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飛騨・信濃攻略8
村上氏、海野氏が朝倉氏を通して義教と手を結んだという知らせはたちどころに信濃国に広まった。
守護である小笠原信濃守政康は病を押して、朝倉教景の元に出向き、家督争いの調停と義教への恭順の意を示した。
諏訪、高梨氏も敵対しても無駄と感じ、恭順してきた。
朝倉教景は都の義教に信濃攻略の完了と共に地侍の扱いについて指示を仰いだ。
義教からの返事は以下の通りであった。
1.小笠原政康、村上頼清、海野幸数は信濃経営に関わりながら、甲斐並びに関東攻略準備を行う。但し、都の指示あるまで動かざること。
2.小笠原政康の家督争いについては都で裁定する故、該当のものが上洛すること。
3.諏訪、高梨家は本領は安堵するが、当主は必ず上洛し、義教に使えること。その間、兵は朝倉家が預かる事とする。
以上の内容を信濃の者に見せ、朝倉教景は血判を押させた。
ここに、信濃攻略は完了した。




