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南蛮国
北元の交渉がまとまった頃、琉球王国から南蛮へ渡った大御所義教は、黎朝大越、
マラッカ王国、アユタヤ朝を周り明との対等交易を説いて回った。
中には、元の攻撃で混乱の収まっていない国もいたが、義教の力で収めることができた。
どの国も明の圧迫には困っており、義教の申し出は渡りに舟であり、申し出を断ることなく、明国を包囲する如く、同盟関係はできたのである。
義教の元には北元の状況も伝わって来た。
義教は北元からの使者に伝えた。
「我らはチベット国へ向かう。そちらもチベット国へ向かい合流しよう。
チベット国も我らの申し出に同意してくれれば、チベットから明国へ向かうと伝えてくれ。」
義教の明国への対等な交易交渉はもう少しで本格的に始まる寸前まで来ていた。




