41 その後
議長の部下が、帝都の周りを守る軍勢のところまで来て状況を伝えた。各幹部はそれぞれ意見を述べた。代表者は己が信じた事をしろと伝えた。
41 その後
議長の部下達は議長の勧めに応じ上手く逃げる事にした。ばらばらで逃げた方か逃げられる確率が上がると結論づけた。部下の一人は庶民の服に着替え部屋の窓からロープを下ろし、ロープをつたって下に降りて歩いて帝都の外に出た。帝都の周りを守る兵士達の代表に会い帝都の状況を伝え、議長からの言葉を告げた。帝都の周りを守る兵士達の代表は神妙な顔をして、
「主だった者達を集めて話し合うことにする。情報感謝する。きみはこれからどうする。」
議長の部下は、
「もう一度議長のところに戻ってご一緒に最後まで見届けます。」
と言った。代表は生きて議長のところまで戻ることはないだろうと思った。
代表は帝都の周りを守る兵士の幹部を集め協議した。幹部の一人は、
「2万のアンドロイドに侵入されているならもはや救援に向かっても意味がないでしょう。ここは、退散すべきです。」
もう一人の幹部は、
「命令なしに動くのは命令違反です。このままとどまるべきです。」
他の幹部は、
「救援に向かうべきです。議長が生きてみえるなら皇帝も生きてみえるかも知れません。」
意見は3分した。次の代表の一言で決着がついた
「各自、己の信念に基づき行動せよ。」
軍勢は三手に別れた。各地の土地に戻る軍勢が半分。そのまま駐留する軍勢が4分の1、帝都に突入するのが4分の1、しかし帝都に突入した軍勢は直ぐに全滅した。やがて帝都はアンドロイドの放つ爆裂魔法で火の海になってた。駐留していた軍勢の半分は巻き込まれた。これでアーリア帝国の中央機能は失われた。マリエールは司令する。
「アーリア帝国の帝都を作り変えて新しいマリエール王国の王都にするわ。」
アンドロイド達は王都作りに励んだ。マリエール商会は西側諸国の経済を把握した。マリエールは各地の武装解除を要求した。大半はこれに応じた。唯一大陸の西南の国は国境を閉じてマリエール王国に恭順の意を示そうとしない。マリエール商会もここだけは入れない。マリエールは、
「どうしてこの国だけがこんなに強気なのかしら。」
参謀のアンドロイドが、
「この国は地下に大きな穴が幾つありそれぞれ繋がっています。人口の多くがこの穴に住んでいて各穴には共有アイテムボックスを持つ物がいて生活に必要なものが揃います。つまり他国との関係は必要ないと思っています。それはアーリア帝国の時代から変わっていないのですがアーリア帝国の時代から変わっていないのですがアーリア帝国は一定のお金さえ払えば干渉しないという条件で合意しました。今回は合意もなしに拒否しています。お金を払う事もないでしょう。これを許せば他国ばかりか自国の中に反乱分子を抱える事になるでしょう。」
仕方ない。アンドロイドを侵入させるか。マリエールは穴を一個一個征圧していった。やがて降伏の知らせがが来た。
「今迄通りお金を支配います。」
と言ってきたが、
「手間をかけさせたのだ。今年は倍額だ。」
というやり取りがあった。
マリエールはアーリア帝国の帝都を新しいマリエール王国の王都にする事を決めたがそれに従わない者もいる。




