32話 アライヴが”あの生活”をできる理由
”あの一件”以来
仲良くなった
アライヴとヴェア
笑い合う二人を見て
学校 昼休み
ノルト「・・・・・・・
(・・・あれ?)
ノルト「(・・・・・この二人って
・・・修羅場って
・・・なかったっけ?)
ノルト「(・・・・・だから
・・・”あんな状態のメッセ”が
・・・私に悩みを相談してきたんだよね?)
ノルト「(・・・・・・・
・・・あれ?)
ヴェア「その
艶々な
髪と肌ほしい」
アライヴ「私はヴェアの
本による想像力が欲しい」
ヴェア「え~
あげるよ?
髪と肌を引き換えに」
アライヴ「それ
剥ぎ取るつもり?」
ヴェア「そうかも?」
笑い合う二人
ノルト「(・・・・・・・・
・・・あのときの
・・・ガチでメッセを
・・・励ました私を
・・・返せ?)
ノルト「(・・・・・・・・それに
・・・気に入らない
アライヴ「ノルト?」
ノルト「・・・ア~ラ~イ~ヴ~?
君の!
親友は誰だあああ!?
アライヴ「ノルトだけど?」
ノルト「・・・・・・・・・・
・・・よかった
どうしたの?
ノルト「・・・・・もう
・・・寝取られたのかと
・・・思って
誰が誰に?
ヴェア「ノルトさん?
アライヴの食生活
知ってる?」
ノルト「・・・・・知ってる
・・・・・それを聞いて
・・・美しくなることを
・・・あきらめたよ?
・・・私も
なんで?
ノルト「どうして!
アライヴは!?
あんな!
食生活と!
生活ができるんだあああ!?
アライヴ「・・・・・う~ん
場所を変えていい?
メッセの家
アライヴ「人に
聞かれたくないことなんだ
ヴェア「・・・・・じゃあ
・・・・・話さなくても」
不特定多数にね?
アライヴ「食生活に限っては
”元父親”に
やらされてたことだし
ヴェア「(・・・”元父親”?)」
ノルト「(・・・・・そうだったのね)」
ノルト「でも
今も
続けなくても
良くない?
ノルト「”しなくてもいい環境”に
なったんだし?」
アライヴ「それわね?
なぜ
これを続けてるかと
言うと
アライヴ「私
”今のお母さん”に
恩返ししたいんだ
ヴェア「(・・・・・”今のお母さん?)」
ノルト「メッセの母親
アリィさんのこと?
アライヴ「そう
行く場所も
帰る場所もない
テクスと私に
アライヴ「住む場所と
居場所をくれた
アライヴ「テクスと私の
高い学費も
払ってくれた
ノルト「・・・・・」
ヴェア「・・・・・」
アライヴ「だから私は
恩返ししたい
アライブ「本当は
バイトを考えてたんだけど
思いあがってるわけじゃ
ないんだけどね?
アライヴ「なんとなく
わかるの
メッセは彼氏は
私との時間が減るのが
嫌そうだなぁって
アライヴ「だから
その中でできる
私の恩返しは
スーパー巡りで
可能な限り
家計を抑えること
アライヴ「家事も手伝って
支えたい
アライヴ「むしろ
もらってばかり
だからね?
アライヴ「ジュースも
お菓子も
食べなければ
負担にならないし
アライヴ「と言うか
その生活を
”元父親”に
やらされてたから
元々
負担じゃないし
アライヴ「できるだけ
お金を負担をかけないで
可能な限り
支えてあげて
アライヴ「お母さん
身体も悪いから
お母さんの
手助けをしたい
ノルト「・・・・・」
ヴェア「・・・・・」
アライヴ「それが
私の
今の生活を
している理由だよ?
ノルト「・・・・・」
ヴェア「・・・・・・・」
”なんて
良い子なんだあああ;;!”
そうなの?
アライヴ「これだけの
恩を受けてるのだから
返したいじゃない?
”なかなか!
できないよおおお;;!”
ノルト「・・・・・・・お母さん;;
・・・わがままな娘で
・・・ごめんなさいいいいい;;!
ヴェア「・・・・・お母さん;;
本ばかり読んでて
ごめんなさいいいいいい;;!
アライヴ「どうしたの!?
二人とも!?
帰り道
ノルト「・・・・・アライヴって」
ヴェア「・・・・・うん
”・・・とんでもなく
・・・きれいな存在だ”
ノルト「・・・・・もらったら
・・・・・返す」
ヴェア「・・・・・当たり前のように
・・・・・言う
”・・・精神年齢!
・・・何歳ですか!?”
ヴェア「・・・・・アライヴさん
・・・見習わないと
ヴェア「・・・・・尊敬して
・・・崇め奉らないと
そこまで!?
ノルト「・・・・・でも
・・・私たちに
・・・できると
・・・思う?
ヴェア「・・・・・そうだね
・・・ムリ




