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         18 魔導書

 ギルド長から魔導書を受け取った。早速読んでみた。知らない魔法でも詠唱を唱えれば使える。魔導書があれば魔法が増える。

            18  魔導書


 冒険者ギルドに帰って、黒龍の翼に国からの報酬を分配した。ギルド長から青龍の買い取り金があるからこの曜日の朝はギルドに来るように言われた。ランスにギルド長が本を渡された。

「ランスに女王陛下からへの貸しだしの本だ。読み終わったら私に渡してくれ、希望の本があれば言って欲しいとの事だ。また魔法学院入学の希望があるかどうか聞いて欲しいとの事だ。」

そう言われてもこの世界の事がほとんど理解していない身には答えようがない。魔法学院なんて如何にもありそうだが学園物としてはヒットかも知れないが正直気乗りがしない。ギルド長は、

「まぁ10歳からだしゆっくり考えればいい。ただし入学試験があるから行く気があれば9月頃までには言ってくれ。」

ランスは頷いた。

 ランスは何時ものように、フライで湖の中の小さな島に着陸して亜空間に入り椅子に座って、女王陛下に借りた本を読み出した。魔導書だ。魔法について書かれている。知った魔法もあるし知らない魔法もある。知らない魔法について読むと魔法の説明と詠唱について書かれている。その魔法を試してみると使える。予想通り詠唱が判れば魔法は使える。どんどん魔法の詠唱を覚えて魔法を使えるようにした。また魔法一般の部分では、魔法は詠唱を唱えて行うものと一般には思われいるが、心の中で唱えて言葉では発声せず魔法を放つ事も出来る。また魔法を放つ事をイメージして放つ事も出来る者もいる。無詠唱魔法だ。イメージした途端魔法が放てるので咄嗟の場合便利だ。強い魔法を放つ場合、詠唱が長くなるので無詠唱魔法が便利だ。無詠唱魔法は詠唱魔法に比べ威力が弱くなる場合があるので詠唱魔法も覚えておく方がいい。とあった。

 知らない魔法、知らない詠唱があり次々と魔法が増える。無詠唱魔法の事は始めて知った。心の中で唱える事は何時もやっているからイメージしただけで魔法放てるとは思ってなかった。無詠唱魔法を試してみたけど、簡単な魔法しか出来なかった。

 もう一つ面白いと思ったのはオリジナル魔法だ。詠唱の言葉を変えて魔法を放つと違った魔法になるというものだ。イメージを強く持ちイメージにあった詠唱を行うと稀に成功するらしい。

 巻末に関連した本が書いてあった。この本の関連でまだ2冊あるらしい。木板に、本の名前を書いてギルド長に頼もうと考えた。魔法学院についても希望したいと答えて行う。魔法についてこんなに学ぶ事があるなら学院に行く意味があるだろう。

 周りはスッカリ暗くなっていた。寝る事にしよう。

 翌日は、図書館に行った。お金を払って入館した。色々気になる事はあったが魔導書だ。魔法の本だ。司書の人に聞いて場所を教えて貰った。木板と書くものを持って魔法と詠唱を書いた。100枚くらい書くと日が暮れてきた。亜空間に入って魔法の練習だ。一週間はそんな日々だ。久しぶりに冒険者ギルドだ。ギルド長に本を返し本の依頼をした。魔法学院にも入りたい旨を伝えた。

 魔導書には無詠唱魔法にも触れていた。ランスには初耳だ。魔法の勉強をしようと思った。魔法学院にも行こうと思った。

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