表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
40/48

        40 開戦

 帝都の周りを守っていた将校は帝都の異変に気付いた。帝都には近衛兵がいるから彼らが対応すると思って将校達は動かないと決めた。

            40  開戦


 開戦当日になってもマリエール王国の動きはなかった。もう真夜中という時間になってアーリア帝国の陣形も解かれた。アーリア帝国軍の一将校は、

「マリエール王国の宣戦布告はやはりデマか。空中から攻撃するという情報もやはり誤りか。帝都このように厳重に守る必要もなかった。弓矢の強化も必要なかったようだ。」

その時王宮やその周りが急に騒がしくなった。叫び声、悲鳴、怒鳴り声等々、尋常ならぬ声が聞こえる。男の声、女の声、子どもの声大勢の声が聞こえる。非常を伝える声だ。帝都の周りを守る兵士にもその声は聞こえる。だが帝都内の治安は近衛兵が守るはずだ。帝都の周りを守る兵士がかかっていい事ではない。帝都の周りを守る兵士は外から迫る兵士を殲滅する事だ。増して当初予想された上空からの攻撃ではないようだ。他の将校が、

「帝都で何かあったようだ。我々が動くべきではないか。」

当初の将校は、

「出撃命令が出ていない。気になる事態だが近衛騎士団が対処しているはずだ。我々が動けば命令違反になるぞ。」

事態はアーリア帝国にとって深刻な問題だ。ランス達が設置した転移陣を通して2万のアンドロイドが潜入したのだ。目的は王宮や帝都の金品財宝の強奪、食料や衣類も同様だ。抵抗する者はその場で収納するが戦うのが目的でないので大半の者はその場では殺さない。近衛兵は全滅した。

 王宮にいる者の大半が収納された。帝都の周りで帝都を守る兵士達に帝都の現状を伝えるすでを持つ者がいない。議長は生き残った一人だ。議長はアンドロイドに抵抗せず全てを諦めた。結果は始めから判っていた。外交使節団の団長が決まった時から結果は判っていた。無能な皇帝は生きているだろうか。近衛兵は全滅したのだろう。自分は何時まで生きているのだろう。アンドロイド達の簒奪は何時まで続くのだろうか。簒奪が終われば帝都を破壊するのだろう。帝都の周りを守っている兵士達に現状を伝えるべきか。伝えれば惨状が広がるだけだろう。彼らは敵は外からやってくると思っている。少数の敵がいても近衛兵が殲滅しているはずだと思っているはずだ。議長は生き残った部下の一人に語った。

「きみがもし上手くここを出て帝都の周りを守っている者達に会えたら逃げろと伝えなさい。彼らまでも巻き込まれる事はない。戦って勝てる相手じゃない。アンドロイド達は人間じゃない。人間じゃない彼らと戦って勝てるわけがない。始めから判っていた事だ。我々では彼らに勝てるわけがない。アーリア帝国はおしまいだ。願わくば民の命はあまり奪わないで欲しいものだ。きみ達は上手く逃げなさい。帝都は間もなく火の嵐に巻き込まれるだろう。王宮にいては命がない。私は責任者の一人としてここに残る。帝都を滅ぼした後マリエール王国が更に攻め込むかは判らない。多分しないだろう。あの国に領土拡張の意図は感じないから。我々が誤って彼らを怒らせただけだから。上手く逃げれば追っては来ないはずさ。」

議長は部下達に脱出を試みるように伝えた。

 帝都の中はアンドロイド2万で金品財宝を簒奪されて近衛兵も全滅されてしまった。議長は部下に上手く逃げろと告げた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ