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朝鮮半島1
大御所義教はまず李氏朝鮮国に上陸した。
この頃の李氏朝鮮国王はハングルを作った(この頃はまだ完成前であった)世宗であった。
「確か、数年前に通信使とあったが、我ら日の本を明らかに下に見下していたな。
まあよい。明国にならって、朝貢などと称していたが、この国は明国に支配されている。
国王も、明に認められて初めて国王となれるらしい。この国とまず対等に渡り合うのは容易だろうな。」
「御所様、いや大御所様、応永の頃に朝鮮が対馬を攻めて、結果的に勘合符を持たない船は交易出来ないという約定を対馬の宗氏が結ぶことになりましたが、如何になさいます。」
「そのような約定を結ぶから海賊がはびこることになる。村上あたりはそれで儲けたのであろう。」
水軍達はぐうの音も出なかった。
「まあ良い。そんな面倒なことは無くしてしまえば良い。誰もが自由に交易出来れば、国も富むことが出来るのだ。
国王に直談判してやる。
もし戦さとなれば、皆、遠慮なくやるぞ。
ただし掠奪はならんぞ。
食糧はきちんと銭を払うのだ。
その為に金や銀をたんまりと持って来たのだからな。」
義教は、国を治めた後、金山や銀山を日本全国から探し当てており、今回の遠征の資金としていた。
一行は朝鮮の首都 漢城を目指した。




