30話 持つ者と持たざる者
・・・みんな
・・・死んじゃったんだよ?
・・・行く場所も
・・・帰る場所も
・・・ないんだよ?
ヴェア「・・・・・なんのために
・・・生きるの?
セラン「・・・」
セラン「・・・・・・・
・・・俺のために
・・・生きろ?
教室 昼休み
フェルク騎士団の襲撃で
ギダ・バーグの一族は滅びかけ
リーザを助けに行った
バルサファイとの
二人の名シーン
メッセ「人と世界と
想いの奇跡
メッセ「もう
てめえら?
演劇部に入れば?
・・・そこまで
・・・みんなの前で
・・・演じるとか
メッセ「は?
教室で
やっておいて?
ヴェア「・・・・・あ」
趣味の
ファンタジーの話を
セランと話してたら
我を忘れて
演じてしまったヴェア
メッセ「委員長?
キャラ変わってねえ?
いいんだよ
これで
セラン「好きな人が望むなら
何者にもなれるよ?
ヴェア「・・・・・・・・
・・・好きな人
・・・あんたら?
マレーナ「・・・・・・・・・・
・・・他所で
・・・やれや?
・・・ごめんなさい
メッセ~♪?
アライヴ「お弁当
一緒に食べよ~♪?」
マレーナ「・・・・・目の毒が
・・・増えた
・・・そうなんだよね
マレーナ「ノルト?」
ノルト「・・・・・ずっと
・・・イチャつきを
・・・見せつけられて
・・・居るんだよ?
そうなの~
ノルト~?
・・・てめえの
・・・せいでな?
・・・アライヴ?
ノルト「あのとき!
メッセが!
私に相談しにきたとき!
ブチ壊せば良かったあああ;;!
・・・それが
・・・本心か
メッセ「でも
ノルトに
握手を求める
ノルト「メッセ?」
メッセ「あの時の言葉
誰に一番
使うべきだったの?
メッセ「あの言葉を聞いて
本当に
誰に使いたいか
気づかせてくれた
ノルト「・・・・・・・」
ありがとうな?
ノルト「・・・・・・・・
・・・そんな
・・・名セリフ
・・・みたいなこと
・・・私は
・・・言ってたんだ
・・・無自覚かよ?
アライヴ「じゃあ~
今日は~~~!
みんなで!
お弁当 食べよー!?
手作り弁当をメッセに
ノルト「中身!
見ていい!?」
マレーナ「私も!!」
アライヴ「どうぞ~?」
ノルト「・・・・・」
マレーナ「・・・・・・」
アライヴ「どうしたの?」
ノルト「・・・・・えっと」
マレーナ「・・・・・うん
”・・・すごく
・・・健康に
・・・良さそうな
・・・お弁当だ”
どういうこと~?
ノルト「メッセ!?
これで!
満足できるのかよ!?
メッセ「あ?」
ノルト「この!
いかにも!
薄味ですよ!?
って!
主張してるような!
弁当でさ!?
マレーナ「もっと!
ジャンクな物を食えよ!?
ガツンとしたもの食えよ!?
それが高校生の食べ物かよ!?」
メッセ「・・・・・・・・・
健康にも
美容にも良くて
最高じゃね?
ノルト「・・・・・そうだった」
マレーナ「・・・・・こいつらは
”・・・スーパーで
・・・成分表談議で
・・・盛り上がれる
・・・バカップルだった”
・・・珍種みたいに
・・・言わないで?
セラン「だから
アライヴさん
肌艶も良くて
髪も綺麗なのかな
アライヴ「・・・・・・・・・
・・・いま
・・・なんて?
セラン「え?
肌艶も良くて
髪も綺麗なのかなって
セラン「言ったけど?」
アライヴ「・・・・・」
アライヴ「・・・・・・・
・・・メッセだけじゃ
・・・なかったんだ
彼氏を信用しろよ?
アライヴ「・・・彼氏だから
・・・言ってるのかと」
メッセ「前にも言ったけど
俺は
思ったことが
言葉になっちまうんだよ?
メッセ「問題のある発言なら
一度 立ち止まれるけどな?」
アライヴ「・・・・・そうだった
・・・過去に
・・・そう言ってたね
・・・セラン?
ヴェア「・・・・・私の
・・・髪の毛と
・・・肌艶は?
セラン「だってヴェア?
本の読み過ぎで
”いろいろ”
サボってるだろ?
・・・ウソでも
・・・誉めてよ?
セラン「保育園からの仲だから
遠慮がなくなったな」
ヴェア「・・・・・それでも
・・・私の
・・・彼氏に
・・・なりたいの?
ヴェア「・・・・・アライヴさんは
・・・ナチュラルに
・・・誉めるのに
・・・いま
・・・なんて?
ヴェア「ノルトさん?」
ノルト「・・・・・・・
・・・それでも
・・・私の彼氏に
・・・なりたいの?
・・・だと?
ヴェア「・・・・・・・あ」
ノルト「・・・・・」
マレーナ「・・・・・・・・」
”・・・・・彼氏
・・・・・欲しい~;;”
てめえら?
さいきん
そればっかだな?
ノルト「ヴェアさん!?
要らないなら!
セランくん!
ちょうだい!?
・・・あげない
ノルト「要ら無さそうじゃん!?」
セラン「ヴェア?
それが本心?
ヴェア「ちがう!
ちがうからね!?
まだ!
わからないって!
言ったじゃん!?
マレーナ「・・・・・ほぉ
・・・”まだ”か
ヴェア「・・・・・・・・追い込まないでよ?」
ノルト「・・・・・・マレーナ?
・・・こいつらの
・・・イチャつき
・・・ぶっ壊して
・・・やろうぜ?
・・・良い考えだ
・・・相棒?
・・・二人とも?
・・・良からぬ考えは
・・・やめなさい?
ノルト
マレーナ「だったら!?
私たちに!
メッセをくれ!?
あげない!!
クラスメイト「(・・・・・っていうか
・・・・・てめえら?
・・・さいきん
・・・目に毒だから
・・・爆発しろ;;?)




