、、、しかも命華と北斗が喧嘩!
私達は大丈夫なのだろうか!?
「月・・・」
「息できる…」
「夢?」
月に来てしまった。北斗の魔法のおかげで息ができるし眺めもいいし最高だ。
2人を.........除いては。
何も喋らないのにバチバチヒバナを散らしている。
怖いし私を挟んでやってるし。
辞めてよ(泣)
「先輩、地球見えますよ!青いですね。やっぱり」
「ね。青いね。映えそう」
地球は青かったって本当だな。
嘘だとは思ってないけどね。
「南那架、見てみて~!面白くない?」
「何~?それ、水?なんか可愛い~!そうなるんだー。」
「(ちゅるるっ)、おいし~。」
瑞希が飲み、知依李がキャハハと笑う。
相変わらず命華と北斗は喧嘩をしているんだけど。
楓くんは地球をずっと見つめている。
「楓くん、何ぼーっとしてるの?」
「わーかちゃん、何してるの?」
「わ、わかちゃん!?僕のことですか、それ」
むぅ、と頬を膨らませ、こっちを振り向いた楓くん。てゆうか、わかちゃん。
「もう・・・、綺麗だから見てるんです。」
「わかちゃんの方が綺麗だよ。」
「なーっ・・・先輩、もう辞めてください!」
「わかちゃん、かっわい〜」
涙目になる楓くん。
弱いなぁ、やっぱり.........。でも可愛い。
「うぅ・・・もう嫌です。」
「ごめんって〜!許して?わかちゃん!」
「相澤先輩まで〜!むぅ・・・」
可愛い(笑)
でもやり過ぎたかな?まぁいっか。
「ふえぇ・・・ひどいですっ!うわあああん!」
「ちょっと、迷子になるよ!ねぇ、楓くん!」
すばしっこい.........。
行っちゃうよっ!仕方ないっ!
弓矢打つしか.........!
「はぅっ!だっ、誰ですか!」
何?誰かいるのかな?
走って追いかけてみると・・・。
「「こんにちは、月の番人です。」」
「月の番人.........。こんにちは!水無月です!」
「こんにちは。私は、小兎で、こっちは綾月です。何をしに来たのです?」
小兎さんと、綾月さんか・・・。
つ、月の番人・・・。
へぇ、可愛い〜。
「あっ、えっと、冒険です!」
「そうですか。暇なので、来ていただいて嬉しいです。綾月、貴方からもご挨拶を。」
綾月さんがでてくる。
そして、深々と頭を下げると、こちらを見た。
青くて、綺麗な目。
誰もが惚れてしまうほどの笑顔。
「こんにちは。綾月です。お兄様の方が能力は上です。」
おっ、お兄様!?
お兄様って、誰!?
えっ、小兎さん!?が、お兄様!?
びっくりしすぎて、よく分からない。
「すみません、小兎さんがお兄様ですか?」
「そうですよ。貴女は相澤さん?」
「いえ、葉屋海です。」
いつもうるさい知依李が超猫かぶりだ。
少し面白い.........
「ベガの嘆き!」
「うわっ!・・・ふぅん、そう来るの。」
知依李が避けた後に言った。
なんだか何かをやらかしそうな顔をしている。
「(北斗、喧嘩してるとこ悪いけど、〜〜〜)」
「(・・・分かった。)」
テレパシーかな。
知依李にしてはやるな〜。
そう思った時。
「魔剣流星群っ!!」
「乙女の恋心!からの恋の矢!」
北斗がやるので、私もつられて恋の矢を放ってしまった。
「あら、なかなかやりますね。まぁ、この程度じゃ、私は倒せませんね。」
「ウザ.........。」
瑞希が呟いた。
その気持ち、まじでわかる。
サイコパスだよ、この人。だって笑顔だもん!
「アルタイルの祈り!そして、双子座の絆」
アルタイルの祈りは、天の川が流れてくる攻撃で、双子座の絆は、2つの手が伸びて、私達を捕まえようとする攻撃だ。
瑞希が天の川に飲まれ、知依李が手に捕まっている所だ。
「うふふ、それで終わりですか?もっと、楽しませて下さいよ。」
「お言葉に甘えさせて貰おうか。」
北斗がカッコつけて言い放つ。
少し面白いから、瑞希を救出しつつ、見ておこう。
「幽霊の恨み」
「蠍座の娘。」
「無限手裏剣」
幽霊がわちゃわちゃして、蠍の尻尾?を持った女の子が二人いて、手裏剣が空を飛び回って・・・
そして、綾月は避けて・・・。
「全然当たらないですね。
あら、疲れてしまいましたか?休憩しても、い いですけど。負けっ、てことで。」
全員、顔を見合わせた。
そして、「せーの」、と声を合わせた。
「炎流星群!」「魔剣流星群!」「輪廻の輪!」
「恋矢流星群!」「噴水!」「洗脳テレパシー」
避けれるはずがない。
左右、上下、前後に別れて唱えたから。
そして、何より、流星群だらけだし。
洗脳してるから、最低1個には当たっているだろう・・・と信じたい!
「うう・・・数の暴力ですよ.........」
「楓くんっ、北斗、見ちゃだめええええっ!」
咄嗟に叫んだ。
だって、濡れて白い服は透けるし、洗脳されて、何故かえろくなってるし、恋の矢でまたえろくなってるし、魔剣で頬から血が出てて、炎で少し服が焦げて所々見えちゃってるからだ。
「うおっ、何すんだよ命華!」
「私以外のエッチな姿の女の子見ないで」
「じゃあ命華のは見ていいのかよ」
命華が赤くなる。
そしてぎゅうううっ、と北斗の目を潰す勢いで照れ隠しをした。
「そういうことじゃないでしょ!」
「そういうことだろ?」
仲直りしてるし。
まぁ、仲直りだよね?
まっ、そゆことだよね!
「葉屋海先輩?きついです!きついですって!」
「中二なんだから発情しちゃうでしょ!」
「しません!目が潰れます!」
あそこも怪しい〜(笑)
そうニヤニヤしながら2人を見ると、知依李がこっちを向いた。
「何ニヤニヤしてんの!?北斗の方見なさいよ」
「え〜。ヤダ」
「先輩!?」
小兎さんと、綾月を見ると、仲間になりたそうにこっちを見ていた。
「仲間になろう!」
「「っ!はい!」」
瑞希と私は顔を合わせて、にっこり笑った。
隣で知依李、楓くんがじゃれてるのと、
命華と北斗がイチャイチャしてるのも面白いし、
2人の反応が被ったのも面白かったから。
そして、仲間が二人増えました。




