解説:スキル神のちょっとした知人
決定的な説明ではないもの。こんな感じだろうかと考えながら書いていたものなので最終決定されたものではない可能性が高い。自分で書いたんじゃないの? っていうツッコミ話の方向で。
はい? まだ何か用事がおありですか? え? アズさんのことを知りたい? いえ、そういわれましても……えっと、なになに? 上司からの説明命令が……ええ!? なんですかそれ!? あの人がそんなことを? 別に特になることがあるとは思えませんが……まあ、上司に言われたのでは仕方ありません。神格は基本的に上下関係は重要になるので。
ええっと、アズさんのことについて、ですか……まあ、あまり話してはいけないようなこともあるといえばあるんですが。では、種族やスキルに関しての話でも。今のアズさんは魔物として扱われる存在ですからね。
・魔物とスライムに関して
まず、アズさんの種族は……最初はスライムでしたね。今ではスペリオルスライム、スライム種の神化種である種です。迷宮を形成する元となる魔物、神格権限にふれたことで進化した神化の魔物。スペリオルはこの世界ではない別の世界において精霊、神霊と呼ばれる部分に触れる、つまりは精霊、自然の化身に近しいスライムと言う意味合いになります。進化過程はスライム、ビッグスライム、ヒュージスライム、スライムボス、スライムキング、エンペラースライム、カイザースライム、スライムリーダーの流れですね。リーダーは指導者、導くものの意味合いです。キングは王、エンペラーとカイザーが皇帝。ボスは…………ボス? ヒュージは巨大、ビッグは大きい。スライムはそのまま普通のスライムです。
スライムはいろいろと種類がいます。派生型、毒を持つポイズンスライム、酸性の高いアシッドスライム、溶岩で出来たマグマスライム、低温生存力を極めたアイススライム、特殊能力を持つ派生型のスライム以外にも通常のスライムと色違いのスライム種、レッドグリーンイエローブルーなどの色スライムもいます。色スライムはノーマルに近しいスライムですが、ノーマルのスライムとは違い派生条件が緩いというのがありますね。レッドはマグマ、ファイアなどのスライムへの派生が簡単とか。基本的にスライムの派生進化はその生息環境が影響します。まあ、長期の滞在が必要になりますが。
魔物、というのはそもそもなんなのかという疑問があるのではないでしょうか。例えば狼でも、魔狼と普通の狼は獣と魔物で全く違う種です。何を基準に魔物と獣を分けるのか……これは結構難しいものがあります。スキルで分けている、と言われればそれまでなきもしますが、それではつまらないでしょう。一応の基準として、迷宮出身か迷宮外の出身かというのがあります。迷宮では魔物しか生まれませんので。逆に外では魔物が生まれる土壌は最初は存在しなかった。それゆえに迷宮で生まれたのが魔物、迷宮外で生まれたのが獣、と言う感じですか。でも今では結構混血も進んでますからね……一応、ほかにも判断できる手段はあります。進化するかどうか。スライムを見ればわかりますが、魔物は基本的に進化する生物です。普通の獣は進化しません。それに関しては人間を見ればわかりますね。エルフは進化する……はずですから魔物扱いでいいと思います。まあ、エルフの進化は結構な高レベルが必要でしょうけど。
・神格に関して
基本的に神格権限を得る可能性がある存在は<神格者>の業……称号を得ます。元はスキル扱いでしたが今は業扱いとなっています。アズさんは初めからこれを持っていました。まあ、以前神様だったというのがありますしねあの人は。とはいえ、神様ではいられなくなったので資格を剥奪……されませんでしたが、封印処理されています。また、以前の記憶を回収しそれをこちらで預かり、アズさんの持っていた力は持っていた武器と指環に分けて封印、それを回収時に戻るように。まあそれでも全部完璧に戻るということが決まっているわけではありませんでしたが。
ちなみにこの神格権限は迷宮の主……魔王級の魔物ならばほとんどすべてが持ち得るものです。魔王は神に匹敵するくらいの強さを持つ、ということですね。まあ、あくまで下位の神、この世界で自由に活動できるレベルでしか持ち得ないわけですが。また、あくまで神格権限であって実際に神に成れるわけじゃありません。神に成るにはそれなりに条件がいります。まあ、要はこちらに凝れない存在が紙になれるわけがないということなのですが……アズさんの場合は私の手助けありですからちょっと狡いですかね? 通常ならば、この世界においてレベル九十九相当の強さになることが必要です。神格に関与するスキルや業で条件緩和がされる部分はありますし、いくらか神側の手助けがあればちょっとレベルが低くてもいいです。まあそれでも九十レベル代はいりますけど。アズさんは記憶と元々本人の持つ力などの例外があるのでカウントしません。以前はもう少し緩めだったんですけどね。
・アズラットのスキル
ではスキルに関しての話です。
・<アナウンス>
神格からの言葉を伝えるスキルです。ただ、これは<神託>のような一方的な物、とはちょっと違います。本来は一方的ですが、相手が神格権限を持つ存在だと双方向の連絡経路になります。<神託>と違い、世界の仕組みにかかわる部分を使っているから。ただ神の言葉を伝えるものとは違うんです。まあ、アズさんがうまく扱ったからこそと言うのもありますが。
・<念話>
その名前の通り、念じた心を伝えることのできるスキルです。心の言葉、意思の言葉を伝えるもの。口に出さずに伝えられる便利スキルです。一応届く距離や対象の数などの制限もあります。基本的には対個人のスキルですね。これ、本来ならばアズさんは覚えられないスキルなんですが、<アナウンス>による口、音による言葉を介しないスキルの影響を受けたので取得できました。
・<ステータス>
自分の能力を確認できるスキルです。冒険者カードはこのスキルの劣化版ですが、だれでも自由にみる事が簡単にできたり、いちいちスキルを使う必要もなく、また別の特殊な作用を持たせることができるものなので完全な下位互換ではありません。ステータス面に関しては下位互換であってるのかもしれませんが。名前、種族、レベル、業、スキル、スキルレベルの確認などができます。
・<契約>
契約を行うスキルです。基本的に契約とは絶対の物、守るべきルールであり、これを破る場合は死を覚悟してもらいましょうというくらい厳しいものです。まあ、それくらいだからこそスキルなのですが。とはいっても、そこまで協力ではありません。それに、ある程度本人の意思にかかわらず影響が与えられる部分もあります。なので意図的でもルールを破ることができない状況になっています。ちなみに、このスキルは私の寵愛が業にあったから覚えられることのできたスキルだったりします。あれですね、寵愛が契約に等しいとして扱われたみたいです。
・<圧縮>
物を圧し縮めるスキル。圧し潰すスキルですね。本来ならばこれはアクティブで他社に対し使うものですが、アズさんは軟体の体を持っていたため自分に作用させ、しかもそれを恒常に使い続けることをしました。これはかなり特殊な使い方で、そのせいでスキルレベルの上りがおかしいレベルで上がってます。なんですか? 普通このスキルが九十を超えるとかありえませんよ? 使い勝手はあまりよくないスキルなんですからね? まあ、実際にはアズさんのスライムという存在との相性もあってとんでもないやばいスキルになったわけですが。ちなみに、アズさんがこのスキルを使って潰そうとすればほぼすべての者が潰れます。対圧耐性があったり、極めて高い硬度を持っていれば話は違うかもしれませんが。
・<防御>、<跳躍>、<空中跳躍>、<隠蔽>、<加速>
以前話したものを含み、またその分野でおおよそ話したのでカットします。
・<穿孔>
貫き穴を開けるスキルです。孔を穿つ、スキルですね。これ単体ではまり強さはないのですが、アズさんはその<圧縮>解除の勢いを利用できるので少々話が違うわけです。あの勢いで穴を開けて突き進むので高い威力になる、と。実際普通に使う分には硬い殻などに穴を開けるので精いっぱいでしょう。まあそれくらいでも使えれば大きな効果はあるのですが。直に触れなければいけない手間はありますけど、有用な使い道はあるでしょう。
・<変化>
単純に変化だけだとわかりづらいですが、性質を変えることのできるスキルですね。アズさんの場合、己の持つ性質……粘性、酸性、硬さなど様々な要素を変化させることができます。アズさんのようなスライムと言う生物的に特殊だからそれくらい多様性を持たせられますが、普通の人間がやろうとすれば……せいぜい熱さや毒に強くなるとかの耐性スキルに近い要素が強いですね。耐性スキルと違って多様性が大きいですが。
・<同化>
物との同化を可能とするスキルです。実のところ、このスキルは消化することに近いもので、本来は自分に取り込めないものも取り込めるようにするスキル……ですが、アズさんの場合はこれを利用して取り込むものをそっくり取り込む形で保管スキルに近いものとしています。本来ならば自分の大きさ以上の物は取り込めないのですが、アズさんは元々の大きさがあれなので余裕をもって取り込めるわけですね。なぜ取り込めないのか? 自分と言う存在に対し、取り込んだものの方が大きいと大枠で自分と言う存在を維持するのに他者が自分の半分以上になるからです。自分自身の形を制御できなくなるので不可能、と言うことです。ちょっと説明がうまくいきませんね……まあいいでしょう。理解しなくてもフィーリングでわかればいいんです。
・<知覚>
何があるのかを知り覚るスキルです。知覚する内容に関しては基本的にあらゆるすべて、となるので情報量が大きすぎで危険なスキルです。ですが、アズさんの場合は脳がありません。本来のスライムの能力では処理できない情報なのですが、アズさんの情報処理は魂、精神の方で行っていますので体への負担がないので高い知覚の効果を発揮できます。アズさんゆえの特殊さですねこれは。範囲を縮めたり、知覚する内容を事前に決めて使えばある程度は普通の人でも扱えます。あとは取得した知覚情報の処理能力が高い人とか。天才向けでしょうね。
・<人化>
人の姿を取ることのできるスキルです。ただ、これは人間になることのできるスキルではありません。もともと人種に近いのならば話は違ってきますが、そうでない場合はあくまで人の形を取り繕うものと思ってください。また、元々の生物の特長を持つことも珍しくありません。アズさんも、あくまで表面的に人間に見せかけられるだけで中身はほぼスライムでしたからね。魂の性質、知識の関係、意識的に人の形を作れるのでかなりの制度で維持できる。あとは神格の要素もあるから人型がかなりいいものとなった、というのもありますが。そのあたりは複雑ですね。
と、色々と語ってみましたが……アズさんのことをわざわざ語らせないでほしいものです。私が独占しておきたいものなんですからね? 今回は上司からの指示なので色々と語りましたけど、今回限りです。まあ、ようやく神格条件を達し、こちらに来ることのできる状況になったのですし、もうやきもきしなくてもいいので別に構わないといえば構わないのですが。見ているだけでなく触れる、一緒にいられる、それだけでもう、私はもう! あ、脱線しましたね。まあそういうことなので、もういいでしょう? では。
以上余裕のない時に数埋めに使った解説回三つ。基本的に確定事項ではなくまたその後の展開で変わっている部分もあり得るので大きな枠での設定以外はあまり参考にならない可能性あり。




