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そんな私の別人生。  作者: 久留間水樹
それぞれの出会い編
32/47

30 昔



 死体。

  

 死体、死体、が、あ、る  なん で   か い   これ  死、   体  あ な んで 


「あ、ああああああああああああああああっ!!!!!!!!」


 吐いた。


 吐瀉物かまき散らされ、ぜいぜいと息を吐く。


 頭が上手く回らない。


 熱っぽくなって、視界が滲んだ。


「おい、アクア!アクア!」


 いつのまに来たのだろう。


 アヴェルが私の体を揺さぶる。


 ランルは目を見開いて、死体を見つめた。


「…これは…」


 ランルはぺたりと座り込んだ。


 私はアヴェルの体を突き飛ばし、名前を叫ぶ。


「モア…っ!モア…!!モア!!」


 瞬間、モアが出てきて、私の体を抱きしめた。


「まま、だいじょうぶ。だいじょうぶだから。まま、安心して」


「死体、死体、みたの。あれ、おねえちゃん、わた、し…わたしは…?」


「まま、ちがう。ちがうの。あの人は、ただの他人。ままがやったんじゃない。まま、だいじょうぶ」


 フラッシュバックする、記憶。


 やめて。


 お願い、やめて。


「わたしが、やったの…わたしが、ころしたの…わたしが、わたしがそうわたしがわるいの!!!どうしようどうしよう、いなくなっちゃったわたしのせいであ、あぁあああ…あああああっ!!」


「ちがう、ちがうよ、まま、だいじょうぶ。もあが、ついてる。ままは、ころさない。もう、だいじょうぶだから」


 …×××。


 私の”名前”を、誰かが呼んだ。


 その瞬間、糸が切れた。



「                                    !!!!!!!」



 そして、私は意識を手放した。


 

 



今更ですが、アクア、「闇の焔姫」の莉緒ちゃんに似てます←


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