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そんな私の別人生。  作者: 久留間水樹
それぞれの出会い編
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13 職業



 ご飯を食べて、二日酔いも治ったので、この世界のお勉強の時間。


 知らないと困るのは私だし。


「ねぇ、この世界の人ってどうやってお金を稼ぐの?」


 まず、これは超重要な質問だった。


 なぜなら、これを知らないとアヴェルにお金返せないし。


 宿代だって馬鹿にはならないのだ。


「まず、王宮というのがある。この世界の国王の元で働くんだな。騎士や傭兵から雑用まで、様々だ。次に、神殿。この国なら風神を祀るための神殿があり、そこのトップの大巫女の世話をしたり大巫女になるための修行をする巫女や大巫女の補佐の神官。でも神殿だと辞めるまで特別な事情がない限りほとんど外に出られない。それからギルド。魔物の討伐の依頼や、動物を狩って食料の提供、危険な場所への配達、国の傭兵として雇われたり様々な仕事を受け持つなんでも屋みたいなものだな。あとは商人や農民だ」


「ギルド、ってのが一番良さそうだなぁ…」


「野宿をしなければならない依頼もあから、まだ早いかもしれないが…。依頼を選べば危険はないだろうな。俺も付いていくし」


「ギルドって、どうやって入るの?」


「認定試験を受けて、受かったら入れる。お前なら落ちることはないだろう」


 おお、じゃあ、明日ちゃんと準備してから行こう。


 もちろんあのドジ女神に言われたことも忘れてはないけど、お金ないとどうしようもないし。


 あ、そうだ。


「お金ってどんなの?」


「銅が1ベギー。銀が10ベギー。金が100ベギーだ」


 実物も見せてもらう。あー、なるほどー。


「そういえば、神様同士って仲悪かったりするの?炎神と水神みたいに」


「風神と水神は仲がいい。風神と炎神はまぁまぁで、炎神と雷神も普通だな。雷神と水神も仲がいいぞ。風神と雷神は仲が悪いけどな。だから、神殿に行くのに好意的な扱いを受けないのは炎神くらいだ」


 へー。これにもいろいろお話があるんだろうけど、今は置いとこう。すぐ必要になりそうな知識じゃなさそうだし。


「じゃあ、力関係は?」


「雷神は水神に強く、水神は炎神に強く、炎神は風神に強く、風神は雷神に強い。それぞれそれ以外の力とは相殺レベルだ。もちろん魔力や魔法の力によって左右されるが。これはホーリーや魔法も同じだからな」


 了解了解です。


 うーん、これくらいかなー、今知りたいのは。


「じゃあアヴェル。ギルドに入るために何がいるのかとか、あと魔法もっと教えて」


「ああ、分かった」


「もあも行くー」


 一緒におとなしく聞いていたモアも手をぶんぶんふって行く行くアピールをする。


 うん、なんだか今日は練習に身が入りそう。







少しずつこの世界のことも解説しなきゃなー。

ということで、説明回です。

うーん、いつになったらこの人たちは神殿へ出発するんだ…?

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