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         35 諸国連合

 諸国連合3ヶ国とアーリア帝国の者の会談の席にランス達の分身体は潜んだ。アーリア帝国の者は諸国連合に武器を輸出したいようだ。

          35  諸国連合


 ランス達の分身体はマーベル帝国に来ていた。諸国連合各国は概ね好景気だ。技術革新は進んており、事業、産業が活発である。国民は今の状況を歓迎している。特に戦争に巻き込まれる事もなく穏便に事が進んだマーベル帝国ではなんの問題も無いと考えている人々が多い。しかし帝国の指導的立場にある人々はそうではない。諸国連合の内両端を除く3国は脅されてマリエール王国に屈したが心の中では3国で自主独立の道を歩みたいと思っている。今日も3国の代表が集まって議論を重ねている。机上の空論を重ねるだけならば問題はない。問題はその席上にアーリア帝国の手の者がいる事だ。アーリア帝国の者は、

「マリエール王国はいずれあなた方の国々を手中に収めようとするだろう。戦争によってかも知れないし外の手段かも知れない。ようは自主独立を目指すならばそれ相応の実力の裏付けが必要だという事だ。」

誰も異論を挟まない。当然の事だからだ。マーベル帝国代表は、

「どうやって裏付けるからだ。」

当然の言葉だ。簡単に答えが出るならば問題はない。簡単でないから問題にしているのだ。

「アーリア帝国が安価で武器を輸出します。何も単独でマリエール王国に勝つ必要はありません。アーリア帝国が後ろ盾になっても結構です。しかし、諸国連合が望む物は自主独立でしょう。武器は必要です。マリエール王国は一枚岩でありません。もしもマリエール王国が一枚岩ならアーリア帝国でも勝つのは難しいかも知れないです。でも西の国とは対立しています。マリエールの故郷の国はマリエールが滅ぼしました。最初に滅ぼした東の国に王都を置いたほどです。北の国はマリエール王国の軍事力を恐れているだけです。所詮マリエールの軍事力だけです。今は勢いがあります。10年後20年あにどうなっているか判りません。その時なって物事に流されないように自主独立を守れるように準備しておく必要があると思いますよ。」

アーリア帝国の者の言う事は正論かも知れない。しかし諸国連合がアーリア帝国から武器を輸入する事は諸国連合の自主独立を守る事になるのだろうか。

 マリエールの分身体はその場で姿を現した。

「諸国連合の皆さん。アーリア帝国から武器を輸入したならマリエール王国への敵対行為としてマリエール王国は諸国連合に対して兵を向けます。今マーベル帝国王宮はマリエール王国の軍が囲んでいます。あなた方の返答しだいで軍が流れ込んできますよ。」

マーベル帝国の王宮を囲んでいるのはこの世界最強のマリエールの分身体だ。3ヶ国の代表とアーリア帝国の者は唖然とした。彼らの護衛もどう動いていいのか判らない。マーベル帝国の代表は、

「待ってくれ。これは誤解だ。我々はマリエール王国に敵意ない。アーリア帝国の者が我々に会いたいと申し出があったから会っただけだ。勿論アーリア帝国から武器を輸入したりしない。アーリア帝国の者はマリエール王国に引渡す。」

マリエールの分身体は諸国連合に不信感を持った。

 諸国連合の自主独立のために武器は必要だとアーリア帝国の者は言う。マリエールの分身体は姿を見せて武器を輸入するならば戦争だと言った。

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