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女を怒らせると怖い理由

短いです。



次の日。


私の魔法がなんなのかを調べる修行と共に、剣道を生かした剣術、合気道を生かした護身術を習っていく。


剣道はスポーツに過ぎないし、合気道だって実践で慣れないととてもじゃないけど使えたもんじゃない。本当に悪意のある相手と対峙したときに対処できるようにしないと意味がない。


ただ一つの懸念。それは人を殺したくないということ。これは完全に私の日本人としてのエゴだ。この世界では特にカイドウモンの2人といることはかなり危険とみえる。つまり、それだけ殺しを目的とした奴が寄ってくるということ。それに2人でいることで女の私が人質として狙われることも考えておかなきゃならない。そうなると自分を守る力と、相手を殺さずとも動けないようにするぐらいの力はほしい。


「じゃあ先にどっちやる?魔法ならジンだし、剣術武術なら僕だけど…」

「ルイさんで」


問答無用、ルイさんだ。常識もない不届き者の助平野郎に用はない。


「おいおいまだ怒ってんのか?!謝っただろ」

「『悪りぃ』のことですか?そんな軽く謝られても誠意を感じませんね」

「ちゃんと謝っただろーが裸見られたくらいで…」


あら?あとの方の声が小さかったけどはっきり聞こえてますよ?私を怒らせましたね。


ツカツカとジンさんに詰め寄り距離を縮める。


「な、なんだよ」

「失礼」

「ぐぁあっ!!」

「うわぁ…」


ジンさんの大事な所を一思いに膝蹴りを入れました。ええ、同情的なルイさんの声も聞こえていますとも。


「お…っおま…っこれは…っ」


涙目のジンさん見て思うのはざまーみろという言葉のみ!


「『悪りぃ』です」


ふんだ!これだけで済まされる気持ちがわかったか!


「ミリア、やりすぎだよ。ジンが女の子になったらどうするの」

「かわいいんじゃないですか、ジンちゃん」

「ふ…ふざけ…っ」


下腹部を抑えてのたうち回るジンさん。似合ってます。


「今回のことはこれでチャラでいいです。ではルイさん、修行お願いします」

「うん、厳しくしてもアレはやめてね」


そういって目配せするのはジンさんの方向。心なしか青ざめてます?大丈夫です!ルイさんは私の怒らせてはいけないリストに入ってますからね!




神様の出番消えたな

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