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悪御所奮戦記  作者: ヒデオ
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十三湊

大御所 義教が琉球王国から南蛮国へ向かおうとしているころ、陸奥の諸侯から精鋭が集まり十三湊に集結していた。

十三湊には安東水軍率いる船が多数用意されていた。

精鋭を率いるのは、伊達大膳大夫持宗、最上右京太夫義春、安東陸奥守盛季であった。

三人の使命は、北元(モンゴル民族)と手を結ぶことであった。

しかも義教には、友好的な関係を結ぶことが使命であった。

三人は出航を前に、話し合っていた。

北元の大ハーンは、トクトア・ブハ・タイスン・ハーンであった。

「元々、明の領地を治めていた、モンゴル族に対して、明国はそのままにして、強力な連合国を作るということをいかに理解してもらうかだ。」

「北元は、未だに遼東半島を攻めようとしているからな。」

「そこだな。圧力をかけるふりだけてもして貰えば良いのだが…」

「とにかく、大御所様の想いを伝えて、我らの味方になって貰おうではないか。」


三人の腹は固まった。

次の日に十三湊から北元に向けて、精鋭達を乗せた船は出航した。

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