23 入試前
ランスは9歳になった。魔法学院の入試まで後半年だ。入試勉強に忙しい。冒険者ギルドに行ったらギルド長に依頼をされた。
23 入試前
ランスは9歳になった。毎日入試勉強や魔法学んでいる。入試まで後半年だ。冒険者ギルドに行って本やり取りや入試に関する書類を貰って来る。偶に厄介な依頼があったが無難に熟した。
今日は冒険者ギルドに行く日だ。厄介な依頼がない事を祈るばかりだ。何時ものようにギルド長室に通される。本を返し、また本を借りる。そして本の依頼をする。最近は魔法の本と入試対策に歴史か地理、礼儀作法の本かを借りている。市民向け講習会も受けている。ギルド長は、
「また、依頼を受けて欲しい。今回はきみだけに受けて欲しい依頼だ。なんと無茶だけど北の国の北にある国の王女が亡命を求めている。亡命の手はずは整っているが。国交のない国だ。国境を越えてこの国に入る方法がない。フライが使えるきみしか頼る者がいない。亡命を望む者はきみと同じ9歳だ。抱えて飛ぶのは可能な筈だ。国境に近い街までは転移陣で移動する。そこからは商人に紛れて相手国に潜入する。後は商人達の指示に従えばいい。」
ランスは何かきな臭い感じがした。断われない依頼なのだろう。正直げんなりした。明日の朝にまたギルド長室に来るように言われた。
翌日ギルド長室に出掛けとギルド長と美しい女性がいた。マリエール女王が成人すればこんな姿になるだろうと思えるような女性だった。部屋の床に陣のような物が置かれいる転移陣と呼ばれている物だろう。ギルド長は、
「早速現地に行ってもらう。この女性と一緒だ。成功を祈っている。」
女性は転移陣に乗ってランスを誘った。ランスは女性のところへ行って転移陣に乗った。女性はランスの手をとって唱えた。
「転移」
場所が変わった。随分寒いところだ。女性はランスの手繋いだまま
馬車のところ迄案内した。商隊のようだ。商隊の隊長のような人が
「ランス君ですね。私が、今回の計画の責任者です。ランス君はここまでダリア王女を抱えてフライで飛んで来るのが最大の任務です。夜間飛んで来るでしょうから判り辛いでしょうが、当日は明かりを灯しますから明かり目指して飛んで来て下さい。ダリア王女も商隊の宿泊施設で待っている筈です。ランス君は商隊の一員として国境を越えます。最初の宿泊施設で計画実行です。宜しくお願いします。」
ランスは馬車に乗った。剣は持っいないが、護衛のようなものだろう。ランスは周り気を張り安全を確認した。国境までにオーク5体と遭遇した。5体とも商隊と離れたところで魔法を当て収納した。
国境は問題なく通過出来た。宿泊施設まで着いた。国境まで程無いところだ。今夜決行だ。宿泊施設でランスはダリア王女と面談した。なるほど9歳の少女だ。ダリア王女は、流暢な旧東の国の言葉で話し出した。
「ランス様お世話掛けます。今夜8時に決行します。明日判明します。ランス様におんぶで国境を越えて頂きます。亡命後の事はランス様が予定の場所に連れて行って下されば心配ありません。宜しくお願いします。」
ダリア王女は才媛だ。
国境を接する北方の国からの亡命の援助だ。ダリア王女という。彼女を連れてフライで国境を越えるそうだ。同じ9歳だそうだ。




