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          34 学院

 新年を迎えた。錬金術の授業だ。一年生は学科だ。錬金術は作りたい物を考え、材料を揃え、手順を踏み魔法を詠唱する事で完成する。

            34  学院


 新年を迎えた。学院は一番学習に身を入れる時期だ。錬金術の特別授業もこの時期にある。錬金術は大釜が特徴のように作りたい物とそれに必要な材料、手順と魔法を計画して揃えなければならない。魔法を使うという事で言えば魔法の一種だが。残念ながら錬金術を主に扱う教師はいない。

 錬金術の主な需要は薬だ。錬金術はかなり高度な薬が出来る。錬金術でしか出来ない薬もある。薬があれば毒や幻覚剤も出来る。魔女が秘密の集会をしているという幻覚は、錬金術師の作る幻覚剤が元のようだ。

 薬やと魔法や幻覚剤だけではない。錬金術師は様々な物を作りだす。発想と材料と手順と魔法次第では様々な物が出来る。とにかく一年生は錬金術の学科で最終日に学科試験がある。

 講義は錬金術とは何かから始まる。そして出来る事、器具、材料となる物、計画や手順や魔法について説明がある。そして薬の作り方の説明だ。錬金術で作れる薬は多様だが、代表的な5種類の薬の作り方を学ぶ。

 最も初歩的な風邪薬の作り方だ。症状によって違うが一般的な風邪薬は以下のように作る。

1 材料となる薬草、唐辛子、羊の肉、にんにく、豚の肝----------。  

 を集める。

2 大釜に水を入れ茹でる。

3 材料を細くして大釜に入れる。

4 詠唱を唱えながら煮詰める。

5 煮詰まったら完成で容器に入れる。

錬金術の講義はこういった感じだ。

 何時も5人は一緒に行動している。実技も一緒だ。今日は防御魔法の実技だ。講義や防御の基礎は終了している。防御の実戦をする。防御魔法を掛けながら、弱い攻撃から強い攻撃に移動して行く。自分でリタイアするか倒れた場合は自動で転移する仕組みになっている。5人でチャレンジした。防御魔法の最終試験だ。5人それぞれ防御魔法を展開した。出発だ。始めは問題ない。軽いウィンドウカッターだ。次は少し強いウォーターハンマーだ。まだ5人とも耐えられる。次はストーンバレットだ。

「きゃあ」

マリアンヌの防御魔法が破られ、マリアンヌが退場した。次はファイアボールの荒らしだ。ミックが退場。次はアイスクルランスが降ってきた。そして雷魔法。クラスで最後まで耐えたのはマリエールとダリアとランスだけだ。学年でも同じだ。

 4月は学期末試験だ。先だって実技試験もある。4Aクラスの魔法精度の試験は、20m先の標的の破壊だ。1mの棒の上に直径10cmの的がある。棒は鋼鉄製で破壊不能、的を射るか破壊すれば合格。的は木製だ。一回で合格すれば優、順次距離が短くなり3回目は5mだ。魔法は問わい。多くの学生がファイアボールで挑んだ。20mのファイアボールは難しい。届かなかったり的を外したりする。ランスの番だ。ランスは貫通魔法で的の真ん中を射た。始めての合格者だ。クラスで後2人合格者が出た。マリエールはファイアランスで、ダリアはウィンドウカッターで的を破壊した。4Aクラスは2度目、3度目で合格を果たし不合格者はいなかった。

 魔法精度の実技試験だ。20m先の直径10cmの的を射るか破壊すれば合格だ。ランス、マリエール、ダリアが一回で合格した。

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