20 ヘビモス
ヘビモスは強敵だった。中々魔法も効かない。アイスクルランスも効果がない。狙うのは目しかない。正確無比に目を狙うには長い詠唱が必要だ。
20 ヘビモス
ランスはヘビモスの正面から目を狙って攻撃した。黒龍の翼のメンバーには側面から足の付け根を狙って攻撃して攻撃して貰った。これだけの強敵に放つ魔法は詠唱が掛かるものでなければ効果がない。詠唱が終わる前に襲われたら攻撃できない。心の中で唱える、
「闇魔法、風魔法付与、貫通魔法24」
取り敢えず精度を求めず貫通魔法を放った。ヘビモスの顔面に貫通魔法を放った。目は貫かなかったが顔面に当たってダメージを与えたようだ。ヘビモスは怒りの唸り声をあげた。そしてブレスを放った。さっと避けた。ランスは今度は詠唱を唱えた。
「万物を作りたまいし神々に願う。ヘビモスの目に闇魔法と風魔法を籠めた威力ある高速の正確無比な貫通魔法をみまいたまえ。貫通魔法12。」
先程よりも威力があり、高速で正確に目を貫通魔法がとらえた。ヘビモスは怒り狂い、ブレスを放った。ランスはさっと避けた。
これを何度か繰り返した。ヘビモスの動きが明らかに鈍った。黒龍の翼の攻撃が効いてきた。ヘビモスの目は見えてないだろう。時々ブレスを吐くだけだ。
ランスは少し違う詠唱を唱えた。
「万物を作りたまいし神々に願う。ヘビモスの目に闇魔法と風魔法を籠めた威力ある高速の正確無比なアイスクルランスをみまいたまえ、アイスクルランス2。」
ヘビモスの目に氷の槍が突き刺さる。ヘビモスの息の根が止まった。ランス達の勝利だ。ランスはヘビモスをアイテムボックスに収納した。
ランスはフライで黒龍の翼のメンバーは徒歩でギルドに向かった。ランスはギルドでヘビモスの死体を出した。一週間後の朝にギルドに来るように言われた。
一週間後にランスと黒龍の翼がギルド長室にやって来た。ギルド長は、
「これがヘビモス討伐の報酬と買い取り金だ。ランスが7で黒龍の翼が3だ。こちらがランス宛の本と魔法学院関係の書類と本だ。女王陛下からの手紙もある。こちらが黒龍の翼へのヘビモス討伐の女王陛下からの礼状だ。ランスはAランク冒険者だ。黒龍の翼は以降ランスに頼らないようにと王宮からも言われている。Sランク冒険者が難しいならAランク冒険者に降格する事も可能だ。そうすれば高度な指名依頼がなくなる。」
黒龍の翼のメンバーは厳しい顔をしている。リーダーは考えてみますと言った。
ランスは買い物をして湖に戻って亜空間に入り本や書類を出した。女王からの手紙だ。
「ランス様、魔法学院を希望くださり、嬉しく思います。ランス様は魔法の才能が豊富で、将来一流の魔導師になられると思います。そのためには、より一層広く深く魔法を究める必要があると思います。魔法学院は10歳から15歳の学生が切磋琢磨して魔法の学習をします。魔法で仕事に就く役にも立ちます。ランス様は将来の展望をお持ちでしょうか。そんな話しもしたいと思います。
女王 マリエール より 」
ランスは考えた。冒険者としての将来しか考えなかったけれど、別の選択肢もあるんだと思った。
女王陛下から、ランスは手紙と本と書類を受け取った。手紙には、ランスには魔法の才能があり、広く深く魔法を学んで欲しいとあった。




