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出陣



何故、こうなった…?


「オラァアア!」

「ぎゃぁぁあ氣功拳!」

「ぐぁあっ」


「テメェふざけんなよォオオ!」

「来ないで下さいぃぃい!如意棒!」

「ぐおっ」


ルイさぁぁあん!ジンさぁぁあん!どこにいるの?!なんで私が1人で戦ってるの?!


事実は、今日の朝まで遡るーー







「今日からミリアにもレジスタントに参加してもらう」

「あ〜今日からですか…」

「そう。標的となる家はこのミーアリオ二等級のドバル家だ」


ひとつの顔写真には髭が濃くて脂ぎったおっさんが写っていた。


「こいつが当主ですか?」

「そ、このロクでもなさそうな奴が当主」

「でも、なんで狙うんですか?」

「こいつらは脱税を繰り返してるんだ。さらに言えば違法薬物を周りに売っていると噂がある。国家より通達があった」

「…それで、潰せと?」

「そうだね」

「でも、この人12歳の子供がいるみたいですけど…」

「それは不貞の子供だよ。使用人に手を出して生まれてしまった子供。母親と共に離れに住んでいるっていう情報があるから、そっちは保護するとのことだ」

「なるほど…よかった」


「じゃ、俺から作戦だ」


ジンさんはドバル家の屋敷の図面図のようなものを机に広げピンを刺した。


「追撃するのは夕方からだ。夕方になると当主のザハン・ドバルはこの遊覧の間に移動して踊り子を見ながら晩飯を食うらしい。ほぼ毎日な」

「そ、そんなこともわかるんですね」

「ああ、カイドウモン家の奴が使用人の中にいるからな」

「え?!そうなんですか?!」

「そうだ。大体の家にはスパイが潜り込んでる」


カイドウモン家…007かよ…。


「使用人の誘導は頼んである。目的は家の金品の強奪、及び違法薬物売買の顧客リストの強奪、ある程度の身体的傷害だ」

「おおう可哀想…」

「命は獲らないんだからましな方だろ」

「ある程度ってどの程度ですか?」

「殺さねえ程度に」

「ルイさんにできるんですか?」

「できるよ。ただ加減するのは面倒くさいから、外はジンとミリアに任せるよ」

「ジンさんとですか!わかりました」

「なんで少し嬉しそうなのかな?ミリア」


だってルイさんだとまた現場に血が流れるじゃないですかぁ!怖いんですよ!


「顧客リストの方は特に口を割るかわかんねえな」

「そうだね、噂ではノーブロリア階級にも手を出そうとしてるって聞いたから」

「まあ吐かなきゃ家ん中めちゃくちゃにしちまえば見つかるだろう」

「あの、使用人とかも攻撃するんですか?」


一応、無実だと思うんだけど…。


「まあ向こうの家の衛兵は間違いなく襲ってくるから適当に殺っておいて。使用人達はおそらくスパイが安全なところに案内してくれるから」


殺っておいてって殺しとけって言ってんじゃん!ルイさん!


「ま、まあ頑張ります」

「ジンが前線で戦って、ミリアはカバーにまわって。もし危ないことになったら逃げて僕のことを呼んでくれて構わないから」

「分かりました」



それで追撃の時刻ーー


「あ〜緊張する、死にたくない」

「大丈夫だって。お前はカバーだけだろ」

「そうですけど…」

「危なくなったらジンを置いて逃げてもいいからね」

「おい!それじゃ俺が死ぬだろうが!」

「何言ってんの、丈夫なくせに。ほら行くよ」




「「裁きの時間だ」」






中途半端で終わっちゃいました。すいません。

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