25話 きれいな世界で生きられれば
・・・わりぃな
・・・アライヴ?
・・・家事ぜんぶ
・・・任せちまって
メッセの家
アライヴ「う~うん
私こそありがとう
テクスの
転校手続きを
ぜんぶやってくれて
メッセ「クラスメイト
ほぼ全員が
センコーにけしかけられたとは言え
いじめに参加してんだろ?
そんな学校に
テクスを居させられない
アライヴ「・・・・・・・」
学校側も非を認め
転校にかかる費用など
全額どころか
アライヴ「(慰謝料まで)」
テクス「お兄ちゃ~~~~ん;;!
怖かったよおおおお;;!
テクスを
優しく抱きしめ
メッセ「・・・・・・
・・・怖かったな
メッセ「・・・・・つらかったな?
・・・もう
・・・大丈夫だからな?
テクス「うあああああああああん;;!」
アライヴ「・・・・・・・・」
・・・あのあと
・・・メッセは
アライヴ「・・・・・テクスのために
・・・安全を確認できる
・・・小学校を
・・・時間かけて
・・・探し回り
アライヴ「(・・・そのため
・・・10日も
・・・学校を
・・・休んでる
アライヴ「(・・・でも
・・・彼の)」
クソヤローには
何をしてもいいと思ってる
アライヴ「・・・・・・・
(・・・きっと
・・・彼は)
アライヴ「(・・・きれいな世界で
・・・生きられれば
・・・聖人)
アライヴ「(・・・・・でも
・・・世界は
・・・それを
・・・ゆるしてくれない)
アライヴ「(・・・・・メッセは
・・・・・クソヤローに
・・・とことん
・・・容赦がない)
アライヴ「(・・・・・本当に
・・・この世界が
・・・きれいならなぁ)
アライヴ「ねえメッセ?
週末
みんなで
出かけようよ?
メッセ「いま
それどころじゃ」
だからだよ?
アライヴ「リフレッシュしようよ?」
テクス「私も行きた~~~い^^!」
メッセ「そうするか」
アライヴ「・・・・・テクスが言うと
・・・・・素直に頷くのね?」
メッセ「そういうわけじゃねえよ?
いま
傷ついてるのは
テクスだからな
アライヴ「・・・・・・・」
メッセ「楽しんでこような?
テクス?
テクス「うん^^!」
アライヴ「・・・・・・・・
(・・・やっぱり
・・・聖人)
土曜日 メインストリート
メッセ「どこに行こうか?
ノープランで来ちまったし」
アライヴ「どこでもいいよ?
この三人なら
どこに行っても
楽しいからね
テクス「うん^^!」
メッセ「ありがとうな
そう言ってくれて
アライヴ「・・・・・・え?」
・・・テクスの目の前に
アライヴ「(タバコの火が!!
間に合わない!!)
ぐあああああああああ!!
アライヴ「・・・・・・・
・・・え!?
メッセ「・・・・・・・・」
歩きタバコの相手を
”殴って退かせることで”
テクスに
タバコの火が当たるのを防いだ
メッセ「・・・・・・・・
・・・子供も居る
・・・人通りの多い街中で
メッセ「歩きタバコとか!?
なに考えてやがるんだよ!?
いい歳した大人がよ!?
メッセ「テクスに!!
一生 消えねえ!
火傷が残ったら!!
メッセ「どうしてくれるんだ!?
クソヤローよ!?
町中は騒ぎになった
アライヴ「・・・・・・・・
・・・メッセ
・・・来なさい?
メッセ「・・・なに?」
警察「・・・・・・・
・・・傷害だ
警察署
メッセ「だから!
正当防衛だって!
言ってるだろうがあ!?
メッセ「そうしなきゃ!
テクスの顔に!
タバコの火が!
当たってたんだよ!?」
アライヴ「信じてください!?
私もその現場を見ました!!
それに私はテクスの姉です!!」
警察A「・・・その現場を
・・・ちゃんと
・・・確認したのかね?」
警察B「・・・騒ぎを聞いて
・・・駆けつけて
・・・確認は
メッセ「・・・・・警察が
・・・よく
・・・確認もしねえで
メッセ「誤認逮捕とか!?
笑わせえてくれるじゃねえか!?
アライヴ「メッセ!?」
迎えに来たよ?
アライヴ「・・・・・・・・
・・・ミサカ先生
ミサカの説明で
事情聴衆のあと釈放される
メッセ「・・・・・すまねぇ
・・・せっかくの
・・・楽しい休日に
・・・なるはずだったのに
アライヴ「・・・・・・
・・・う~うん
アライヴ「・・・・・あなたは
・・・何も悪くない
アライヴ「・・・・・この
・・・人と世界が
アライヴ「・・・・・クソヤロー
・・・なんだよ
テクス「・・・・・お兄ちゃん::
守ってくれてえ
ありがとおおおおおお;;
メッセ「ケガはなかったか?」
テクス「うん^^!」
君もやるねぇ
ミサカ「警察に啖呵を切るなんて
学生の頃の
僕と同じだね?
メッセ「不良になった
覚えはねえぜ?」
ミサカ「勝手に
不良にしないでくれよ?」
アライヴ「・・・・・・・・
(・・・これは
・・・正しいの?)
アライヴ「(・・・・・それとも
・・・間違ってるの?)
アライヴ「(・・・・・ただ
・・・私は)
アライヴ「(・・・・・私は)」
歩きタバコの人間から
テクスを守ったメッセを
思い出す
アライヴ「(・・・・・・・・
・・・私は)




