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29話 君の事が好きだからだよ?






         頼むよ!?


         サッカー部に!


         入ってくれよ!?





               ・・・何度も


               ・・・断ってるだろ?








教室


ビリア「お前が居れば!

    頂点も夢じゃねえんだよ!?

    だいたい!!








             それほどの実力がありながら!


             なんでサッカー部に入ってないんだよ!?










セラン「・・・・・・・・・










             ・・・嫌いだからだよ?











ビリア「・・・・・・・











            ・・・あんな!


            ・・・パフォーマンス!


            ・・・できるのにいいい!?











セラン「他を当たってくれ?」








ヴェア「・・・・・・・」









   


            じーーーーーーーっと


            セランを見つめるヴェア














ヴェア「(・・・・・たしかに










           ・・・身近すぎて


           ・・・観察対象から


           ・・・外してた)












ヴェア「(・・・・・こうして

     ・・・・・観察してみれば











            ・・・メッセくんくらい


            ・・・良い人なんじゃ)












ヴェア「(・・・・・メッセくんのときと

     ・・・・・同じだけど










             ・・・本当に私は


             ・・・観察しなきゃ


             ・・・いけない相手を


             ・・・観察していない)















ヴェア「(・・・・・なんて











             ・・・もったいないことを)














放課後 教室




セラン「帰ろう?










                ヴェア?










ヴェア「・・・・・・・・









         ・・・学校で


         ・・・呼び捨ては







                 もう


                 いいだろ?













セラン「昨日の









          体育の授業の


          君への僕の叫び声で


          もうバレてるし








                 ・・・すごいこと


                 ・・・してくれるよね?











ヴェア「・・・・・私の名前を













            ・・・みんなの前で


            ・・・校庭で


            ・・・叫ぶなんて













ヴェア「・・・・・あれから









          ・・・友達に


          ・・・からかわれて


          ・・・からかわれて


          ・・・止まらない









                   都合がいいかもしれない












ヴェア「・・・・・どこが?」





セラン「だって











              君は僕の物って












セラン「教えることができただろ?」






ヴェア「・・・・・・・










            ・・・私は


            ・・・セランの物











ヴェア「・・・・・・・









            ・・・これまでか!?









ヴェア「あの女将軍を!!










              討ち取れえええええ!?












セラン「・・・・・・・










             ・・・100の火矢が

  

             ・・・絶望と共に


             ・・・襲って来る










セラン「生きてたか?」




ヴェア「レアット!?」











                 なあミユ?













セラン「奇跡って信じるか?」





ヴェア「・・・・・・










             ・・・わからない











ヴェア「でも!!










             あなたが!


             傍に居てくれる!!










ヴェア「それだけで!

    私には奇跡なの!!」






セラン「・・・・・・・・










              ・・・じゃあ













100の火矢が!

瞬時に斬り捨てられる!!









ヴェア「・・・・・・・・











             ・・・レアット?












セラン「・・・・・・・・・










            ・・・生き残ろうぜ?


            ・・・ミユ?












ヴェア「・・・・・・・・・」





セラン「第3人類との決戦

    巨大空中要塞同士での

    空での死闘











               ミユのピンチに


               レアットが助けに行く


               救援シーンだな?












ヴェア「・・・・・・・・・」




レアット「言っただろう?











              ぜんぶ


              頭に入ってると













ヴェア「・・・・・・・・









      

            (・・・さすがに


             ・・・メッセくんも)











ヴェア「(・・・・・ここまで











              ・・・して


              ・・・くれないよね?)













ヴェア「・・・・・・どうして












               ・・・そこまで


               ・・・してくれるの?













セラン「・・・・・・・・











               君の事が好きだからだよ?














セラン「言っただろう?」






ヴェア「・・・・・・・・・











             ・・・・・・・・・・・


             ・・・・・・・・・・・













ヴェア「・・・・・・・・・












                ・・・ねえ?
















ヴェア「・・・・・・・好きなのか













               ・・・まだ


               ・・・わからないけど















ヴェア「・・・・・君を













               ・・・知りたいって


               ・・・言ったら















セラン「・・・・・・・・・・・」












              ・・・都合のいい


              ・・・女の子かな?
















セラン「・・・・・・・・












              ・・・やっと僕を


              ・・・観察してくれたか?














ヴェア「・・・・・え?」





セラン「都合良くないけど












               都合良くなってくれ?











セラン「その

    都合の良さが











               僕にも都合が良い












ヴェア「・・・・・・・・・・・」













              セランの


              となりに立ち


              足並みを揃える













セラン「ヴェア?」




ヴェア「・・・・・・・・・・













               ・・・まだ















ヴェア「・・・・・好きに

    ・・・・・なったわけじゃ












               ・・・ないからね?














ヴェア「・・・・・まだ











              ・・・わからないからね?













セラン「・・・・・・・・・・












                  あぁ














セラン「”今”は













                それでいい
















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