表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪御所奮戦記  作者: ヒデオ
15/104

激戦 大和国4

大和国の国人衆は、永享(嘉吉の前の元号)年間に、春日大社の神人と興福寺一乗院の対立が元から国人衆が対立し、義教の介入により和平がなっていた。

今度の朝倉勢の進軍により、国人衆は大和を攻める者に対して、結束は固まり、山城に篭った国人衆は、お互いに連絡を取り合っていた。

国人衆の筆頭は、筒井城の筒井順英と大和高取城の越智家栄であった。

筒井城は平城であった為、順英は爪の城、福住城へ篭っていた。

朝倉教景の兵は筒井順英の篭る福住城を攻めていた。

「筒井城であれば、まだ水の手を絶つことも難しかったかもしれないが、この城ならば、なんとか…」

教景は、すぐに城の水の手を探させた。


その頃、越智家栄の篭る大和高取城は織田久長が攻め、同じく水の手を探していた。

「良いか、朝倉より早く越智の城を落とすぞ。」

共に斯波家の守護代であった朝倉、織田はお互いに切磋琢磨していたのであった。


両勢は、ほぼ同時に各城の水の手を断つ事に成功した。

水の手を断たれた兵は、絶望的になるかヤケクソになるかである。


水の手を断って2日後の早朝の福住城。筒井勢は一か八かの勝負に出た。

朝倉教景の兵に朝駆けをかけたのである。

教景に油断はなかった。

「敵襲!」

物見の兵が叫ぶと、朝倉兵は一斉に備えを固めた。

筒井勢は500余、朝倉兵は5000である。

筒井勢が突っ込んだ途端に朝倉勢、一旦筒井勢を通す陣形を組んですぐに包み込んだ。

筒井順英が叫ぶ。

「しまった。囲まれた!

こうなれば、各々が道を開いて落ち延びよ!」

順英が兵に声をかけられたのはそれだけであった。それから半刻の戦いで筒井勢は殲滅された。


織田勢の戦いは対象的に、越智勢が突っ込んでくると、大量の矢を射かけてその足を止めて、正面から越智勢を攻めて、こちらは一刻の戦いで越智勢を殲滅した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ