雑な転生
タイトル通り雑な転生描写ですお気をつけください
荷物を纏め終えて俺はレヴィアタン様の部屋に再び訪れていた。
「で、どうやって俺をその世界に送るんです?」
レヴィアタン様は俺の質問に答えず、部屋の隅の本棚の前に立った。そして本を二つ取りそのうち一冊を俺に渡してきた。
「?これは……?」
「……貴方の身の安全の保証以外にも私がしてあげられることはまだあるの。」
……つまりこの本がそのしてあげられることってことか……。
「この本は私と干渉を可能にするもの、いちいち水晶持つなんて危ないでしょ?」
「そうかも知れませんけど……まぁ、ありがとうございます。」
俺がお礼を言うとレヴィアタン様は照れるように髪を弄び始めた。そのまま「で」と、レヴィアタン様は続ける。
「もうひとつしてあげられることがあるの……それは、あっちの世界で見てみてね!」
そう言われると気になるんだよね……まぁ、レヴィアタン様がこういってる訳だし我慢するか……。
「わかりました……それで、最初の質問に戻りますが……」
「あぁ、うん。どうやって貴方を送るか、でしょ?」
あ、話を聞いてた上で無視してたのか……。余計に質が悪い……。
「はい、その通りです。」
「……それはね」
そう言うと彼女は一枚の札を床に投げつけた。
すると、
「ここからよ。」
床に一つの魔方陣が浮かび上がる。
レヴィアタン様は最後に俺にこう言った。
「そろそろお年寄りがくるわ……早く行きなさい。」
そう言うと俺を魔方陣のなかに押し込んだ。
……レヴィアタン様……
正直、急に追放とか言われて最悪でしかもそれが貴女のせいでしかもしかも急にレヴィアタン様の作った危険だと思われる異世界に行かされて…………とにかくさようなら……俺は20年後会えることを楽しみにしています




