4:ほんの一手間で親切仕様のページに! 作業負担の軽減とその方法
「(どちらにしようか)迷うなら まとめてしまえ ホトトギス」
ということで、登場人物紹介と作業をまとめてアップする予定でしたが、登場人物紹介でうまくまとまらずに苦戦中です。
前回更新から2カ月近くも経ったのに、まだ数行も書けていないありさま……
ならば----------------------
「書けぬなら 別のを書こう ホトトギス」
ということで、個別にしてこちらを先に書くことにしました。
・いつの間にか、ブックマークが100件をこえていました!(本当にビックリです)
辟易=うんざりすること……というタイトルどおり、一読者の私がうんざりしていることを書いた、作者様にとっては耳に痛いエッセイなのに……
なんて、きと……ゲフン、ゴフン……意識が高く、向上心の高い方が多いのだろうかと、頭が下がる思いです。(本当に)
遅筆&内容の関係上、更新は非常に不定期かつ遅いですが、よろしくお願いします。
前回のトピックで、それぞれの作品に出会うまでには『探す』という読者の作業があるという(当たり前の)ことを書きました。
今回は『作者様の作品の1つにたどり着いた状態であることを前提条件』として、一手間かける(?)ことで親切仕様なページとなり、結果として読者の作業負担が減る=アクセス数がアップする(かも)ということについて書いていきたいと思います。
「せっかく書いた記事や、他の作品も読んでもらいたい」
……という考えが根底にある方を対象としていますので、そうでない方には関係のない話なので、わざわざ私の辛口仕様なエッセイなどを読んで時間を無駄にしたり、不愉快な思いをすることはありません。
ブラウザバックしていただけるのならば幸いです。
たいして目新しい内容ではないかもしれませんが、それぞれ項目別に書いていきたいと思いますので、おつき合いくださる方はよろしくお願いいたします。
では、前置きはここまでとして早速はじめましょう。
■あなたの作品から、あなた自身のマイページに行けますか?
今更でしょうが、確認方法の手順を書きます。
1.まずは、あなた自身の作品のページを開いてみてください。
タイトルがあり、その横もしくは右下あたりに『作者: 』という項目があるかと思います。
※ 携帯の方は「小説案内ページ」にある作者名を確認してください。
2.『作者:○○』にある『○○』の文字の色を確認してみてください。
・黒以外: 問題なくマイページに行くことができます=見てもらえる機会が増えるでしょう
・黒:マイページに行くことができないので、他の作品を見てもらえる機会が減るでしょう
なぜ私がマイページに行けるかどうかを尋ねたのか……というと、その作品が気に入った場合は、『同じ作者様の他作品を見るためにマイページにお邪魔して、他作品がある場合は気になった作品を片っ端から読む』からです。
気に入った作品に出会ったのはその時が最初のため、(その作者様にとっては)数年前に書いた作品であっても感想を入れることもあります。
読者にとっては、数年前の作品だろうが何だろうが関係ありません。 (その人にとって)気になる作品か、そうでないかだけの問題ですから。
(実際に縁あってマイページにお邪魔した作者様の作品を読みあさり、気に入った作品に感想を入れたところ、「○年前の作品なので、もう感想が入ることはないと思っていた」というようなコメントをいただいたこともあります)
こういった行動は私だけではないようなので、『マイページにすんなり行けるのならば、他の作品を見てもらえる確率が高くなる』のではないかと思います。
逆に、マイページにすんなりと行けない(黒だった)方は、『その機会を自ら棒に振っている』といっても過言ではないかと思います。
実際問題、「他の作品もあるのならぜひ読んでみたい!」と思った方がみえたのですが……
マイページは、リンクなしのため行けない →
普段はまったく開かない『小説情報ページ』を開き、マイページに行けないかを確認 → ダメ →
さらに下の方を見てその作者様の他作品がないか確認 → ダメ →
作者名を検索にかけたけれど出てこない or 似たような作者名がたくさん出てきてどれがどれか分からない → 断念
……といった経緯を迎えたこともありました。
気になった小説を片っ端から開いて、うっかり検索ページを閉じてしまった私の自業自得とはいえ……非常に切ない。
(残念ながらこういう、うっかり はよくやってしまいます)
ランキングページだと変動するため、ランキング外になってしまった場合も同様の結果になるのですが、もし、そのページの作者名からマイページへ行けたのだとしたら、こういったことはなくなるのではないかと思います。
そこで、なぜマイページに行ける作品と行けない作品があるのか? という理由を明記したいと思います。
これは、とある作者様のエッセイを読んではじめて知ったことですが……
ずばり、小説を投稿する時『作者名欄にわざわざユーザネームを書いた』ことが原因です!
ユーザーネームとは別に、その作品だけのペンネームのつもりで書かれたのならば、
「マイページに来てもらいたくない」
「ユーザーネームで書かれた他作品を見て欲しくない」
……という意図もあるかもしれませんから何も言いませんが、もしそうでないのならば『小説情報ページでユーザーネームに変更』するなりの処置をされた方が良いかと思います。
■あなたのマイページの掲載作品、分かりやすく分類されていますか?
続きもの(続編・番外編・他者視点など)をシリーズ化するのは必須として、作品数が少ない方には(あまり)関係ないかもしれませんが、作品数が多い(特に10作以上書かれている)方、長編・短編と入り乱れている方、イロイロなジャンルに挑戦している方などは、シリーズ化するなどをして分類・整理をしておいた方が(読者にとっては)親切で良いと思います。
(長編だけ、短編だけ、同じジャンルでも別物を扱っている方は、ケースバイケースで整頓していったらいいかと思います)
……というのも、マイページにたどり着いた読者が最初にぶち当たる壁(?)が掲載作品の量です。
数作程度ならまるで問題なく、すんなりと気になる作品を選んで読むことができますが、量が多くなってくると結構大変。^^;
(活字中毒の読み専の方にとっては、それはそれでなかなか楽しいんですけどね……)
特に、続きもの!! (後日談・番外編・別視点など)
なぜなら、新しい作品から順に上から並べられていくため、続きものだったりすると『一番最初の話を探していかなければならない』のです。
10作以上の方のページとなると、その最初の話をたどっていくのが結構な手間になります。 特に携帯ユーザーの方だとかなり大変だと思います。
なので、せっかくの(あなたの書く小説のファンになりつつある)読者をガッチリつかみ逃がさないためには、『探す手間を最小限にし分かりやすくする必要性がある』と思うのです。
(そこまでしてまで……という方には関係ない話なので、どうでもいいことでしょうが……)
----------そのための方法とは、繋がりのあるすべての作品を『シリーズ化』するなどして分類し、分かりやすくまとめることです。
ただそれだけのことで親切仕様になり、(読者にとっては)検索が(多少は)楽になります。
(人それぞれなので一概には言えませんが、私の場合は、シリーズ化から開かず作品一覧に目を通していき、気になる作品を片っ端から開いていきます。
「○○の続きです」というものを発見したら、そのページをまず開いてシリーズ化されているかどうかを確認。
シリーズ化されていたら、シリーズ化トップページから一番最初に書かれた作品を開いてから読むといったやり方をしています。
シリーズ化されていたらそこから検索していくという方もいるでしょうから、どちらにとってもよいかと……)
どれだけ分かりやすくなるか……を例を使って見ていきましょう。
短編7作、長編7作あったとします。 内訳は以下の例だったとした場合……
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・引きニートでチビ・デブ・ブサイク… (長編) ギャルゲームの世界
・信長に転生したからには… (長編) 歴史もの
・へのかっぱ (短編) ギャルゲームの世界
・ヘノヘノモヘジ… (短編) 推理小説
・乙女ゲーのヒロインになったから… (短編) 「悪役令嬢…」のヒロイン視点
・スマホで… (短編) 現代もの
・指輪にまつわる物語 (長編) 乙女ゲームの世界
・チートスキルで偽世界無双… (長編) 偽世界転移もの
・僕が望む未来 (短編) 恋愛もの 「私の未来」のヒーロー視点
・チーズでおかきな事件 (長編) 推理小説
-------------次のページへ----------------
・悪役令嬢は処刑回避のために… (長編) 乙女ゲームの世界
・○○の歴史についての考察 (短編) 歴史もの
・ウェディングドレスは誰が… (長編) 現代もの
・私の未来 (短編) 偽世界転移もの
**************************************************
このままだと、イロイロとあって混沌としていてとても見にくい状態です。
特に「乙女ゲーのヒロイン…」と「悪役令嬢は処刑回避…」、「僕が望む未来」と「私の未来」は続きものです。
コレを探しやすくするために『シリーズ化』を使ってまとめて行くとどうなるか……
どうまとめるかは人それぞれなので一概にコレ!というのはありませんが、(センスのない)私が上記の例を簡単にまとめるのなら……
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例1
○乙女ゲーム「クリスタルラビリンスの世界」
・悪役令嬢は処刑回避… (長編)
・乙女ゲーのヒロイン… (短編)
○私の未来シリーズ
・私の未来 (短編) 偽世界転移もの
・僕が望む未来 (短編) 恋愛もの 「私の未来」のヒーロー視点
○ギャルゲームもの
・引きニートでチビ・デブ・ブサイク… (長編) ギャルゲームの世界
・へのかっぱ (短編) ギャルゲームの世界
○乙女ゲームもの
・指輪にまつわる物語 (長編) 乙女ゲームの世界
○推理もの
・ヘノヘノモヘジ… (短編) 推理小説
・チーズでおかきな事件 (長編) 推理小説
○歴史もの
・信長に転生したからには… (長編) 歴史もの
・○○の歴史についての考察 (短編) 歴史もの
○長編作品集
・ウェディングドレスは誰が… (長編) 現代もの
・チートスキルで偽世界無双… (長編) 偽世界転移もの
○短編作品集
・スマホで… (短編) 現代もの
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……こんな感じになります。
『シリーズ化』する前に比べると、多少はマシ(?)になったかと思います……が……(自信が無い)
基本は短編は短編に、長編は長編にまとめておいて、推理・歴史などのジャンルは短編・長編関係なくそれぞれのジャンルに、乙女ゲームやギャルゲームなどはそれぞれの世界ものとして別にまとめていきます。
(人それぞれなので、なるべく分かりやすく分類していけばいいかと思います)
新しく作品を書いた場合は、可能な限りその都度それぞれの分野に合わせて整理して行けば、親切仕様のページになっていくでしょう。
同じ登場人物を使った話の続編を書いた場合は、シリーズ化処理をすることをお忘れ無く!
■続きもの作品の時に、次の話へスムーズに行けますか?
これまで、マイページへ行けるか? 作品が分類されていて分かりやすいか? を尋ねましたが、今回は続きものの作品の中で一番最初に書かれた作品のページを一番下まで読み終わった状態から、『ランキングタグ欄』を使って次の作品へスムーズに誘導するための方法を紹介したいと思います。
このネタは、当エッセイに感想をくださった方から提供されたネタを元に書いていきます。
ネタを提供してくださった方、本当にありがとうございました。
話を戻して、ご存じかとは思いますが『ランキングタグ欄』とは、本文・後書きの後に表示される欄のことです。
コレを設定していれば、連載の場合は「<< 前の話 目次 次の話 >>」の下の部分に『ランキングタグ欄』で設定した事項が表示されます。
ここの欄を有効活用することによって番外編や別視点などなど、次のお話へと簡単に読者を誘導することができます。
分かりやすく具体例を挙げていくと、こういうことが可能になります。
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例3
・ヒロインは… (短編) ヒロイン視点
・ヒーローは… (短編) ヒーロー視点
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この小説は、同じ出来事をヒーローとヒロインそれぞれの視点で書かれた短編です。
本来ならこれらをすんなりと読むことはできません。 『シリーズ化』でまとめてあれば、シリーズ化トップから移動することはできますが……
しかし、双方のページのランキングタグ欄にそれぞれのURL(httpから始まるホームページアドレスのこと)を埋め込んでおけば、あとがきの下からすぐに移動することが可能になります。
この例では短編ですが、長編であっても当然ながら可能です。
いかがでしょう? (読者にとっては)親切仕様で便利になると思いませんか?
さて、そんな便利なこともできる『ランキングタグ欄』ですが、ただご自身の作品ののURLを貼り付けておけばいいという訳ではありません。
『HTMLタグ』というものを使って指定する必要があります。
そもそも『HTMLタグ』とは何ぞや? という方のために簡単に説明をするのならば、『ホームページに内容を表示させたり、ページを移動させたり、画像を表示させたりといったことをするための命令』とでも思っていただけるとよいかと思います。
私は今現在長編しか書いたことがないために、短編の管理ページを開いたことはないので短編に関してはよく分からないのですが、大体は一緒だと仮定した上で、早速設定する手順を紹介していきたいと思います。
1.「ホーム|ユーザーページ」を開いたあと、該当する小説のタイトルをクリックし、管理ページを開いてください。
2.管理ページの中から『ランキングタグ設定』を探し、クリックしてください。
3.長編だと「設置場所:目次ページ下部、各小説ページ下部(あとがき欄の下)」という欄がそれぞれ表示されているのを確認してください。
(短編は恐らく「設置するランキングタグを入力してください」だけだと思います)
4.(今回は)あとがき欄の下から、次の話へスムーズに行けるようにしたいため、「各小説ページ下部(あとがき欄の下)」を活用することにします。
5.以下の文をコピー&ペーストし、「あなたのページのURL」にはページのURLを、「ここには任意の文字」には、小説のタイトルなりなんなりを入力してください。
※ 決して、その他はいじらないでください!
<a href="あなたのページのURL">ここには任意の文字</a>
6.設定[確認]をクリックし、設定内容が変更されているかを確認、このときに実際に移動できるかを確認しておくとよいでしょう。
7.設定[実行]をクリックする。
8.該当小説ページを開き、確実に表示されているか? 移動できるか? を確認。
上記5の例で行くのなら、「ここには任意の文字」という文字が、あとがき欄の下に表示されています。
クリックすると、「あなたのページのURL」というページに行きます。
9.問題なければコレで終了です。 お疲れ様でした。
以上の手順をに沿って入力・確認するだけで、読者は(興味を引かれれば)簡単に他作品、該当ページを見ることができます。
複数のページに移動できるようにしたい場合は横一列にしたり、改行を指定して縦に並べるといったこともできます。
●横一列にする
<a href="あなたのページのURL">ひとつめ</a>(ここの間にスペースを入れるなりなんなり)<a href="あなたのページのURL">ふたつめ</a>
↓
「ひとつめ(ここの間にスペースを入れるなりなんなり)ふたつめ」
●改行する
※改行を指定するタグは <br>です。 半角英数で打ち込んだら改行指定が入ったため、ご自身で<>と間にbrという半角英数を打ち込んでください。
<a href="あなたのページのURL">ひとつめ</a><br>
<a href="あなたのページのURL">ふたつめ</a>
↓
「ひとつめ」
「ふたつめ」
……と表示されます。
作品をスムーズに見ることができるようになる(他の作品も見てもらいやすくなる)ので、ぜひ有効活用してみてくださいね。
もちろん強制ではありませんが……^^;
※ 余談ですが、最近みかけた連載小説のランキング欄で、「登場人物紹介」「活動報告」などのリンクを貼っている方がみえました。
以前にお返事等で個別にお話しした方もみえましたが、実際に目にすると、やはりとても見やすくて個人的に嬉しかったです。
他にも書きたいことはありますが、他の作品も……という趣旨に沿ったものではなくなるので今回はココで終了します。
お疲れ様でした。
追記:活動報告に小話を載せ、○月○日の活動報告にありますと、後書きによく書いている方を見かけますが、その場合は該当ページのURLも添えるなどの配慮があると、ずいぶん後から作品に出会った読者でもわずかな手間で読むことができます。
(携帯の方は厳しいかと思いますが)
連載作品でいくつも小話を書いたのなら最終的には小話集としてまとめたり、ランキングタグ欄を使って該当ページにリンクを貼るなどの配慮があると、携帯ユーザーの方も読みやすくなると思います。
該当ページに手間隙をかけず、ストレスなくたどり着けるような配慮があるページが増えることを願っています。
次は「読みやすい表現を!(仮)」か「登場人物紹介」か……です。
おそらくは「読みやすい表現を!(仮)」かなぁ……。




