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入れ替わり(新)  作者: 向日田 たぬき
3/4

第2話〜彼女の香り

おはようございます。から書かせていただきました。ここから 物語は展開していきます。入れ替わりを果たした相手は何と!お楽しみいただけましたら幸いです!

 これはもしや、貝塚 さゆりさんの香りではなかろうか?唯一好きな人の匂いだから、間違えるはずもなかった。これは、さゆりさんが、すっと近づいてきた時にふんわり香るあの匂いそのものなのだ。

 してみると、自分は・・・。中島芳郎は、何故か期待に満ちていた。

これは、僕の躰は!もしかして!そう。中島芳郎は、大好きだった貝塚 さゆりとの入れ替わりを果たしたようなのだ。

━━これほ最高に嬉しいパターンかも知れないぞ。

「よし、こうなったら、自らあの世に向かうこともない。まだチャンスはあるのかも知れないぞ!よし、貝塚さんの躰で貝塚さんのように生きてみよう」

と、独り言を言い、しっかり眼を見開いてきびすを返した。

 貝塚さんの所属する人事部は、5階にあるのだった。芳郎は意気揚々と、人事部のドアを明けた。しかし、誰も顔をあげない。さゆりの存在に気づいてないのだろうか?他人にはこれは貝塚さゆりには見えてないのだろうか?不安になった。

ところが、課長席に座る名札に野口と書かれた課長らしき男が、

「君、そんなとこに突っ立ってないで仕事をしてくれないか?それとも具合でも悪いのか?」

人事部に入るのは初めてだった。まあ確かに普段はあまりかかわりたくない部署なのに違いはない。だから課長の名前も知らなかった。

 と、それを見かねた女子社員から声が掛かった。

「どうしたの?御自分の席にお着きなさいな」

 芳郎は、歩き方に気をつけた。貝塚さんは、こんなガサツな歩き方はしなかったと思う。

 芳郎は、精一杯努力しながらも、何とか自分の席らしい席についた。すると、

「なんかぎこちないね。脚を怪我でもしてるの?」

先程の課長から、またも声がとんできたのだ。

お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。Web 会議 かどうか微妙です よろしくお読みになってくださいませ

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