表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生人語  作者: 岩田 ヒロ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/9

転生人語 #008 ― 便利(いらないものが増えすぎた世界)―

 便利な世の中になった。わたしは便利なツールを使いこなすのに一苦労だが、使いこなす現代人は現代人で、また別の悩みを抱えるようになったらしい。


 ***


 世の中は本当に便利になったと思う。


 調べ物はネットで充分。図書館も新聞もいらない。

 最近はお題を言えば、AIが情報を集めてくれる。


 ネットでたいていの病気の治し方は分かる。病院に行かない。


 ペイペイがあれば現金いらない。

 ナビがあれば地図いらない。

 エアコンがあれば夏服も冬服もいらない。


 洗濯機は乾燥までしてくれる。物干しいらない。

 コンビニに行けば何でも手に入る。大きな冷蔵庫いらない。


 シャワーがあればお風呂いらない。

 ネットがあれば世界の様子は分かる。出かける必要はない。


 アマゾンがあれば買い物に行かない。

オンラインで勉強できる。学校に行かない。


 LINEで簡単に連絡が取れる。電話もメールもいらない。

 スマホがあればすぐ会える。待ち合わせ時間なんて決めない。


 スマホがあれば、記憶力なんていらない。

 電子レンジがあれば、料理なんてしない。


 お金さえあれば、旦那いらない。

 ——すると、スマホとネットさえあれば、あたしはいらないのか?


 スマホとネットのない世界は想像できない。

 いや、ない方が幸せなのかもしれない。


 ***


 そもそも、手間を省くために便利なものが発明されてきたのだが、旦那や妻まで“いらない”と言い出すのは本末転倒だ。

 昔も今も、人には心の支えが必要で、いつも横にいてくれる友やパートナーが欠かせない。


 便利さが進んだ次の百年先、人々はどんな生活をしているか見てみたい。


読んで頂き、ありがとうございます。

評価と応援よろしくお願いします!

毎日更新しています。フォローして頂けると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ