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異世界で自分なりの軍団を作り上げます。  作者: 護國鬼


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361話 第何次とも知れない改革 4

久し振りの投稿です(いつも同じ事を言ってますm(_ _)m)。こうして更新をするのは自分にとっても良い頭の運動になりますがなかなか時間が取れなくて残念です(*_*)

 公城敷地内に併設された公国軍司令部


 以前は公城内に設置されていた総司令部だが、組織の拡充に伴い場所を移転していた。なので今は城には臨時の司令部が設けられていた。


 王が居る城に総司令部が有った方が便利なような気もするが通信機器が発達していれば距離はあまり関係なくなり、寧ろ敵の標的になった際に敵の攻撃目標を分散化できる。


 ※的確な表現では無いが、米国も大統領の居るホワイトハウスと国防総省(ペンタゴン)は離れている。


 執務室にいた筈のマコトの姿はかつての総司令部に有った。


 「それで、新興国家ロザリンドとそこで起こりつつある事態の説明を」


 「了解しました」


 参謀肩章を付けた中佐が返事をして中規模な液晶ディスプレイの電源を入れる。既にある程度の準備はしていたようだ。因みにこの中佐は空軍の所属のようだ。情報部では無い事にマコトは少し疑念を抱いた。


 「ロザリンド王国は以前の我が国との衝突により、周辺国が幾つか滅亡した後に新興と荒廃、統合を繰り返してうまれた国家のひとつです。実在も怪しい亡国の王族を名乗る一派が建国を宣言していました」


 ここまででモニターには国旗らしき旗の写真や王族と思われる人物らの顔写真等が映し出されていく。


 「国家の基盤となるような産業も予算も持たない国として我が国との関係を改善し、第三国との交易の中継地として生き残りをかける国策を実施しました。


 我が国との関係性も悪くありませんでしたがロザリンド王国の成立を望まぬ者、我が国を良く思わぬ者達らの跳梁を許して国政の内部にまで浸透をされました。


 今回の反乱が起こり、国政内部に浸透した反公国の者の手引きによりロザリンド王国関係者としてヤマト公国領内に入国した者達が各地で破壊活動を行っています」


 「ふむ」


 マコトは鼻を鳴らす。


 「我が国が他国の人間に好き勝手させる訳が無いな。状況はどうなっている」


 マコトの問いに中佐が答える。


 「司令部に入って来ている情報を総合しますと暴徒化した人間はそのほぼ全てを鎮圧済みです。ただ・・・・」


 「ただ?」


 「悪意を持っているロザリンド王国人とそうでない者を区別するのに手間がかかり、ロザリンド王国人は予防処置として一切の区別なく拘束しているので勾留施設が不足しているという報告が多数挙がって来ています」


 「なるほど・・・・。その土地にある一番大きな建物を接収させて勾留施設の代用とせよ。必要とあらば国庫から予算を出して改築しても構わない。甘い顔をして舐められる位ならば断固とした処置を取ることを示せ」


 中佐は了解の意を込めて一礼する。


 「ロザリンド王国本国はどうなっている」


 マコトは問題の元凶に意識を向ける。


 「国内各地で体制派、反体制派の衝突が起こっています。ロザリンド王国軍と名乗っていても所詮は寄せ集めの烏合の衆。反体制派が体制派に攻撃を仕掛けて漸く敵味方の識別が出来る、といった状態のようです」


 中佐は呆れたような物言いだが、ヤマト公国軍も健軍以来10年を経過していないことを気にしないのだろうか。まあ公国軍の年配の軍人には亡国の元軍人も少なくは無い。


 「自分達で敵味方の識別が出来ないならば我々に出来る筈も無い。この内紛に介入するのはリスクが高過ぎる。国境を封鎖して出国のみで入国は拒否、援軍や援助の要請は例えロザリンド王国国王の名義でも信用出来ない、として断れ」


 「内紛終結後に揉めませんか?」


 中佐は意外、といった感じで答える。


 マコトは冷たく一笑する。


 「そもそもの元凶は彼らに有る。自分達で解決が出来ないようならば取引する価値は無いし、国力が比較するのも烏滸(おこ)がましいほどの隔たりがある。何にも言わせはせん。それで良いな」


 「「「了解しました」」」


 会議に参加して今まで発言してこなかった諸将官が了承の意を示す。マコトによる公国の方針が示されたのだからあとは彼らが実務を実行するのだ。一から十までマコトが決定する組織の規模ではもうなかった。


 「では自分は執務室に戻る」


 そう言ってマコトは書類の山の残る仕事場へと還るwのであった。




 

 

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