↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢に転生しましたが、王子がイケメンすぎるのでおじさんに逃げます。  作者: 葉月はるか


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
48/86

毎度お馴染みの悪役令嬢

ペネロペ嬢のチラシが功を奏したか、休日であるにも関わらず、ティーパーティには沢山の生徒が参加してくれた。

おかげで食堂は目の回る忙しさだった。猫の手も借りたい、いや猫はいるんだけどさ。


「ババリアーナ様、お米がもうございません!」

「なんと!?在庫の見積りが甘かったようですね……ちょっと稲を収穫してきますわ!」

「ババリアーナ様!茶葉も足りません!」

「ちょっとカイル王子に頼んできますわ!」


あちこちで呼ばれて、もう分裂したいよ私は。エヴァンが体鍛えててくれてよかった、超力仕事だった。


「ババリアーナ様、大丈夫ですの…?何かお手伝いできることは」

「リリア!あの、稲をぐーちゃんにカイル王子に稲刈りの茶葉を」

「ババリアーナはネジが十本ぐらい飛んでるから気にすんな、カイル王子に茶葉の追加を頼んでくれ」

「分かりましたわ!」


リリアちゃんめっちゃ働いてくれる。ええ子や。


「うおっ、もういい時間だ。開会の挨拶すんだろ?着替えてこいよ」

「エヴァンも行くのよ!早く変身しておいで」


一言余計なんだよ!といつものテンションでキレられつつ、後は食堂の人たちにお任せしよう。


「騎士課のみなさんが餅をついて運び、社交課のみなさんでお茶を淹れ、魔法課のみなさんで演出……農政課のみなさんは稲刈り、総動員すぎる」

「悪役令嬢っつーかブラック企業の経営者かよお前は」

「うーん悪いことしてるなって感じがするね」


ティーパーティの開幕。いつもの食堂に吊るされたガーランド、飾られた花々。令嬢たちの色とりどりのドレスと令息たちの礼服で華やいでいる。


「みなさま、毎度お馴染みの悪役令嬢ババリアーナですわ。本日は一風変わったお茶菓子をお楽しみくださいませ」


クッキーとフィナンシェの代わりに、大福とフルーツたっぷりのぜんざいを。紅茶の代わりに緑茶とほうじ茶を。おせんべいも焼いたので甘じょっぱループに陥るといいですわ。


リリア嬢の座るテーブルには、アルフォンス王子、カイル王子、ノエルさん、レオンハルトさん、セシルさんと攻略対象がずらり。ミラベルさんが見たら倒れてしまうかも知れない。

その中に居心地悪そうに座っているエヴァンが面白くて仕方ない。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。