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ウォルシード視点5

ルードジニアの部屋からウォルシードとイデスは出て、話ながら王宮の廊下を歩いていた。


「この後真っ直ぐ家に帰るのか?」

「いや…、騎士団の方に顔を出して帰る。」今後の予定も確認しないとな…とイデスに伝えた。

「そっか…俺もどっか飲みに行こうかと思ったが、やる事が山のようにあるからな…今度飲みに行こうぜ!!」

「最近付き合い悪いから必ずだぞ。」

ウォルシードは結婚してからイデスとの飲み会は断り続けてきたが、あまりにもしつこいのでしぶしぶ返事をした。


「当分忙しいが予定があいたら飲みに行ってもいい。」

また日にちは知らせるよ、「またな。」といいイデスは自分の執務室に入っていった。




そしてウォルシードは騎士団の処へ顔を出し、今後の予定やルードジニアの誕生祭当日の警備について話しあっていた。全て終わって邸に着いたには日付が変わっていた。


邸に入るとさすがにユーフェミアの姿はなくディードが出迎えてくれた。


「お帰りなさいませ、旦那様。」


「ああ…。」


「食事はお済みですか?お済みでなければお持ちしますが?」


「何でもいいちょっとした軽い食事とウイスキーを私の部屋に…。」


「かしこまりました。」

ディードが下がろうとした時ウォルシードは

「一週間後にルードジニアの誕生祭がある、夜の舞踏会に夫婦で参加する。殿下命令だ。」

「もうそのような時期ですか…」

「ディード…ユーフェミアのドレスや靴あと、アクセサリーの準備を頼む!!」

「はい…

かしこまりました。」


「あと私がいない間…何もなかったか?」


「はい。何も問題ありませんでした。」


「そうか…ユーフェミアは変わりなかったか?」

ウォルシードはユーフェミアの事が一番気になっていた。

ディードは…はぁ~と言いながら「奥様ならセシル様が来た日以外は毎日読書と刺繍をしていたよ。」

「そんなに気になるならもう少し早く帰って来たらどうだ。」

と呆れながら言い下がっていった。




ウォルシードは自分の部屋ではなくユーフェミアの部屋に行った。扉を開けさ中に入るとテーブルに本を拡げ、椅子に座ったままうつ伏せで寝ているユーフェミアがいた。


ウォルシードは慌ててユーフェミアに近づくとユーフェミアから寝息が聞こえときたので安心して、ユーフェミアを抱き上げてベットに向かい、起こさないように下ろした。




寝ているユーフェミアの頭を撫で髪を少しすくい口付けを し、そして頬を撫でながら今度はユーフェミアの唇に深く口付けをした。




ウォルシードはもうそろそろディードが自分の部屋に来る頃だろうと思い立ち上がって部屋から出ようとした時、急に手を引っ張られてベットに倒れてしまってた。危うくユーフェミアの上に倒れそうだったが、何とか横に倒れた。しかし、しっかりと右腕を持たれ剥がすことが出来ずにいた。



ウォルシードは焦ってユーフェミアの腕を離そうとしたが時間だけが過ぎていき、とうとうディードが探しに来てくれたが、扉を開けこの状態を見て、静かに扉を締め下がっていった。

ウォルシードはどうすることもできないまま

領地の視察で疲れはてた体は眠気には勝てず、体は仰向けで右腕は寝ぼけたユーフェミアに抱きつかれた状態で寝てしまった。



次の朝、騒ぎになることがわかりながらも……。


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